沈黙の贈り物「顔施」

だいぶ前に買った〈インドの生命科学〉『アーユルヴェーダ』という本を本棚の奥からときどき出して読む。いろんな体に良い食べ物のこと、白湯を飲め、体の動かし方、一日の過ごし方など、お節介といいたくなるようなこまごまとした記述がある。今度暇なとき読もうとつぶやいて雑誌置き場に積んだりして忘れてしまうのだが。

昨日またまた取り出して広げたところに〈顔施〉という言葉があった。「仏教の言葉で〈顔施〉(笑顔を与える)と呼んでいます。このような沈黙の贈り物こそ、パワフルなのです。」とある。まわりの人にしてもらったことを考え、次に自分が人にお返しする気持ちで与えること。
まあ、まあ、そんなに理由をつけなくても、お返しということでなくても、こちらから笑顔を差し上げたらよいのだろう。

いい言葉を読んだと思い、相方にそこのところを読んでやった。「ほらみてみ、あたしの笑顔、いつも顔施してるで」
最近、姉の連れのお年寄りに話しかけられてつい話し込むことがある。笑顔で相槌を打つと相手も笑顔になる。これも顔施じゃん(笑)。
本はこのあと難しくなるが、それはまた暇なときに読むことにして、今日はお休みなさい(笑顔)。
(上馬場和夫・西川眞知子 農文協 3900円)

秋の甘いもの

甘いものをやめる宣言は何度もしたけどなかなかやめられない。最近はおいしいお菓子を食べたと平気で書いている。少しならいいやろと思って食べるのだが、根が好きだから少しではすまない。
姉の甘いもの好きにつきあって(笑)、行ったときにはいつも食べている。秋になったらお彼岸のおはぎと月見団子をもう食べた。大阪駅構内で売っている赤福餅、デパ地下の京菓子いろいろ。なんと食後のデザートと3時のおやつを少しずつだが食べている。

誕生祝いに友人に大好きなとらやの羊羹「夜の梅」を送っていただいた。何かの折に食べようとまだ大事に置いてある。いまのところは災害用にもなるから置いておこうといってるけど、一度切ったら最後、毎日食べてすぐになくなるのが見える(笑)。

先日岐阜の友人が恵那栗の栗きんとんを送ってくださった。小さくてぎっしりと栗の甘みが凝縮したお菓子がうまかった。二人で毎日食べ5日にわたって楽しんだ。一つひとつ手絞りで仕上げたと栞に書いてあったが、手の温もりが残った逸品だった。

あさってから10月

さっき明日から10月やなとカレンダーを見ながら声を出して、ボケがはじまったなと笑われた。今日は29日金曜日で、明日が30日土曜日。あさって10月1日日曜日から10月である。(わざわざいわんでもええがな)
今年の夏は猛烈な暑さだった。残暑が厳しいだろうと思っていたらそれほどでもなく通り過ぎたけれど、やっぱり緊張していたとみえて、涼しくなった安心感からかバテてしまった。

今週は火曜日午後にマッサージ椅子を1時間貨してもらい、水曜日には整体院で1時間半体調を整えてもらい、木曜日は整った体調を姉の介護で使ってきた。今日は美容院へ行くつもりだったが、古いプリンタの引き取りがくるので来週に予約変更してもらって在宅。そのあと部屋の片付けでばたばたした。
ちょっと動くと疲れるのでかなわん。できると思ってやるのだが、途中休憩が多いからはかどらない。でも、部屋のコーナーがおしゃれに変身したのでうれしい。本棚にサラ・パレツキーほかの女性探偵のコーナーができて、バッグいろいろの置き場所も確保した。

あれこれ体を動かしたので汗をかいた。自分のことばかりして出る汗はいい気分だ(笑)。
もうすぐお月見。今年の中秋名月は10月4日水曜日とのこと。見えたらいいのにね。

小掃除して模様替えして

長く使ったレーザープリンタがついにダウンした。元気によく働くやつだったが、寄る年波でダウン。明日引き取ってもらうことになって、今日は空いた場所をうまく使うべく考えぬいて模様替えした。けっこう大きかったので、古い本棚の埃を払いきれいにして代わりに置いた。なかなかいいじゃん。この棚はわたしが自分で買った家具第一号である。17歳くらいのとき阪急百貨店で見つけて届けてもらった。親がびっくり。インテリアに関心を持ち始めたのは中原淳一先生の影響である。
わたしのiMacの横なので棚にはサラ・パレツキーとドロシー・L・セイヤーズの本を並べることにした。今回新しくできた小さな棚にはBlu-rayとDVDを並べる。明日の仕事。

今日は朝から買い物いっぱいして姉の家に行き家事労働し、帰りには北堀江へ出てジョローナに寄り、姉からのバースディプレゼントのお金でバッグを買った。2ヶ月くらい行くたびに眺めていたのを覚えていてくれていて、これ一年中持てますよ、夏でも冬でも春秋でもと勧められ、買っちゃった(笑)。持ってみるとお店にあるときよりも似合う気がしてきた。

ワインオープナー使える

もう40数年前のことだが、天王寺のジャズ喫茶マントヒヒのマスター、今は亡きK氏に誕生日祝いにワインオープナーをもらった。すぐ使おうと最初に瓶の上から差し込んで、その次がわからない。「こっちへよこせ」と相方がすいすい栓を抜いた。わたしは開けられない腹いせに「しょうもないものくれて」と呟いたっけ。みんながわたしと同じ道具オンチではないよね。それからもう40数年近く経つ。開けられないのをいいことに開けないのだから、開けられるようになるわけがない。

去年くらいからワインをよく飲むようになって、料理をしないのだからワインの準備くらいしようと決意して(笑)、やり方を聞きながらやってみた。そしたら開けられた。それ以来、ワイン係をしている。こんな簡単なことがなんででけへんかったんやろ。為せば成る(笑)。

握るところにメーカー名が彫ってあるのを虫眼鏡で見たら、ZWILLINGのようだ。K氏は京都の「有次」で買ったと自慢していたっけ。
古い話だけど、新しい話でもあるでしょ。まずはワインの栓を抜いて、いっぱいやろうや!K氏はもういないけど、思い出に乾杯!

紅茶が迷子になって

お茶が好きというより必需品というか主食についているものというか、和食のときは煎茶か番茶、洋食のときは紅茶を飲む。今日の昼はサンドイッチとサラダと紅茶。晩ご飯は白ワインとタコのカルパッチョとナスのスリランカカレー、そして紅茶。

いつも決まった店で袋入りのダージリンを買っていて、繊細な缶入り英国紅茶と比べるとごつい葉っぱだがうちのご飯に合っていてうまい。ずっとそこのダージリンに慣れているので、ダージリンでいま起こっている紛争で紅茶の木が焼け焦げになる被害を受けているというニュースを読むと心が痛む。被害を受けた紅茶の木はすぐには立ち直れない。今年だけでなくずっと採れなくなるそうだ。こちらはお茶を変えたらすむことだが、ダージリン紅茶を作ってきた人たちはどうなっていくのだろう。

夏の盛りにダージリンを一袋買ってきたのを、この暑さに常温ではいかんと冷蔵庫に保管した。それをころっと忘れていてさっき探し回って見つからず。ついに買ってなかったのしらと思ったとき、相方が冷蔵庫に入れたことを思い出した。その上にラスサンプーチョンが一袋出てきた。賞味期限切れてなくてよかった。
うわっ懐かしい匂いとさっそく淹れて飲んだ。ビスケットでもあればよいのにあるのはナッツだけ。今日はまあナッツで辛抱。

爽やかな季節、家でも爽やかな気分で

一年中で最も爽やかな季節らしい。けどわたしはお彼岸もなにもあったものじゃない。昨日も今日も家でパソコンと机の間を行ったりきたり。起きたのはお昼頃だけど、寝るのは夜中過ぎて3時。今日はヴィク・ファン・クラブ会報のあとがきを書いてプリントして綴じて会員さんに送るまでをやった。もちろんそればっかりではなくて、ツイッターを読んだり友だちにメールしたりして遊んだけど。たまっていた本もいくらか読んだ。

こんな日に外出したら気分良いだろうなと洗濯物を干しながら考えていた。相方は昨夜も今日も踊りにお出かけ。足腰丈夫ならいっしょに行くところだが、足手まといになると思うと家で自分の仕事をしていたほうがいい。それにやっぱり体調がよくないから昼寝も。

ヴィク・ファン・クラブは「誠実、献身、正直、会費」をモットーにしている。(原典はエスター・アベリル『黒ネコジェニーのおはなし』)35年前にこの本を読んで以来、わたしが勝手に使ってるだけだけど、これすごくいい言葉だと思う。鬱陶しい世の中を「誠実、献身、正直、会費」で乗り切ろう。

スリランカカレーを食べてスリランカの勉強

最近の我が家のカレーはスリランカカレーであると作る人がいっている。たしかにカレーは独特な味わいでうまいけど、「スリランカ」って国はどこにあるの」というのがわたしの最初の問い。

スリランカ民主社会主義共和国、通称スリランカ、1948年イギリスからセイロンとして独立。72年にスリランカ共和国に改称して英連邦内の共和国となり、1978年からスリランカ民主社会主義共和国となった。
セイロンはインド洋にあり、国民の7割が仏教徒である。

《》はウィキペディアより
《島国で、現在もこの国が占める主たる島をセイロン島と呼ぶ。国名をスリランカに改称したシリマヴォ・バンダラナイケは世界初の女性首相である。また、国民の7割が仏教徒(上座部仏教)である。》

《文化遺産は、聖地アヌラーダプラ(1982年)、古代都市ポロンナルワ(1982年)、古代都市シーギリヤ(1982年)、聖地キャンディ(1988年)、ゴールの旧市街と要塞(1988年)、ダンブッラの黄金寺院(1991年)。
自然遺産は、シンハラジャ森林保護区(1988年)、スリランカの中央高地(2010年)。》

以上丸写しだが、カタカナの響きにも懐かしいようなエキゾティックな響きを感じる。これはなにかを読んで感じるのがいいかも。参考文献を読まなきゃ。

セイロンという名称はセイロン紅茶で知っていただけという情けないわたし。これからスリランカカレーを食べながらぼちぼち勉強していこう。

作るのが楽しみ、食べるのが楽しみ

午後から買い物に出かける相方に『週刊現代』を買ってきてと頼んだ。東日本大震災のときは新聞をやめていたから、当分は週刊誌くらい買って読もうということでいろいろ買ってみて、気に入った『週刊現代』をいまも買っている。雑誌を発売日に買うクセがあって、いつもは月曜日、祝祭日がある週は金曜日。

今日はこれも面白そうやから買ってきたと『ku : nel 』11月号。(数日前には『ELLE gourmet』を買った。)表紙に「料理の力は人生の力だ」とあるのが気に入ったみたい。
きっぱりと美しい島田順子さんの写真が表紙にあり、食、おしゃれ、ライフスタイルなど島田さんのページがたくさんあって読むところが多い。ヤマザキマリさんの連載エッセイ「わたしの扉の向う側」が楽しいし。

わたしは雑誌を読むのが好きで、それも発売日に買って読むのが好き。料理の写真をおいしそうやなといいつつ読んでそれっきり。でも読んだり見たりするのが好きの積み重ねがセンスになってるぞと思う。自画自賛(笑)。
相方にとって雑誌は実用記事を読むもの。記事を参考にして料理するのを楽しみにしている。それを食べるのがわたしの楽しみ。

アラジンのトースター

数日前に女性誌の料理記事を読んでいたらオーブントースターでつくる料理のページがあった。うちは長らく普通のトースターを使っているが、しまい込んで使わなかった時期が長かった。ずっとトーストを食べず、フランスパン系の長いパンを食べていたから。
半年くらい前に近所に良い小麦粉で美味しいトーストパンを焼いているパン屋さんが見つかった。毎週水曜日だけトーストパンを焼いているので忘れずに相方が買いに行く。わたしはありがたく食べさせてもらっている。

トースターで普通に焼いたパンに四つ葉バターをつけたトーストはうまいけど、もうちょっとなにかしたパンが食べたいねというのが最近の我が家だった。フライパンで軽く焼いて上にアボカドをのせたり、目玉焼きをのせたりもいいけど、もうちょっとね。
雑誌記事で見たオーブントースターの写真からネット検索で色々見て3種類の候補が見つかった。寸法を調べて置く場所を確保。毎日見るところだから見た目がよくなきゃと意見が一致した場所。まあ、空いてるとこはここしかない場所(笑)。

ネットで在庫など調べて、すぐに欲しいから買いに行くわと、わたしが整体院から帰ったらもう買ってきてあった。
そのオーブントースターのメーカーはアラジン。ずっと昔にどこに行っても使っていた石油ストーブのアラジンを知ってるでしょ。そのアラジン社製。

今日の晩ご飯は、ビールと鶏の胸肉の焼いたんと茹で野菜、細かく切った野菜のサラダ、アラジンのオーブントースターで焼いたトーストをバターで。紅茶、栗きんとん。