変えなかったものを変えるとき

長い間食品の宅配を頼んでいた。30年近くになるんとちゃうかな。知り合いがはじめたもので、最初は彼が指定した場所に買いに行っていた。それから配達になって注文ハガキを出すと持ってきてくれた。牧歌的やったなぁ。その人が辞めてから数年離れていたが、その間に組織が大きくなったようで、知り合いがポランの新聞折り込みがあったと教えてくれた。週に一回、野菜だけでなく米や調味料なども配達してくれる。それに加入して毎週一度の配達を楽しんでいた。

先日、配達時間の変更があって、そのときはこちらが都合をつけたらいいかと思ったが、一度や二度ならいいがこれからずっとである。やめるということを考えたことがなかったが、ここでやめようという考えが浮上した。そう決めたら早くてさっさとやめてしまった。

宅配してもらって便利だったが面倒なところもあった。このあたりで野菜その他を買うところが増えたこともある。昔は仕事が忙しかったこともあり、相方が家事に関係していなかったが、最近は五分五分にやっている。大きな買い物はみんなやってくれるから大丈夫だ。

月に一度だけ野菜を売るところがあって、若者がさっき引っこ抜いてきたという大根や蕪や菜っ葉類が手に入る。今夜のおかずの大根炊きや蕪酢のうまかったこと!
いつも買いに行く道の駅のような野菜屋さん、有機食品の店に加えて、おしゃれなスーパーがあって調味料なども万全である。おいしいパン屋も近い。
瓦礫焼却さえしなければええとこでっせ大阪。