ロバート・ゼメキス監督『マリアンヌ』

ブラッド・ビッドの映画で見たのは『セブン』『ファイト・クラブ』くらいしか思い出せない。そうそう『テルマとルイーズ』のチンピラ役もあったなあというくらい。
それと『セブン』の刑事役がよかった。妻の役で共演したグウィネス・パルトローと付き合っているとのことで応援してたんやけど・・・。ずいぶん古い話だ。

『マリアンヌ』は久しぶりのブラッド・ピットと初めて見るマリオン・コティヤールの共演で、1942年、第二次大戦下のモロッコでカナダ人工作員のマックス(ブラピ)とフランス人工作員のマリアンヌ(マリオン・コティヤール)が指令を受けて会う。普通に出会うのではなくいつ死ぬかもしれない環境で、一緒に活動しているうちに恋に落ち結婚し娘が生まれる。イギリスにもどって生活していると、上司から呼び出され「君の妻マリアンヌに二重スパイの疑いがある。君の手で始末しろ」と命令される。マリアンヌの決断がすごい。

ブラピは顔も姿も美しくてほれぼれした。マリオン・コティヤールは初めてだけど、1940年代のヨーロッパの女性の感じがよく出ていて美しい。イングリット・バークマンやローレン・バコールを彷彿させる美しさ。

コーヒー淹れてチーズとチョコを

昨日は姉のところへ行くのに阪神百貨店でいろんな頼まれ買い物したので行きしからしんどかった。老人は牛肉を食べるようにとテレビでいってたそうで、「肉めし弁当」を買うてきてやといわれる。最近はお昼ご飯をつくる気が起きないそうで、昼ごはんはカップラーメンだそうだ。わたしと姪が行ったときは上等なお弁当になるのでありがたいという。翌日の分も買っていくから毎日カップラーメンではないはず。デイサービスに週2回行ってるし。

姉の話し相手はええかげんな返事をしないように気をつける。居眠りしたり聞いていないようでこちらがええかげんなことをいうと後でさっきこんなこというてなあとモンクをつけるから。だいたいの会話が同じことの繰り返しやねんけど。ええ加減な返事にはすごく敏感(笑)。

いろいろ片付けて夕方タクシーで堀江にもどってきてほっとした。iMac見にアップルストアに行けたし(なかったけど)(笑)。
今日は我が家の夏支度(ストーブ片付けたり、毛布洗ったり)で忙しかった。晩ご飯を食べてから姉の電話の相手を25分した。11時過ぎて相方がクラブ活動に出かけたので、これからコーヒー淹れてカマンベルチーズとチョコレートをほんの少しだけ食べる。

堀江で一服×二回

長らく待っていたiMacの新製品を今夜注文した。
アップルストアに行って品物をみてから注文しようと、夕方堀江で待ち合わせ。リブラでピッツアを食べてジョローナで一息ついた。リブラの外をベースさんが自転車で駆け抜けていった。次はベースでジャマイカチキンを食べねば(笑)。

買うつもりのマシンは、27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル。アップルストアで見て、これがうちに来るのねと確認したかったけど(我が家のイベント)、まだ店には置いてなかった。その上にわたしはカードで支払うつもりだったのに持っていくのを忘れてた。しかたなく帰ってネット注文するかと引き上げたのであった(笑)。なにしてることやら。

このまま帰るにはもったいない穏やかな夜。帰り道にあるアブサンで白ワインとイワシとサーモンを一皿ずつ頼んだ。珍しくクラシックっぽいライブをやってていい雰囲気。久しぶりだったので、また来るねと約束して帰った。iMacはネット注文した。やれやれ。

ロバート・バドロー監督・脚本『ブルーに生まれついて』

「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を聞きたいときはマイルス・ディヴィスの『Cookin’ with the Miles Davis Quintet」をかける。70年頃に東京にいたいまは亡き弟が「これええで」と持ってきてくれた。もらってから何度も聞いているうちにLPレコードの時代からCDの時代に移った。このCDはわたしがかけるCDのうちいちばん聞いているといっていい。

「ジャズと自由は手をつないでいく」なんて言葉をかかげていたわたしと違って弟はウエストコーストジャズが好きだった。そしてお金をつぎ込んだレコードを惜しそうに持ってくるのだった。惜しいと聞かせたいの気持ちがレコードにこもっていた。
わたしが自然に口ずさむ曲にけっこうウエストコーストジャズが入っている。ジェリー・マリガンがトップ。映画『真夏の夜の夢』のマリガンものすごくかっこよかった。
チェット・ベイカーは名前はもちろん知ってたけど、気をつけて聞いたことがなかった。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」の人やね、なんていうくらいで。

今夜、イーサン・ホークが演じるチェット・ベイカーを見て惚れた。『ブルーに生まれついて』(2015)

夕暮れの66展からyobareyaへ 帰り道にはお月さん

近所にある細野ビルで毎年行われる66展が今年も開かれた。6時6分から始まるので夕方ばたばたと出発。間に合ったけど空き席がないようなのでビルの横の植え込みの縁石に腰掛けた。毎年のことなんだけど(笑)。開け放したビルの窓から中が見える。
ドラムの音が響き小澄源太さんのライブペイントがはじまった。まだまだ日が暮れない。少し涼しくなったので、先日ジョローナで買ったばかりのスカーフを巻いた。だんだん日が暮れていくのを見ているのがよい。こんなときでないと外でぼんやり座っていることがないから。

1時間ほど見ていてから、お腹が空いてきたので先日から気になっていた西大橋のカレー屋「yobareya」に行った。相方が最近なにかのとき行ってビールを飲んできた。カレーがうまそうだという。
お店に入るととてもおしゃれな店内と素敵な店主さん。

口コミサイト「Retty」から引用します。
【ココナッツとキーマの2種類がベースになっていて、ココナッツは甘めのスパイシーさが、キーマは辛さが引き立つカレーになっている。一番人気は「アボカドチーズカレー」で、ミルキーでとてもまろやかなグリーンカレーだ。体のことを考えて作られたカレーとおしゃれな内装で、多くの女性客を魅了している。】

このとおりでおしゃれな女性客が多くて会話がはずみ賑やか。
わたしらは両方のカレーを1皿ずつ頼み途中でお皿を交換した。どっちもおいしくて、今度食べにきても同じ食べかたをするだろう。生ビールがうまかった。食後のコーヒーもうまかった。

66展にもどるという相方と別れて歩いての帰りしに、ふと見上げたらお月さんが上の方にあった。うちのベランダからはこの場所は見えないからラッキーだった。

玄米の豆ご飯

何年も前に玄米ご飯にしようと決めて、玄米を買ってきて始めるんやけど、いつの間にか白米にもどってしまう。決めてから1ヶ月くらいは真面目にやっているけど突然戻る。うじうじと白米の日が続いてそのまま続くというのがわたしのパターンだった。相方になっても玄米期間が長いけど、やっぱり戻る。うまくいい玄米が手に入らないせいもあったんやけど。

玄米飯、今年はよく続いている。
月に一度は玄米を扱っている店にきちんと買いにいく。ご飯を炊く前日に忘れずに米を研ぎ、翌日は柔らかい玄米飯が炊き上がる。ひと箸とって口に入れて噛むとすごくおいしい。
一汁一菜が流行っているそうだけど、玄米だど味噌汁に漬物、納豆と海苔と梅干しがあれば完璧という気がするが、うちは他に魚と野菜の「酒の肴」がつく。

今日は玄米の豆ご飯だった。独特の味わい、玄米だから少なめに食べるところを、うまいうまいといつもよりよけいに食べてしまった。
今日の晩ご飯:日本酒、アジの干物に根菜とキュウリの漬け物、豆ご飯、豆腐とネギの味噌汁、梅干し、ほうじ番茶。

そらまめを焼いてビール、そして豆ご飯

そろそろ豆の季節が終わりそうだからと相方がえんどう豆をたくさん買ってきた。大きな一包みが安かったんだって。それにそら豆をすこーし。ちゃんと経済も考えた食生活なんである。

えんどう豆のご飯が好きだ。ずっと前、仕事場に歩いて通っていたときは副菜だけ家でつくって持って行き、仕事場で炊飯器でご飯を炊いていた。忙しい時は昼と晩の2回炊いていた。仕事場に着いたらお米をとぐ(笑)。豆のシーズンになると豆ご飯を炊いた。いい加減な水加減だったりだったが炊きたてを食べるからうまかった。

いまは炊事はわたしの手を離れているからラクだ。食べ物の保存や経済性も考えてるから安心してまかせている。「男の料理ってお金がかかるでしょ」といわれることも最近はなくなった。

今夜はそら豆を網にのせ直火で焼いたんがおいしかった。プレートに少しずつ、ハム、目玉焼き、ブロッコリー、そら豆がおいてあって豪華に見える。これがビールのおかず。別の小皿にはかぼちゃの炊いたん、漬物、梅干し、豆ご飯、味噌汁、そして、ほうじ茶。

読みかけ本、村上春樹『騎士団長殺し』と金井美恵子『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ 』

昨夜から村上春樹『騎士団長殺し』を読みだした。村上さんの本はほとんど読んだことがなかったが、今回は友だちに頼んで貸してもらった。その前に同じ友だちに金井美恵子の『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ 』をお借りしているのを読んでいたからややこしい。全然違う日本語なんやから。

『騎士団長殺し』(上)がおもしろかったからもうちょっと村上慣れしようと思って読んでいたら4時近くなってた。金曜日とはいえ遅くなったなと反省しながら横になったのだが、えらく寒い。毛布を出して上にかけたがからだが冷えている。じっと目をつぶって眠くなるのを待った。寝付いてしまうと熟睡するので朝になったのにも気がつかず寝ていた。目が覚めたら土曜日の昼になっていた。

さっきツイッターに書いたんだけど、
10時30分:7月4日に『お嬢さん』のBlu-rayが届くので、予習しておこうと原作(サラ・ウォーターズの『荊の城』創元推理文庫)を読み返した。めちゃ、好きや〜
10時50分:サラ・ウォーターズの『荊の城』(創元推理文庫)を読み返したら、『夜愁』も再読したくなりアマゾンに注文。最初は図書館で借りたから、今度は自分の本を読む。

実は、いまめちゃくちゃ読みたいのはサラ・ウォーターズの本。やっぱり翻訳ものがわたしの好みみたい。
でも今夜からしばらくは、金井美恵子と村上春樹を優先して読む。

水無月

6月に入った。昨日お弁当など買いに入ったイカリスーパーでお菓子を見ていたら小豆が美味しそうなお菓子が目についた。「水無月」とシールが貼ってある。これ食べたことあるなあ、美味しかったなあと思い出して二つカゴに入れた。うちの夕食後の甘味にしよう。姉には喜びそうなチョコレートケーキを買った。姉の家で洋菓子、うちでは和菓子とちょっと引き止める声があったけど無視(笑)。

調べたら「水無月」は6月30日に食べる菓子とのこと。厄払いの願いをこめて、外郎(ういろう)の上に小豆をのせた菓子を供える。
そこまで読んではっと思い出した。6月30日は神社でこの半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓(なごしのはらえ)」が行われる。思い出した〜毎年このことを書いて、土佐稲荷神社の鳥居に茅の輪が架けられるからくぐりに行こうと書いている。なのに当日になると忘れてしまい数日後に、今年も行かななったなあと思い出すのである。
でも、行かなかったけど思い出したのだから「夏越祓(なごしのはらえ)のすみっこくらいにおいてもらえたのだろう。ほとんど無病息災に近い状態で年の暮れを迎えている。金欠病はどうにもならんけど(ひとこと多くてすみません)。
今年は忘れずにくぐりに行こう。

堀江でしゃべり、帰って豆ご飯

姉の家に行っての帰り、タクシーがなかなか通らない。小道から大通りへ出てくるとき目の前を何台か通ることがあるが全然通らないこともある。今日も15分くらい待っていた。やっと現れたので止まってもらい乗り込んだら、運転手さんが新大阪まで何度か乗せたことがあるという。今日は疲れていたので堀江まで乗せてもらった。お金はかかるがテレビを見ながら話を聞きあんまをしていたから疲れている。運転手さんとの心地よい雑談で気分が和らいだ。

それから堀江の3店でしゃべり。ジャマイカ料理と焼き菓子の工房bese、セレクトショップ ジョローナ、お茶とコーヒーの店リブラ(ようやく店名覚えた)。
先々週と同じ時間に同じところ(笑)。beseでヴィーガンケーキを買い、ジョローナで友だちへのプレゼントと自分のスカーフを買って、知り合いが焼いたビスケットをもらった。ビスケットを持ってリブラへ行き、コーヒーで食べた。ずっとしゃべり通し。

帰ったら豆ご飯が炊きあがっていた。えんどう豆のご飯をここ数年食べてなかったので格別うまかった。