部屋の片隅を活用

先日部屋の模様変えといえないくらいのことをちょっとしたんだけど、なかなか快適になったのでちょっと書いておく。
変えたのはテーブルの置き方だけだ。ただ40年前に引っ越してきてすぐに買った大きな本棚が部屋の隅にでんと据えてあったのを活用することにした。三段に分かれた棚に本がぎっしり詰めてある。不要な本を捨てることにして隙間を利用しよう。絵本、写真集、画集、猫の本、あんまり見ないものはもったいないけど捨てることにした。きれいなのは古本屋に売る。

テーブル前に座って横にあるのが身軽になったその本棚で、大型本が並べられる大きさだから普通の本を並べると前の部分が空く。そこにちょこっと日用品を置くコーナーをつくった。小箱にハサミ、爪切り、目薬、メモ用紙、ボールペンなど、いろいろあるものだ。ティッシュの箱も置いた。その奥の本をどけて血圧計の箱を見えないように置いた。これは便利!

無骨な棚だったのが便利な棚に変身した。昔のおばあちゃんの長火鉢の上や引き出しの感じ。座ったままで用がすむのがありがたい。そのうち甘納豆や飴などを入れた箱が置かれるかも。

毎日おやつはサンドイッチ

最近午後になるとよくお腹が減る。「腹減ったなあ」「おやつ食うか」「ええなあ」となって、毎日おやつを食べる。たまに菓子パンなど買ってくるが、たいていは手作りサンドだ。
トーストパンを2枚焼いてバターかオリーブオイルをぬり、グリーンの葉っぱとハム、バナナとピーナツバター、アボカド・・・など。できたのを三等分して、わたしは三分の一をもらう。
そしてコーヒーをたっぷり。うまいっ!

結果、晩ご飯が遅くなり、寝るのが遅くなるので、昼夜逆転しかねないがなんとかなっている。午前中に腰湯とマッサージをして洗濯物の世話をして、朝ごはんでなく朝昼兼用ご飯をすませて片付けると午後の外出や買い物時間だ。
その合間に本を読む。ネットニュースを読む。ニュースについてしゃべくる。そして相方は買い物に行き、わたしはご飯の片付けをしてストレッチと体操して、メールの返信など。

雑炊食べて汗かいた

晩ご飯は雑炊。早めに炊事にかかったので早めのご飯と思いきや、明日のものをつくったりしてけっこう時間がかかっていた。明日あさっても計算に入れて料理するのをシステム料理というんだって。冷蔵庫には作り置きがいろいろあるのもそれだそうだ。わたしには無理だ。

お酒は焼酎の湯割り、キノコと野菜のサラダなど小皿がひとりに3つ酒の肴。それからふつふつと煮立った雑炊の鍋が出てきた。大丼にご飯と鶏肉とわかめと薄く刻んだ香り高い太ねぎがいっぱい入っている。

うまいが沸騰しているからものすごう熱い。食べてるうちに暑うて汗が吹き出してきた。鶏肉がぎょうさん入ってた。汗を拭き拭き食べた。うまかったー。
食べてから番茶を飲んで一休み。「番茶がもう少しできれるで、こうてきてな」「水曜日に淀屋橋へ行って買うてくるわ。梅干しも買わなあかんしな」「ついでに草餅も買うてきてな」「よっしゃー」
食いものの話は早い。水曜日はうまくいけば田舎の草餅が食べられる。

土曜日の昼ごはん

お昼前に起きてお風呂。最近は浴槽内の椅子に座って足のマッサージをするのが習慣になった。椅子はお金をかけただけあって安心して座れていい。
時間がかかるが、わたしが入っている間に先に上がった相方がご飯の支度をするので、ありがたくお風呂上がりで食卓につく。長生きしてよかった笑。

今日のご飯は、トマト、五穀米入りご飯、キノコの味噌汁、鮭の焼いたん、菜花のごま和え、ひじきの炊いたん、淡路島の味付け海苔(Kさんにお土産にもらった)、蕪の漬物、番茶。目の前に菜の花を活けたグラスあり。
テーブルいっぱいにお皿が並んだ質素ながら豪華な昼飯だった。洗い物がたくさんあってアップアップしたが笑。

そして昨日の洗濯物を取り入れ部屋干しに。部屋干ししてあったのは畳んで引き出しへ。次の洗濯をして干して、今日の洗濯関連仕事は終わり。
相方は買い物に行き、わたしは読書と体操。先月来てくださった理学療法士のKさんに教えてもらった膝や太もものボールを使った体操をした。すこしだけひざ痛が緩和したような気がする。でもやっぱり痛い。

再浮上する

お風呂で立ち上がれなくなったのは去年の12月半ばだった。すぐに浴槽に椅子を置くとか手すりをつけるとか即物的な対応をして、夫がいないときはお風呂に入らないと決めた。

それで立ち直ったかというとそうではなかった。
30年近くやっているヴィク・ファン・クラブの会報作りが止まってしまった。パソコンは触るけど、Pagesを立ち上げる気が起こらない。無理して触ればいいと思うけど、その無理をするという気が起こらない。
それで、ずるずるとお休み宣言するでもなく、休刊のお詫びをするでもなく、ずるずると日が経ってしまった。
2・3日のつもりが1週間経ち、半月経ち、1ヶ月以上経ってしまった。

まずは読書と、10日くらい前から私の原点であるドロシー・L・セイヤーズの本を出してきて読んですこし元気が出た。今週はイギリスのドラマ『シャーロック』を見て、青空文庫でホームズもの第1作『緋のエチュード』を読んで感想を書いたら自信がついた。あっぷ、あっぷ。ちょっと泳いでみるか。
なんとか浮上できそう。

考えれば、お風呂から出られなくなったって、すごく怖いことだ。恐怖心を抑え込まずに怖さを怖いと感じてしゃべって、再浮上を期すこと。いま感じていることはこれ。

美味しいものを食べて、人と会って、電話して、メールして、楽しく暮らす。再浮上する。

アーサー・コナン・ドイル『緋のエチュード』

火曜水曜と2日かけて青空文庫でアーサー・コナン・ドイル『緋のエチュード』大久保ゆう訳(以前は『緋色の研究』)を読んだ。
読み出したら夢中になり読み通してしまったが、読み終わってなんでこれ読んだのかなって疑問がわいた笑。きっかけは「発達障害」の本3冊からドラマ『シャーロック』にいったんだった。いやー おもしろかったなあ。発達障害のシャーロックを堪能した〜 それから青空文庫を探して『緋色の研究』を見つけた。いまは『緋のエチュード』となっている。

なんせシャーロック・ホームズの物語を読んだのはこどものとき、おとなになってミステリファンになっていろいろ読んだが、コナン・ドイルは読んでなかった。本格物やハードボイルドやいろいろ読んでるのに、ホームズは子供向けと思っていたみたい。いますっごく楽しんで読んでほんまの本格物やんかと反省した。

〜第四章から引用〜
ホームズ「事件に関してはここまでだ、博士。ほら、種明かしした手品師は相手にされない。これ以上手の内を見せすぎると、君は僕のことを所詮ただの人と決めつけかねない。」
ワトソン「そんなことないよ。この世界でいちばん、探偵という仕事を厳密な科学にまで近づけている。」
ワトソンの独白 同居人は私の言葉や熱心な口ぶりが嬉しいようで、顔を赤らめた。自分の腕をほめられると弱いということが私にはとうにわかっていた。まるで、綺麗だよと褒められた少女のようだ。

二人が最初に会ったとき、ワトソンに一目でアフガニスタン帰りだねといって驚かせたシャーロック。二人の仲はドラマのハドソン夫人の見方では恋人どうし。
作品ではワトソン博士がホームズとワトソンの物語を書いたんだけど、ドラマではワトソンはブログを書いてアップしている。

青空文庫でシャーロック・ホームズ

昨日はドラマを見るのを休んで気を入れて日記を書き、発達障害の本をあちこち読んだりしていたが、夜中に飲んだコーヒーが効きすぎて寝つきが悪くなった。トイレに何度も起きて今日は睡眠不足ぎみ。ぐずぐずしながらシャーロック・ホームズを青空文庫で探して読んでみようと思いついた。検索したら『緋色の研究』がちゃんとあった。図書カードは「緋のエチュード」となっている。

シャーロック・ホームズの物語を初めて読んだのは小学校6年生のときだ。父が古本屋で買ってきた本を兄弟姉妹が取り合うようにして読んだ。その後はそれぞれが買ったり借りたりして読んだと思う。それぞれミステリファンになったから。わたしは大人になってからは読んでいない。今日がはじめてだ。青空文庫を探したら挿絵付きのがあった。ラッキー。暖かい部屋でお茶しながらパソコンを見つめておおいに楽しんだ。

ローリー・R・キングの『シャーロック・ホームズの愛弟子』シリーズ(集英社文庫)が気に入っていたときが長くあって、コナン・ドイルでなく、ローリー・R・キングのホームズファンだった時期が長かった。ホームズが結婚したのには驚いたっけ。ホームズ54歳、メアリ・ラッセルは15歳!

『シャーロック』と発達障害

ついこの間だけど、夫が買ってきた香山リカの『「発達障害」と言いたがる人たち』(SB選書)をさきに読ませてもらっていたら、香山さんが岩波明の『発達障害』(文芸春秋)を勧めていたのですぐに買ってきてもらった。わたしは「発達障害」という言葉は常々気になっているが、「発達障害と言いたがる人たち」ではない。甥の一人が自閉症ということもあってずっと気になっている言葉ではある。

香山さんの本を読むのを途中でやめて岩波さんの本に移り「はじめに なぜあの人は「空気が読めない」のか?」を読み出した。なんとまあ、章の最初の言葉がシャーロックなのである。ベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロック。
我が家はずっと前から映画から遠ざかっている。ここで『シャーロック』を見ないでポカンと解説されているだけでいいのか。実は、ベネディクト・カンバーバッチが素敵なことはネットの記事でじゅうぶん知っている。写真だけ見ていても素敵だ。夫に「この映画を見ないで発達障害について語ったらあかんのとちゃう? Amazonプライムで探そう」といった。すぐに見つかったので、月曜日に『シーズン1-1緋色の研究 “A Study in Scarlet” 火曜日(昨日)にシーズン1-2 死を呼ぶ暗号 The Blind Bankerと、シーズン1-3 大いなるゲーム The Great Game の2本を見た。
シーズン1は2010年の作品である。10年前の作品とは思えない新しさと速さ。

携帯電話とノートパソコンが出てくるところでびっくりしたが、会話の中でもシャーロックのサイトとかいうし。ワトソンはブログを書いてるし。製作年はいまから10年前なのだからその当時の最先端がまだ通用している時に見られて幸せだった。

そして、全体のスピードに驚かされた。はやい、はやい、すごく展開がはやい。結着も早い。「わたしら遅れてるぅ」と思わず叫んでしまった。
今日は発達障害の本をもう一冊買ってきてくれた。本田秀夫『発達障害』(SB選書)。

痒いところに手をとどかす

昨日の夜中にトイレに起きてちょっとしゃべってから寝たんだけど、横になったら背中が痒くてかゆくてもうたまらんっ、右上を掻いて左上を掻いて、左下から右下に移動して掻いて、そしたら足首が痒くなってもうたまらんわって叫びたくなった。でもちょっと掻くのを止めて考えた。いままでもあったじゃん。痒いときは痛くないとき。
掻いてる時は痛くない。これっていまのひざ痛に効くかしらん。考えているうちに寝入ってしまった。朝起きたら痒いのは止まっていて、ひざはやっぱり痛い。そうやろな、このひざが簡単に治るわけない。

でも夜中に掻いているときは痛くなかった。鎮痛剤を飲むのをやめてから痛みがきついが、痛みを感じているのを感じているわたしがいる。痒いときは必死で掻いて痛みを忘れるのだからおもしろい。
痒いところに手が届くっていう言葉があるけど、痒いところってふつう手が届かないからいうんかな。いやいや、痒いところってどこかわからん場合が多いのかも。あっちこっちと探しまわって掻いてまわる笑。

真冬だから寒い

今日も真冬の寒さだ。部屋からちょっと出ただけでも寒い。風邪をひいたら大変だからひかないようにおおいに気をつけている。出かけて帰ったら消毒薬をプシュッとし、手首まで手洗いし、つけていたマスクを捨ててうがいをする。

昨日の夜というか今日の明け方はほんまに寒かった。ベランダに面したガラス戸と張り替えたばかりの障子を閉めてカーテンを引いているのに寒い。トイレにいって横になったが「おーさむぅ」という感じでしばし目が覚めていた。
障子を張り替えてからつけていなかったオイルヒーターをつけたら、しばらくして納得のいく暖かさになりやれやれと熟睡。

じゅうぶん寝てお昼頃に起きたがやっぱり寒い。ストレッチするマットの下の床が冷えている。真冬だから寒いはずやと納得するしかない笑。
洗濯したけど干すのが寒いなと思ってる間に相方が外出着に着替えて干しはじめた。たまには手伝おうと思ったのだが、向こうは自分の仕事にしているから手早い。
今年は暖冬かと思っていたが、やっぱり真冬は寒い。