田中康夫「33年後のなんとなく、クリスタル」を読み出した

「ユリイカ」12月号(特集「百合文化の現在」)をすぐに読みたいので発売日の今日買いに行くことにした。ジュンク堂大阪本店に行くことが多いが、梅田よりも難波店のほうが近いといまごろ気がついた。もうだいぶ前だがデモの帰りにこんなところにジュンク堂があると知ったのが最初だった。
地下鉄を降りてすぐ外に出ないで歩くとすぐにスーパー・ライフがあって、1・2階にはホームセンターがあって、その上の3階である。
とにかく広い。そして本棚の間の空間が広くとってあるので見やすい。今日で3回目くらいだから慣れてなくてうろうろしたが、慣れたらすいすいと思うところにいけるだろう。

まず「ユリイカ」を手にして、うろうろと文庫本のところへ行き、ジュリアン・グラッグ「アルゴールの城にて」(岩波文庫)を、それから昨日ツイッターで知った田中康夫さんの新作、「33年後のなんとなく、クリスタル」(河出書房新社)を買った。合計3780円。
あとはなんとなく千日前線に乗るまで地下の商店街を歩いた。

「ユリイカ」はあちこち興味のあるところ(やっぱり吉屋信子や宮本百合子と古いところになる-笑)を流し読みして、「アルゴールの城」は相方へのお土産にして、さあ康夫さんだ、と読み出した。すっごくおもしろい。