先週の水曜日にバーでライブをやっている反対側の壁に写っている「ビッグ・ウェンズデー」 (1978 監督/脚本)を見てから、ジョン・ミリアスの映画を見たくなった。
ずっと昔に道頓堀の浪花座で深夜にサーファーたちに囲まれて「ビッグ・ウェンズデー」を見てからレーザーディスクを買って何度も見たが、LDを見なくなって間もなくもういいかなと処分してしまった。いま思えばもったいないけど、あのときはネット時代に入っていて、もう何度も見た映画はええわと思ったんだんだわ。いろんなシーンを覚えている。あのお母さんはテレビドラマの「ペリー・メイスン」の秘書役だったバーバラ・ヘイルがやっていて、息子のウィリアム・カットが息子役だった。
それよりずっと前にテレビで見てすごく惹かれたのがデリンジャー (1973 監督/脚本)で、ウォーレン・オーツのかっこよさに夢中になった。1933年、大恐慌の時代に銀行強盗を繰り返すデリンジャー、いま解説を読んでいたらミリアスのデビュー作だ。鮮烈なデビューって言葉がぴったり。これは後にレンタルビデオで見ている。
いま知ったところでは「ダーティハリー」1と2の脚本を書いている。そうだったんだ、「ダーティハリー」は1と2がよかったのがうなづける。
「風とライオン 」(1975 監督/脚本)はテレビで見ただけでちゃんと見ていない。ああ、時間があればジョン・ミリアスの映画を見たい。