温野菜サラダにキクイモ

昼も夜も食卓に野菜の盛り合わせの皿が出る。長年生野菜のサラダを食べていたが、何年か前から温野菜が加わった。いままでのサラダに蒸した野菜を加えたもの。そのままだったり、マヨネーズを添えたり、塩胡椒をかけたりのシンプルなものだが、噛むとうまい。温野菜といっしょにプチトマトとかキュウリとかついているときもある。

最近そこにキクイモが加わった。相方が八百屋さんに教えてもらって買ってきて、最初に出てきたときには、「なにこれ?」という感じだった。土生姜みたいな外観でかじるとうまくもまずくもない。最初は皮を残して中身だけ食べていた。「もったいない食べ方やな」と批判されて「そないいうても皮は食えん」といってたんやけど、最近は皮ごと食べるようになった。大きな白い皿にプチトマト、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワーといっしょに彩りよくすまして並んでいるのを見ると「愛嬌あるなあ」と思う。端正ですらあると贔屓目で見ている。