ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー監督『愛しのローズマリー』

寒さと会報疲れで午後の2時間を爆睡。野菜料理4品と湯割りと温かい雑炊で復活した。
おもろそうなラブコメディないかなとお借りしているDVDから吟味したのが、グウィネス・パルトロウ主演の「愛しのローズマリー」(2001)。なんかよさそう。
実はファレリー兄弟の名前もどういう映画を撮っているかも知らなかった。大好きなグウィネスのロマンティック・コメディとして見たのだが、骨のある異色の映画監督の作品だったからよかった。

ハル(ジャック・ブラック)は仕事のできるビジネスマン。子どものときに父親が亡くなり、ヘンな遺言がトラウマになって、外見が美しい女性ばかりに目がいく。ある日、エレベーターが故障して乗り合わせたテレビに出ているカウンセラーと意気投合して、トラウマから逃れるよう催眠術をかけられる。それからは内面の美しい女性が外見も美しく見える。街でみかけたローズマリー(グウィネス・パルトロウ)に声をかけるがスリムな美女に見えた彼女は体重300ポンド(136キロ)もある。レストランの椅子が体重で壊れたのに椅子がやわだからとモンクをつけるハル。
気がついた友人がカウンセラーに催眠術を外してもらうと、ローズマリーの300ポンドの巨体のまま見えてげんなり。
ずいぶん逃げ回ったけど、障害者の友人や小児病棟の子どもたちの善意にも気づき、ハルはローズマリーへ真実の愛を告白。

飽きずに笑って見られてよかった。グウィネス・パルトロウがすっごくきれい。ファレリー監督のことも検索してにわか勉強した。