ロジャー・ミッシェル監督『恋とニュースのつくり方』

ちょっと息抜きにラブコメディを見ようということで探したのが『恋とニュースのつくり方』で2010年のアメリカ映画。全体にやたらとテンションが高くてストーリー展開は単純なものだけど、あれよあれよと最後までいった。面白かったけど日本語タイトルがなんとかならんかったかな。

主人公のテレビプロデューサー、ベッキー(レイチェル・マクアダムス)は仕事をクビになって新しい職場を必死で探す。ようやく手に入れた仕事は低視聴率で存続が危ぶまれている番組で、なんとか資料率を上げようとテコ入れに奮闘する。
メインキャスターの老練ダイアン・キートンの横に有名キャスターのマイク(ハリソン・フォード)を雇って座らせるが、彼は自己主張が強く最近のテレビ界の軟弱路線を軽蔑しているからどうしようもない。
あれこれあって、視聴率は低下するばかり、ベッキーは寝る間も惜しんでアイデアを出すがうまくいかない。局内で恋人ができるがデート中も仕事のことばかり考えている。
最後は頑なだったマイクが誇り高く自分の仕事をして、ベッキーの評価も上がり、格上のテレビ局からお呼びがかかる。
面接中につけてあるテレビにマイクが料理しているシーンが映る。それはマイクからベッキーへのラブコールのようなものだった。
さすがにハリソン・フォードとレイチェル・マクアダムスは恋愛の対象には無理だから、別の恋人ができる設定。