紅茶が迷子になって

お茶が好きというより必需品というか主食についているものというか、和食のときは煎茶か番茶、洋食のときは紅茶を飲む。今日の昼はサンドイッチとサラダと紅茶。晩ご飯は白ワインとタコのカルパッチョとナスのスリランカカレー、そして紅茶。

いつも決まった店で袋入りのダージリンを買っていて、繊細な缶入り英国紅茶と比べるとごつい葉っぱだがうちのご飯に合っていてうまい。ずっとそこのダージリンに慣れているので、ダージリンでいま起こっている紛争で紅茶の木が焼け焦げになる被害を受けているというニュースを読むと心が痛む。被害を受けた紅茶の木はすぐには立ち直れない。今年だけでなくずっと採れなくなるそうだ。こちらはお茶を変えたらすむことだが、ダージリン紅茶を作ってきた人たちはどうなっていくのだろう。

夏の盛りにダージリンを一袋買ってきたのを、この暑さに常温ではいかんと冷蔵庫に保管した。それをころっと忘れていてさっき探し回って見つからず。ついに買ってなかったのしらと思ったとき、相方が冷蔵庫に入れたことを思い出した。その上にラスサンプーチョンが一袋出てきた。賞味期限切れてなくてよかった。
うわっ懐かしい匂いとさっそく淹れて飲んだ。ビスケットでもあればよいのにあるのはナッツだけ。今日はまあナッツで辛抱。