パスタの昼ごはんを終えて紅茶を飲んでいたら歯がぐらついてぽろっと抜けた。もう半年くらい気になっていた歯だ。痛くも痒くもなくぽろっと抜けて愛いやつ(笑)。それがね、大きな歯で、これは親知らずやでと相方がいう。上奥歯の一番奥でかなり昔に歯医者さんに厄介になっていた。その部分が先日はがれ落ちて今回はでっかい本体がごそっと抜けた。口の中が腫れ気味だったので抜けてありがたい。痛くも痒くもなく逝った。ほっぺたが腫れる前でよかった。腫れかけて心配していたところ。
阪神タイガースが優勝した年は1985年。35年前か〜
その年の6月末、相方が胃潰瘍になって仕事場で吐血し救急車を頼んだ。それから丸1ヶ月大阪掖済会病院へ入院し、退院後1ヶ月仕事を休んで療養した。その年に阪神タイガースが優勝したので忘れることはない。
その休み中にわたしは歯医者に通った。大切な歯だからいいところに行こうと思い、心斎橋の日航ビルのそばの歯医者さんにいって気になっていた親知らずを抜いてもらった。抜いた翌日に行ったら「晩ご飯食べられた?」と聞かれた。「お昼ご飯も食べました」と答えたら呆れられた(笑)。
それは6月末から夏のことで、秋には阪神が優勝してわたしらは御堂筋を道頓堀へ向かって行進していた。
今日抜けたのは、そのとき抜いた歯の上側にずっと生えていて35年間働いてくれていた歯だ。