サウンドデモ出発前まで

今日はサウンドデモの日、午後2時に間に合うように出発して会場の西梅田公園へ。いつもと同じ西梅田駅なのだが地下鉄を降りて左折するとまるで別世界。地上へ出ると、元中央郵便局の建物と新しい大阪駅が見える。その反対側を進むと劇団四季の入り口があり、ザ・リッツ.カールトン大阪があり、その向こう側に公園があった。ここがどこか見当がつかない。見渡すと公園の横に「出入橋のきんつばや」と書いた壁。それでようやく場所がつかめた。福島西通り、出入橋、桜橋と続く通りがあったところだ。会社勤めのころ、きんつばを買って帰ったことが何度かあった。

公園は高速道路の下にあって日が当たらないし風が通って涼しい。2時からライブがはじまり、その後にリレートークと対談という段取りで4時に終了して4時半にデモ出発である。
ライブの間にだんだん人が増えてきた。前をどこかで見たような顔が通ってもどってきた。10数年前に知ってた女性だ。わたしが豊中市の女性会館のようなところで、ミステリについて講演(?)したときに来ていて、2年ほどつきあっていたひと。対談がはじまったときにはツイッターで知り合った初対面の男子がきた。昔の知り合いといまからの友だちとデモで会う。また楽しからずや。

リレートークは井戸謙一(弁護士、元裁判官)、平賀緑 (Midori.info – 持続可能な食とエネルギー)、原口剛 (Urban-Social geography) 八木美砂子(子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク) さんの4人で、いま実際に動いている人の生の声を聴けてよかった。

対談は、モブ・ノリオ(作家)さんと、酒井隆史(社会思想研究) さんと、司会が知り合いのDJ Handaさん。どんな話になるだろうかと真っ正面に座って聞いた。モブさんはのりのりで話したが、場を盛り上げようとされる気持ちが先に立っていたように思う。酒井さんはつぼをおさえた話ぶりがさすが。handaさんはお二人と以前からの知り合いで、自然な話ぶりがよかった。

肝心のデモはさぼりました。新旧の友人とその他のひとにさよならを言ってまっすぐに帰宅。