ワンプレートで余裕ある食事

うちの食卓は素材に凝る料理人がいるので皿数が多かった。片付け係としては面倒くさくてしょうがなかった。過去形です(笑)。

最近のご飯はプレートにきれいに盛り合わせて出てくる。
大きな白い皿に最初はパスタが盛られて出る。その皿をさげたら洗って次の料理を盛りあわす。卵、肉系、そして野菜と豆とピクルスとかザワークラウトとかの常備品。
毎日違った肉がつき卵はたいてい目玉焼き、野菜は多彩で生も炒めたのも炊いたんもある。レモンの大切りがついて、彩りがよいので食欲が増す。

ブロッコリーを小さく切らずに茹でたのを一茎置いて、横にトーストサンドのときもある。挟んだハムにはカラシとマヨネーズをたっぷり。
それにカフェオレ・ボウルにいれたスープが出てくる。
最後は紅茶で、バケットを薄切りしてクリームチーズを塗って食べるのがお気に入り。

居酒屋メニュー

最近飲みにいかんから食べたくなったんかなと相方が居酒屋みたいな買い物をしてきた。クラブ活動はしているから飲むほうはちゃんとやっているが、なにか食べながら一杯というのがないもんね。
小ぶりのホタルイカは酢味噌で。ああ久しぶりで食べたなあ、うまー。まだちょっと小さいがカマスゴをフライパンで焙って生姜醤油で。これもうまー。両方とも春の香りがしました。
お酒は焼酎の湯割りで。
あとはレンコンの炒めたのと豚肉とかぼちゃと金時豆の炊いたんとがそれぞれ一盛り。これだけでじゅうぶんお腹いっぱいになったけど、まだあった。
主食としてラーメンが登場。出汁をとって厚切りのボンレスハムをのせたインスタントでないラーメン。居酒屋からラーメン屋さんに移動したみたい。だいたいハシゴ体質だもんね。家でならついてくよ(笑)。
なかなかうまい晩飯だった。

シーフードパスタがうまくて

寒くなって魚介類がうまくて安くなった。昼ご飯は洋食にすることが多い。
おとといはムール貝、昨日はあさり、今日はサバと3日連続でシーフードパスタが食卓に出て、食後、あーうまかったの感嘆のひとことだった。
春頃からシラスのパスタを10日に一度くらい食べている。レタスなど緑の葉っぱの上にシラスをのせたパスタのうまいことったらない。
最初のパスタが終わったら、次はたまごの目玉焼き、肉と野菜を炒めたりして火を通したのと、サラダや漬物など野菜何種類かをのせたプレートが出る。それにスープは豆乳を使ったのやカレーやカボチャと豆のスープの残りなど出る。残り物の場合は豆腐を足したりしておもしろいスープに仕上がっている。

とにかく手をかけているので時間がかかる。わたしは本を読んだりSNSをやりながら待っていて、出来上がりそうな雰囲気を察したらテーブルの準備をしてお運びさんをする。バケット1切れ、トースト1枚くらい焼く。それから紅茶をいれ、残った半切れのパンには蜂蜜をぬる。
ご飯をつくって食べるのに時間がかかるけど、それが楽しみなんだからいいかと思っている。

寒い夜のご馳走、鱈の鍋

寒い日が続いている。最近はほとんど外食しないので、なんとなく光熱費は少々かかっても大丈夫みたいな気持ちで部屋はほかほか。気分良くMacに向かってメール書いたりツイッター読んだり。ミステリも読んでる。 いま読んでいるのは『熊と踊れ 上下』(アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ ハヤカワ文庫 各1000円+税)あまり好みではないが読ませる。

昔は夕方近くなると「今夜は鍋やな」とどちらともなく言い出していた。特にわたしが炊事係をしていたときは、支度と片付けがラクということで鍋が多かった。相方が担当すると苦にせずに何種類もこしらえるので鍋の出番がない。わたしも鍋好きなのに忘れてた。
今日は寒いなあと午後のお茶をしていて、寒いし鍋にしたらどうかなと話が自然にまとまった。最後は雑炊にしてお餅を入れよう。
うまそうなんがあったでと買ってきたのは鱈の切り身。豆腐とネギとキノコをたくさん入れてうまかった。そして最後の餅入り雑炊が抜群にうまかった。ええダシ出てるねといいながら土鍋を舐めるように食べた(笑)。

豆腐スープがうまい

うちは豆腐をよく食べる。昔ながらの冷奴や湯豆腐はもちろんだが、毎日毎日飽きないで食べているのは豆腐を入れたスープだ。かぼちゃを入れた豆乳スープにグリンピースを入れるととても彩りがよい。そこに豆腐をちぎって入れるのがうちの基本のスープ。プラスにんじん、じゃがいも、キャベツなんかもオーケー。
それだけでなく、なんのスープにも豆腐が入っている。ちぎったのと、四角く切ったのとそのときの気分で。以上は洋食だが、味噌を入れたら和食で味噌汁になる。
今日なんか少しだけ残っていたチリコンカンのスープを増やして豆腐を入れて二人分にしてあった(笑)。

豆腐のステーキは豆腐をフライパンで焼いて、納豆とトマトを炒め煮したソースをかける。冷奴に納豆とネギをかけるのも暖かくなったらよく食べている。
麻婆豆腐は夏でも冬でも大好き。

晩ご飯は寒サバ焼いて

買い物に行った相方が脂がのった鹿児島の寒サバを一尾買ってきた。ピカピカと見るからにうまそう。片身を今夜焼いて食べ、あとは明日パスタにするそうだ。
お昼頃に起きてカンタンな個食の昼食だったので、晩ご飯に期待してた。一日中雨でなんとなくこもっている感じの休日だったからパッと晩ご飯を食べたい。昼が野菜少なめだったから野菜をたくさん。

ということでサバ以外は野菜。先に野菜を食べなくてはと、ブロッコリーの蒸し煮マヨネーズつき、アボカドとトマトとキャベツとオイルサージンの炒めたの山盛り、それを焼酎の湯割で。ご飯には寒サバの焼いたんを片身半分ずつ、ごぼうと小芋とねぎがいっぱい入った味噌汁、海苔、たくわん、番茶。
質素なものばかりなのに豪華なご飯になった。

明日の昼ごはんのサバのパスタが楽しみ〜

春菊のサラダとタンポポのサラダ

鍋物には欠かせない春菊だが、新鮮なのが手に入ればサラダがうまい。今日相方が近所の八百屋さんで買ってきた新鮮な春菊は緑が濃くて香り豊か。
八百屋さんに教えてもらった食べ方は、茎は別にして炒めて食べる。葉っぱをきれいに洗って切ってボールに入れ、そこへ鯖缶を入れてかき混ぜる。それでいいんだって。今日の我が家はハムがあったので1センチ角ほどに切ったのを一掴み入れた。そして塩胡椒してオリーブオイル。うまい一皿だった。

大昔に泉北に住んでいたときは春になるとタンポポを採ってきて食べた。よく洗い、ゆで卵をつぶしたのとベーコンを小さく切って炒めたのを混ぜた。タンポポの葉のミドリと卵の黄と白、赤いベーコンが混じってきれいだった。そしてうまかった。タンポポのサラダという言葉がおしゃれで好き。

この辺りの道端にもタンポポはよく咲いているが採って食べる気がしない。でも、いざ食料がなくなったときには、タンポポだけでなくハコベやナズナ、ヨモギ、ツクシ、カラスノエンドウなど見分け方を知ってる雑草を食べるつもり。

豆づくし

ほんとうは大豆づくしなんだけどこう書いたほうがかっこいいと思って「豆づくし」にした。晩ご飯のメニューの話。
「今夜は和食や」と相方が買い物から帰って宣言した。うちの一日2回の食事は和洋半々と決めているけど洋食のほうが回数が多い。パスタ好きのせいかな。一日2回パスタでもいいもん。

今日は八百屋に菜っ葉がたくさんあったとのことで、小松菜とでっかい厚揚げを生姜を入れて炊いたのが主菜。つぎは冷奴の上に納豆をのせて刻みパセリをかけた一皿。ワカメとシラスの酢の物。大根の根と葉が混じった漬物と海苔。以上で焼酎の湯割を飲んで、味噌汁はごぼうと青ネギだった。
大豆ばっかりやんというと、いわれて気がついたそうで、ほんまやな、だって。いや、けっこううまかった。最後の海苔飯が特に(笑)。

ヤツガシラがうまい

ずっと前のことだけど、週に一度有機野菜の宅配を頼んでいた。何十年というくらい長い間だったが、配達時間が変更されて在宅できない時間なのでお断りした。いまは近所のあちこちにおいしい野菜の店があって相方が散歩を兼ねて買いに行っている。
宅配の注文票には知らない野菜もあってチェックするのが楽しみだった。セロリの大きい1束を買って丸本淑生さんの料理を楽しんだりした。

今頃の季節にはヤツガシラが出始める。それまで食べたことはなかったが名前が好きなヤツガシラ。おせち料理用らしく正月特別カタログに載っていたから毎年1個買っていた。でっかくてけっこういい値段だった。料理法を調べることもせず、土を落として皮をむいて切って出汁で炊いていた。

今日はちゃんと料理ページを開いて簡単そうな作り方を選んだ。
クックパッドの「八頭(やつがしら)の親芋の煮物」を参考にして下記のように。
・出汁を沸かして切ったヤツガシラを入れてひと煮立ちさせ、キッチンペーパーで落としぶたして10分弱火、火を止めて30分ゆっくり冷ます。

晩ご飯に焼酎の湯割で食べたらうまかった〜 
半分残してあるので明日も食べる。
お向かいのおばあちゃんがまたくれたらいいのにな。

夫婦げんかには糖分を 干し柿と手作りシュトーレン

買い物に出た相方がいつも野菜を買う店に干し柿があったと一袋買ってきた。袋に入っているけど紐がひとつずつの小枝に巻かれてつながっている。干したままを取り入れたものとわかる。渋柿をむいて紐をかけて何日も吊るしてと手がかかっている。
大昔に山梨の叔父さんが夜なべに柿をむいているのを見たことがある。あれやんかとうれしくなった。
さっそくお茶を淹れて食べた。甘いのなんのって、ものすごーく甘くて渋いお茶とよくあっていた。
これが食前のおやつ。

晩ご飯はラム肉の炒めたのと野菜いろいろの大皿、野菜スープにバケット、最後にシュトーレンを薄く切ったのと紅茶。
シュトーレンは友だちが手づくりを送ってくださった。甘くてしっとりとおいしい。
「ドイツでは、クリスマスを待つ4週間のアドヴェント(待降節)の間、少しずつスライスして食べる習慣がある。」というのをなるほどと、今日は1センチくらいの薄切りを1枚ずつ。これも凝縮された甘さ。ぼつぼつクリスマスまで食べよう。

昨日、雑誌『WIRED』の記事をネットで読んだのだが、「夫婦げんかには糖分を:科学的実証」がおもしろかった。「ある研究が、夫婦げんかと血中のグルコース・レヴェルの相関関係を実証した。おやつを食べることが、けんかを避けるための最良の方策のようだ。」というもの。この話をしながら食べた。