バースデイプレゼントはスニーカー

だいぶ前から新しいスニーカーが欲しかった。履いているやつはもう10年くらい前に買ったもので、右側親指があたるところに小さいがほころびがある。そろそろ新しいのが欲しいところだがお金の余裕がない。しかし、ようやく、お金がないのは通常のことだし、コロナ以来どこにも行かない生活しているのに靴くらい買ったっていいじゃんという境地に達した笑。誕生日があったとこだし。

どこのスニーカーにしようかと悩んだ末に、いちばん近いところにお店があるニューバランスにしようと決めた。友人が気に入って履いているのも欲しくなった原因である。
夫が出かけたついでに堀江のお店を見てきて、サイズが揃っているのを店員さんに確かめた。わたしの足は22センチと5ミリで3Eである。在庫がちゃんとあるのがわかったので今日買いにいった。夫が車椅子を押してくれた上に店員さんと交渉もしてくれた。感謝です。

店員さんが出してくれたのを履いてみたらぴったりだ。2Eだけど横幅に余裕があってきつくない。色はグレイにした。白い紐とよくあっている。履いてみたら似合うじゃないの。思っていた(2万円)よりも高かった(3万円弱)けど想定内ということで買うことにした。帰って部屋で履いてみたらかっこいいのでそのまま夕食を食べて片付けもした。履き心地すごくいい。明日からの外出が楽しみ。まずはデイケアから。

昨日の夜は暑かったなあ

まだ使っていた羽毛布団が昨夜の汗でぐちゃぐちゃになってしもた。この夏に家で洗うつもりなので荒っぽい使い方(寝かた)をしていた。軽くて寝心地がいいままにクリーニングに出すのが遅れてしまった。そんなことで今年は自分で洗うことにした。大丈夫かな、大丈夫やろ、と一人で問答して笑。ダメになったら新しいのを買おう。例の10万円があるじゃんか。

今年の梅雨はなかなか暑くならず、寒いような夜があり、布団の出し入れがなんぎだった。年取ったせいかなかなか羽毛の掛け布団とおさらばできない。でも暑い日は汗だくになる。もう1枚薄い布団がいるなあ。木綿のアジア柄の上掛けが気に入っていたのだが、薄いのに重くて寝にくくて去年惜しみながら手放したのだった。

あと1枚これもアジア柄のカバーがあるのだが、布団を入れると重くてかなわん。柄があまりにも良いので観賞用にしている。でも使わないものを置いておくのは主義に合わないからなんとか使い道を考えなくては。壁に貼るのもいいかも、なんて考えている。

ゴム紐1本で

先日用事の帰りにスーパーに寄ることにした。細々した日用品を品定めしながら買うと決めて行ったので、時間がかかったが忘れ物なく買い物ができた。細いゴム紐を忘れないでカゴに入れた。去年から買わなくちゃと思ってたものだ。

半年前のこと、古い衣類を整理していたら紺木綿のモンペが出てきた。むかーし、たしか阪急百貨店のクロワッサンの店で買ったもの。長い間部屋着として重宝していたが、飽きたものの捨てられない古着の中に入れてあった。わたしはもういらないし処分しようかと思案していたら「おれはいてみるわ」と相方がいってはいてみたらちょうどよい。わたしがはくと裾を折り返さないといけなかったのを思い出した。
「ガバガバや、ゴムを入れ替えてくれよ」よっしゃと返事したもののゴム紐の在庫がない。「いずれ買ってきて入れたるわ」といってからもう半年経っている。
先日モンペがあったっけと思い出し、先日の買い物になったというわけ。それですぐにやったかというと・・・まだです〜 もんぺとゴム紐をいっしょに押し入れの隅っこに突っ込んである。
明日かあさってゴム紐通しやろう。いい色合いのモンペで男女共用できる。

小花柄のブルーのパジャマ

数年前に心斎橋地下商店街の靴下屋さんの店先に置いてあったブルーのパジャマ。気になって見ていたが数日後、まだ欲しい気持ちがあるので、あったら買おうと出かけて行った。パジャマはちゃんとあったので買ったのだが、すぐに着るのはもったいなくて、引き出しの奥へしまいこんだ。それから3年くらい経って去年、ようやく着て寝た。わたしとしたら細身なのだが、最近は肉が落ちているからちょうどよく着られた。ブルーの小さいボタンも可愛い気分は小公女笑。
ふだんはカジュアル一辺倒だが部屋着や寝巻きは乙女路線である。

最近古いパジャマの整理をしていて着ないものは小さく切って雑巾にしている。雑巾だって山ほどあると豊かな気分である。あのとき買ったとか手に入れたときのシチュエーションを思い出すのも楽しい。スーパーでバーゲン品を買って儲かったと思ったとかもけっこうある。最近買い物に行かないからそういう快楽と縁がないなあ。

着ないものはいらない

今日は冷えるのか体調が悪い。昨夜本に熱中しすぎたせいか目も疲れている。目が疲れると頭がぼーっとする。夕方からふとんをかぶり暖かくして晩ご飯ができるまで昼寝した。夢のなかで引き出しの整理しなくてはとささやく声があったので、2時間寝たところで起きて引き出しの整理をした。まだ着るつもりの服が重なっている。もういらんなと独り言をいって引っ張り出した。高価なものは1枚もないが質実な紺や黒の服はそのうちまた着るだろうと置いてあった。置き始めると捨てないから増える一方だ。思った時が吉日とゴミ袋を出してつっこんだ。

トイレに行き口をすすぎ、着る物を整理していたらしんどいのが取れてきた。いまブログ書いておこう。後でテーマなににしようかと迷うことなく「着ないものはいらない」でいったらええやん。
書いてるうちにご飯ができるだろう。仕事をして家事をなんでもこなしていた時代があったなあ、元気なものだった。いまはあきません。洗濯以外の家事をまかせきりだ。その上に出かけるときは車椅子を押してもらっている。
今夜は村上春樹さん読書を控えて早寝しよう。なんてできるとは思ってないけど(笑)。

今年のうちわ

我が家はクーラーよりも扇風機よりもうちわをよく使う。窓から入る自然の風がいちばん好きだが、真夏になればその風はなくなるから「暑い、暑い」といいながらうちわでばたばたあおぐ。
うちわで間に合わなくなり扇風機の風が生ぬるくなればクーラーをつけるが、少しぐらいは我慢する。特にわたしは「暑い暑い」といいながらうちわを使うのが好きである。足元のクーラー冷えが怖いし。

この前までうちわは毎年どこかからもらうものだった。こどものときはお米屋さんや酒屋さんのうちわが家のあちこちに置いてあるというか放り出してあったものだ。それらを拾って片隅にまとめるのがわたしの仕事だった。晩ご飯がすむと家の外に縁台を出して座り、うちわで足元をばたばたあおいで、父親の子供の頃の浅草のことや映画『駅馬車』『暗黒街の顔役』の話を聞く。空には星がきらきら光っていた。天の川は見えたかどうか忘れたが見えたような気がする。

うちには去年までいろんなうちわがあった。天神祭のや友達にもらった地方の由緒ある神社のや、郵便局でもらった朝顔柄や、文房具屋さんで買った猫ものなど。使うときにちらりと絵の面を見るのがくせになっていた。それを去年の夏の終わりに「来年は新しいのを買おう」といってまとめて捨ててしまった。先日なにげなく「うちわ出そ」と探して捨てたのを思い出した。

スーパーライフで去年売っていたのを思い出して聞いたら、今年は扱っていないとのこと。そういや去年の夏の終わりに売れ残っていたっけ。
昨日ハンズなら絶対あるでと行ったら、毎年夏になるとうちわと扇子と風鈴が派手に置いてあった場所に他の商品が並んでいる。
他の階で買い物して店員さんに聞いたら1階だけにあるというので探してようやく見つけた。普通のうちわより小型で豆絞りのような柄が色違いで2種類あった。柄が1本の竹で先の方が細く分かれている凝ったもの。1本750円と少し高いがあっただけでありがたい。大切に使おう。

こんなことしてた-ふきん刺し

なにかに使えそうな古い布を箱に入れて押し入れの隅っこにしまってある。その箱の整理をしていて懐かしいものを見つけた。晒し木綿を20センチ四方ほどに切ったのに赤い糸で全体に麻の葉柄のステッチを入れたもの。パソコンのない時代にしこしこと縫ったものだ。
もっといろいろな柄を絵本や中原淳一の絵ハガキから探して4枚に重ねたさらしにステッチを入れたのがあったが、雑巾として使ってしまったのだろう。ああもったいないことをした。あんなの二度とつくれない。

ここに1枚残っているだけでも足跡があるのがわかってよかった。
姉にも何枚かプレゼントしたんだけど、使い捨てたといってた。おしゃれだからとか、アートしていて良いとかいうて、とっておいてくれたらよかったのに。まあ、わたしが不器用なのでそこまで要求できないけど。
あとで考えてもしゃあないことを考えてもしゃあない(笑)。

寒さ慣れ

今日も寒かったが強烈な寒さは感じなかった。気温は上がってなくて同じくらいだから寒いのには変わりないはずだけど、慣れたのかな。もっともどこにも出かけてないから寒さを感じるはずがないね。
壁から感じる底冷えも一時ほどではなかったような気がする。あっそうか、ソックス3枚重ねばきしてた。先日、姪にもらった派手派手ソックス、外から柄が見えないように内側にはいている(笑)。足元がぬくいと体もぬくく感じる。自分ではなかなか買いに行かないが、姪が気を利かせてくれるので助かる。着られなくなったからとセーターももらったし、姪御さまさまである。春のセーターも着られなくなったのをまわしてほしいな。

洗濯日和が続く

天気が安定してよく乾くので洗濯がはかどる。季節の変わり目の洗濯物が多い日々、なぜか家事のなかでわたしがサボらないのが洗濯である。カーテン、椅子カバー、ベッドカバー、いろいろ出てくるもので、やってもやってもまだ出てくるのには感心する。

姉の家だとクリーニング屋さんからあがってきた包みがうずたかくという感じに積まれている。それらを前の日に開いて部屋の中にわたしたロープにかけて風を通してから、次の日に畳んで洋服ダンスや引き出しに仕舞っていく。入れ替わりに出したものはまたロープにかけて風を通してこの冬の服になる。すごい枚数のセーターやブラウスが出し入れされた。

わたしは昨日、その中の1枚をもらってきたんだけど(笑)、わたしからするとそんなに着るもの持っててどうするの? うちは自分で洗うけど、姉は古いものでもクリーニングに出す。
「これ捨てたら?」といっても「置いとく、ここへ入れて」の一言で押し入れタンスの引き出しがぎゅうぎゅう。
よそのお宅はどうしてるんだろう。

なんやかや考えると、うちの出し入れや洗濯は微々たるもので仕事が多いと愚痴をいうようなことではない。せいぜい洗濯日和を楽しんで洗濯しようっと。

着逃げ笑

昨日の昼に姉から電話があって「今日は待っててんで。お腹すいた」というので、「あれ、行くというてへんかったよ」と返事したのだが、考え直して「ほな明日行くわ」と答えたら途端にご機嫌が良くなった。で、今日は良い天気でよかったと、お弁当とみかん、出来合いおかずとお菓子をいろいろ買っていった。

弁当の片付けがすむと、着るものの入れ替えの手伝いを頼まれた。とにかく衣装持ちで捨てることをしないからいっぱいある。その中にわたしが一昨年の誕生日にあげたグレーのカシミヤのカーディガンがあった。あのとき思い切って買ったのに、もらってうれしそうでなかった。地味すぎで姉には似合わない。わたしには似合うので返してくれたらなあ、自分にはあんなに上等なカーディガンよう買わんからとあのときから思ってた。
チャンスだ!「今日は冷えるからこれちょっと貸してね」と用事をしながら勝手に着て、着たまま帰ってきた。この秋はこの服がわたしのよそいき。