初夏の風が吹き抜ける部屋で

先日からDJ Black Coffeeが作り出す音楽にはまっている。なにも知らずに動画を見て「この人すごい!」と思った。それから毎日なにかないかとYouTubeなどを探して聞いている。
今日も夕方にトウモロコシを食べながら楽しんでいたら、開け放した戸や窓から涼しい風が入って通り過ぎていった。我が家の最高の日曜日である。
この部屋のおかげでどこかに旅行とか思わないのである。40年以上住んでいるから汚れているが、住めは都である。わたしが座る椅子は二箇所あってどちらもリラックスできる。テーブルに足を乗せてもだれもモンクをいわないし。

どこかにご馳走食べに行きたいとわたしがいうと、どこにうまいものがあるねんと亭主がいう。デパートの食品売り場で寿司折りとかと私が答える。どこがうまいねん、そういうたらうまくないねと話は一向に進まない。ホテルのレストランと一応ゆうてみる。はたして、返事はかしこまってナイフとホークかとおちょくり。
一人に10万円入ることで話のネタは増えた笑

涼しい夜に音楽を

昨夜も今日も涼しくて気持ち良い。うちはまだクーラー使ってなくて、扇風機は去年捨ててしまってまだ買ってない。この間、蚊取り線香といっしょにしまってあるのを見つけたうちわを出しておこう。蚊取り線香はもう5日くらい使っている。寝る前にプーンと出てくるので10センチくらい折って火をつけている。不用になったほうろうのお鍋の底に立てて火の用心してから寝る。

さっきから3時間後、晩ご飯(うまかったよ〜麻婆豆腐丼)をすませてお茶を飲んでいたらブーンと勝利の雄叫びが。痒い、かゆーい、首筋、手の甲、指、腕、あちこち掻きまわした。今夜はこれで勘弁しておくれ。

9時〜10時半、例によってライブストリーミングをハシゴしている。これに集中すると食器洗いがいつになるやら。今夜のHogekoさんの音がとても素敵でなかなか立てません。

女性が輝くとき

いまAiva Atohさんの楽しくも激しいDJを聞いている。5月8日のHogekoさんとも通じるとても美しい音に触れて突然1992年のあれこれを思い出した。1992年はヴィク・ファン・クラブ(VFC)が結成された年。まさに結成されたという感じではじまった激しくも楽しい会は、いまもある。ただし、わたしの体調不良でお休み中なのだが。

超マイナーな会報を毎月28年間休まず出し続けてきた。いま疲れが出たのかよれよれである。
会報作りは休み中だが食べることは休まないので内臓は元気である。よく食べてよく消化している。患っているのはそのもっと奥だろうとわたしは思っている。疲れているのは確かだ。

会報には超マイナーな会員たちの日々の暮らしの記録が載っている。そのことがわたしの誇り(笑)。正装して正面からご挨拶はVFC じゃない。
若い女性DJの音楽を聞きながら過去を振り返って楽しかった。わたしの時代は30年前が華だったが、続けてきたおかげでいまの華も感じることができてうれしい。

そろそろ映画を見たくなった

コロナ騒ぎのあいだは映画を見る気が起こらなかった。その前に見ていた映画は恋愛ものではなく暴力ものが多かったように思う。それがいま映画を見たいねと話し合ったとき「殴ったり撃ち殺したりの映画は見たくないな、中年の恋愛ものがいい」と考えが一致した。相方がアマゾンプライムの映画を調べて「なんや高齢者の恋愛ものがようけあるで」といったので、それにしようと盛り上がった。ダスティン・ホフマンが花嫁の父親の役で出ている『新しい人生のはじめかた』。同じように孤独なエマ・トンプソンと出会い声をかける。
これ良さそうだ、これにしよう。明日見よう。

今夜はまだ映画でなく音楽だった。DJ は YOSHIDA さん。爽やかな雰囲気のおとこまえ。2時間を飽きずに聞いていた。ご飯を食べながらだけど。
午後も昼寝をちょいとしながらヨーロッパの男性2人組の音を聞いていた。コロナ騒ぎはわたしには音楽を聞き演奏しているところを見る時間を与えてくれた。長生きはするもんだ。もうしばらくは生きていよう。

DJ FURUTONO を満喫した

コロナ騒ぎで日常生活が乱れたがわたしの生活はあいも変わらずで、2ヶ月の間、どこへも行かず静かな生活だった。
パソコンがあれば、いろんな知識が目と耳から入ってきて、新聞テレビとは縁を切っても情報を取り入れることができる。
特にありがたいのが音楽で、今日も午前、午後、夜と連続でライブストリーミングを聞いていた。わたしの好みはヨーロッパのDJたちによる演奏で、豊かな表現力、自然な身振り、美しい音に酔っぱらったような気持ちになる。

だけど、それを置いて、今日の快楽はDJ FURUTONOだった。ちょっと理屈っぽい音だけど、官能的でもある。長い音の流れをじっと見て聞いて堪能した。幸福なひとときだった。

毎晩ライブストリーミング

今夜も晩ご飯を食べ始めると同時に中継がはじまった「ライブストリーミング “iD” 」。これをアップした後も続けて楽しむつもり。
今週のはじめにNICK WARRENの演奏を聞いた。コロナの日々の映像だからニック・ウオーレンの顔写真だけあって映像はなし。美しい音が響いた2時間ほどだった。あまりにも美しい音に魅せられて、鎮魂の気持ちが入っているんだと思った。その翌日も違う日のプレイを聞いて気持ちが落ち着いた。検索したらイギリス ブリストルの人で世界各地でプレイしている。今日はコロナ以前の大きなクラブでの録画を見た。華やかな盛り上がりにふだんはこういう人なのだ、人気あるはずと納得した。

そして今日「ライブストリーミング “iD”」の2回目、DJ は、DMITRI ABSINTHE、OKINO、NAO NOMURA、Naluuの4人。デミトリーの他は初めての3人だったが、違和感なく聞いていた。特に最後のナルーはすっきりと美しい女性で、飾り気がないのに着こなしが素敵。もちろんファッションだけでなく音もすごくよかった。

毎夜 ライブストリーミング

コロナ騒動のおかげで毎夜のようにライブストリーミングを聞いている。一つを視聴していると「もう一カ所やってるで、やってるのはだれそれや」とDJの名前をいうので、「どっちを聞く?」と好みのDJを選ぶ。ぜいたくなことである。

今夜も「この子はええで」と相方がいうので、Hogekoさんのプレイをずっと視聴していた。明るく快い音の流れと絶え間ないリズムに和む。そのあとDMITRI ABSINTHEに変わったら曲調が変わった。同じようなことをしているのにそれぞれの音楽が違う。一人ずつの個性が二つのターンテーブルとその他の機材から生まれてくる。機材のキーを操る両手の動きから目を離せない。

いまかかっているのは、わたしの大好きなDJ DNTだ。一度クラブの隅っこで30分ほどお話をさせてもらったことがある。まだ3回くらいしかそばで聞いたことがなかったが、今夜は画面からだけど目の前でやっているのを見聞きできる。ラッキー、ラッキー、もういっこラッキー。幸せとはこのことだわ。

体調すぐれず 思うようにいかん

昨夜はDJ パーティのライブストリーミングを二つ連続で視聴して楽しかったが疲れた。二つ目の大阪の女性3人の楽しいプレイが夜中の2時過ぎに終わってすぐに横になったのだが、掛け布団をかぶったと同時に寝てしまい、目が覚めたのは8時間後だった。その間ぐっすり寝てた。それで今日は体調が良いのなら話がとおるが、天気が悪いせいか体調すぐれず。
昨日は実際の天気の先をいって「明日は雨やで」といってた。膝が教えてくれるねん。

今日はぐずぐずして一日を過ごした。まあ、ほとんど読書やけど。ここ数日読んでいる村上春樹『アフターダーク』『東京奇譚集』『神の子どもたちはみな踊る』の3冊がそれぞれおもしろい。大長編もいいがいままでタイトルも知らなかった本がおもしろいので大満足である。
阪神大震災を重く受け止めてはった村上さんは、コロナをどういうふうに受け止めておられるだろうか。同時代を生きている人間として気になる。

毎日 ライブストリーミング

なんと贅沢な! 18日の土曜日は深夜まで DMITRI ABSINTHE、DJ ageishi、DJ AOKI takamasaの3人が奏でる音に酔った。3人とも老練で新鮮で音を出す歓びが我が家の狭い部屋に充満した。灯りをみんな消して音だけを味わった。

19日日曜日の夜はしんどくて寝てしまい聞けなかったが、翌日の月曜日は12:00-16:20 DJ NAGA のライブストリーミングを聞いた。うちらは寝てしまったがNAGAさんは夜中から朝まで続けたはず。ゆっくり寝たわたしらは12:00-16:20を休みなく、でも用事を片付けつつ聞いていた。最後のほうは疲れがNAGAさんの全身に襲いかかってきて、つい「しっかりしいや」と叫んでしまった。NAGAさんの伝えたいことは聞いたよと生意気ながら思った。

火曜日の夜はDJ SPOT を視聴した。20時から22時まで穏やかな春の海みたいな繰り返しがおしゃれ。10年くらい前に新町1丁目のBAR Panoramaに行ったのが、わたしのクラブ体験の最初だった。Panoramaはとても楽しい場で、年齢不詳のわたしを暖かく迎えてくれたひとりがDJ SPOT だった。そのときも春の海みたいな人だった。

今週の週末もいろいろあるといいな、ライブストリーミング。

ライブストリーミング “iD” を夜中まで

今夜は8時から3人のDJ(DMITRI ABSINTHE、DJ ageishi、AOKI takamasa)によるライブストリーミングを聞いている。11時をかなり過ぎたいまもやっていて終わるのは1時ごろかな。わたしはクラブへ行かない(足が悪くていけない)から、中継があると大喜び。コロナ騒ぎで唯一よかったといえるのはライブストリーミングをいっぱい視聴できることだ。毎週末ほとんどどこかの中継があるし、間の日もあるときがある。
刻むリズムが体の奥まで響いていて、座っていても自在に踊っているような気がする。足が効かないのにね。

今夜はDMITRI ABSINTHEの楽しい演奏、DJ ageishiの闊達な演奏、AOKIさんのインテリジェンスにあふれた演奏に満足以上の満足を味わった。家にいて贅沢なことである。最初はウイスキーを飲みながら、中途は水を飲みながら、終わりはコーヒーを飲みながら味わった。音楽の歓びここにあり。まだまだ続く。