2月になって毎日さぼらず朝夕まじめにストレッチをやっている。まだ1ヶ月経っていないが三日坊主ではないので自分でもびっくり。体育関連のことは最初は熱心でもすぐに熱が冷めるのが普通なので珍しいことだ。
『脊柱管狭窄症は99%完治する』(酒井慎太郎 幻冬舎 1100円+税)という本を手元に置いてやっているのだが、最初はさっさと読んで、やりながら参考にしていた。今回、最初からずっと読み直してようやくわかったことがある。最初からきちんと読めば早くから解ったはずだけど(笑)。
わたしが「脊柱管狭窄症」というと、たいていの人が「ヘルニア」または「椎間板ヘルニア」かというのである。これがわからん、わたしは今まで腰痛になったことがないのになんでやねん? その回答があった。わたしは脊柱管狭窄症患者の中でも5%の純粋な脊柱管狭窄症患者なのである。たいていの方は「ヘルニア」など過去に患った病名がつくみたいだ。
引用すると〈椎間板のほうはずっと健康な状態をキープしてきたものの、加齢によりじわじわと脊柱管の狭窄が進んできて、「歳をとってから狭窄症の症状だけが現れてきた」〉とある。なるほど、腑に落ちてあたますっきり。
腰痛経験がなく姿勢が良い人がなるとの説明で目の前が明るくなった。ちょっと前に病名を知って明るくなったが、今度はもひとつ解ってよーしよし、って感じ。解ったから治るわけでないが、理屈がわかれば気分がよい。ストレッチに励むのみ。やり過ぎないように。
背骨の中の狭まった脊柱管さん、広がっておくれ。