ヒュー・グラント久しぶり『Re:LIFE~リライフ~』

日曜日の夜はヒュー・グラントの映画『Re:LIFE~リライフ~』(2014)を見て満足した。長いことヒュー・グラントという名前すら忘れていたので見られてよかった。トシとってもオトコマエで好感持てる。

主人公は有名な賞をとったこともある名の知れた脚本家だったが、いまになって仕事にあぶれ、田舎の大学で講師の職を得て赴任する。
そこで知り合った教師や女子学生や男子学生との交流や行き違いが描かれ、窓の向かうはいつも雨が降っているわびしい生活がリアルに迫ってくる。それでもさすがヒュー・グラントだ、オトコマエなんである。

最後は気持ちよく晴れて、心もはればれ、楽しい映画だった。懐かしき『フォー・ウェディング』を見たかったんだけど代わりに見たこっちもよかったんで気分が落ち着いた。

ガス・ヴァン・サント監督マット・デイモン主演『プロミストランド』

昨日の夕方Amazonで見つけて夕食後に日記を書いたのちすぐに見た。
2012年の製作だからちょっと古い感じはぬぐえないが、社会派のヴァン・サント監督の真っ直ぐな姿勢に共感した。マット・デイモンは大真面目で演じていて好感を持った。ここまでは公式見解という感じやな笑。

大企業の青年社員が田舎の牧場主や農場主からシェールガスの採掘権を得るため奔走するが、思いもよらぬ反対意見に戸惑う。
美しい田舎の風景とそこを開発していくことに疑問をもたずに頑張る青年。反対派たちがなかなかしたたかで、青年が可哀想になるほどだ。ちょっと私情が混じった笑。

ガス・ヴァン・サント監督とマット・デイモンには敬意を払ったものの、もう一度見ることはないという結論。
もっと新しくて甘い恋愛映画が見たいって、けっこうむずかしい要求かもしれない。

キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック3』に圧倒された

もともと活劇映画は好きで昔はよく見てたんだけど、最近は映画そのものをあまり見ていないから話にならない。キアヌの顔とスタイルが好きで『ジョン・ウィック1』を再見したのが先日で(2)は以前見たからいいかと見送って(3)を見たってわけ。
そりゃものすごく気張った作品で、工夫されぬいた暴力シーンに圧倒されまくりだった。いつもこういうのは平気で見るのだが、今回は見ているときは順応していても、一夜明けてから疲れが出た。今日になってどこかしんどい。頭の中でまだジョン・ウィックが殴り合い中みたいな。

ネットで見つけた記事に『ジョン・ウィック4』を製作するというのがあった。コロナ騒動で遅れて上映は2022年とあった。再来年だ。あたしは生きているかしら? 87歳であの暴力に耐えられるかな。今年でこんなにしんどいのに、再来年は無理かもね。

キアヌ・ リーブスが好きなんです

昨夜は日記を書くのをさぼってキアヌ・ リーブスの『ジョン・ウィック』シリーズの(1)を見ていた。だいぶ前に見ていたけど、また見たくなって。(2)も見ているけど、今度また見るつもり。(3)はまだ一度も見てないが、あとでゆっくり見るつもりだ。キアヌ・ リーブス大好きなんで。

キアヌ・ リーブスを最初に見たのは『マイ・プライベート・アイダホ』(1991)だった。リヴァー・フェニックスがよかったけれど、好きになったのはキアヌ・ リーブスだった。美青年だったなあ。おっと、美少年か。
それから『スピード』がよかった。好青年なところに惹かれた。そのあとは『マトリックス』だけど、その評判がどうも受け入れ難く長いこと見てなかった。見たらとてもよかったけどね。好きなタイプの映画ではなかった。いまは「好き」というけど、当時はあかんかった。見る気が起こらんかった。
そして、『ジョン・ウィック』は『マトリックス』よりも好きだ。そういうとわたしの「好き」の傾向がよくわかるでしょう。

いま見たいと思っているのはウィノナ・ライダーと共演の『おとなの恋はまわり道』。Amazonで借りることにしよう。

ジェイソン・ボーンシリーズ、いいよね

ジェイソン・ボーンシリーズを12日に4作目を見て、おととい13日に5作目を見た。振り返ったら今回は3回目になるけど、初めて見たように新鮮だった。
4作目にはマッド・デイモンは出ていなくてつまらないかと思ったが、役者もアクションもストーリーもよくて集中して見られた。そして5作目はマッド・デイモンが出てるから夜遅くまで熱中して見た。コンピュータ業界の話も絡んでなかなかおもしろかった。

いろんな街でのカーチェイスがそれぞれおそろしくもおもしろい。不死身のボーンを信じているけど、ハラハラドキドキ。まあ、わたしは昔からミーハーですけれども。

西部劇からはじまった活劇好きがギャングものからクリント・イーストウッドの刑事ものファンへと発展し、いまはボーンシリーズである。映画がある限りカーチェイスは不滅だ。駅馬車が走っていた時代からジェイソン・ボーンのカーチェイスにいたる映画の歴史を振り返って楽しんでいる。

マット・デイモンの「ジェイソン・ボーンシリーズ」

昨日から見ているマット・デイモン演じるジェイソン・ボーンシリーズ。1と2を見て今日も3作目を見るつもりで夕食を早めに食べるべく用意してある。ずっと昔に見ていてお気に入りなのである。1から5まで見ているのだが、後の方はすっかり忘れているので再見が楽しみ。
昨日はボーンがなぜロシアに行ったのかわかってすっとした。今夜もいろいろすっとするんやろなと期待が高まる。(ここまで10日)

(ここからは11日)
ボーンシリーズは大掛かりなアクション、カーチェイス、撃ち合いなど好みのシーンがいっぱい。冒険シーン満載の中にもこころ温まるシーンがあるのもよい。ボーンのロシアでの行動でこちらのこころもほっとし温まった。

10日、11日で3作目までしか見ていないが、実はずっと以前に5作目まで見ている。見たら思い出すだろうがいまは思い出せない。早く全部見てあれこれしゃべりたい。

溝口健二監督『元禄忠臣蔵』を英語字幕版で

『元禄忠臣蔵』(真山青果原作)は昔から大好きな映画である。
偶然おとといの夜に英語字幕付き版を見ることになった。おとといは前編、昨夜は後半を見たのだが、字幕が邪魔にならず、ときどき英語を読んでいたり、いい経験をした。
したがって、昨日のブログはお休みしました。

戦中の映画だから映画館で見ていない。
20年くらい前にテレビで見たかビデオで見たかだったか大枚はたいてビデオを買ってからは何度も見ている。最近はどこかに仕舞い込んだまま見ていない。心身ともに忠臣蔵離れしてしまっている。中学生の頃から忠臣蔵が好きで、本編だけでなく、銘銘伝、講談、随筆といろんな本で読んでいた。いまは離れているが思い出すと何十年のものすごいファンだった。

この映画が好きなのは大石蔵之介を演じる河原崎長十郎が好きだからである。河原崎長十郎を見るために前進座の芝居を見に何度も出かけた。歌舞伎十八番だったかな、『鳴神』が最高だった。お姫様が河原崎國太郎でこれも絶品。前進座のパーティにも出かけてお二人に握手してもらったことがある。

映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの夫婦が40年もの間住み続けていた家を手放そうとしている。5階にある眺めのいい部屋は住み心地がいいが、エレベーターがないので階段をあがるのが億劫になってきた。犬もかわいそうだ。
この家を売って住替えしようと決めて不動産屋に依頼してまず買い手を探す。いろんな人が見に来てああだこうだとおもしろい。

40年の夫婦生活を過ごしてきた二人は強い絆で結ばれている。黒人の夫と白人の妻ということで、差別の世の中を二人は手を携えて生きてきた。ここにきて世の中の常識に逆らわずに生きていくなんてみっともない。この家に住めるだけ住もうと二人は決意する。いいぞ、いいぞ。

我が家も二人でこの部屋に越してきて40年経っている。眺めはそんなによくないし、狭いし汚いが気に入っている。ニューヨーク、ブルックリンとはいかなくても大阪新町に住んでいる。

久しぶりのスーパー、映画『新しい人生のはじめかた』

午後から銀行と郵便局へ行って用事をすませ、久しぶりにスーパーライフで日用品の買い物をした。ふだんはあれもいるこれもいると相方に頼んでいるが、もひとつめんどうな日用品を説明するのがややこしいので出ていった次第。車椅子を押してもらってゴム紐や事務のり、洗剤いろいろ、トイレスリッパなど隅々まで見て回った。

帰ってから2回目のごはん。ピーナツバターを盛ったトーストとコーヒー。ピーナツバターを思い切り食べて胃が重くなった笑。たまにこんなんがおいしい。晩ご飯はイカのトマト煮と野菜たっぷりのスープ。

食後、楽しみにしていた映画『新しい人生のはじめかた』を見始めたら一度見たことがあるのを思い出した。でもおもしろいしほろっとするところもあるしで、飽きずに見た。
女性のほうがうんと背が高いカップル。背が低くてもかっこいいのがダスティン・ホフマン。エマ・トンプソンがエレガントで可愛くてよっしゃーって感じ。ハッピーエンドが気持ち良かった。

アーサー・コナン・ドイル『緋のエチュード』

火曜水曜と2日かけて青空文庫でアーサー・コナン・ドイル『緋のエチュード』大久保ゆう訳(以前は『緋色の研究』)を読んだ。
読み出したら夢中になり読み通してしまったが、読み終わってなんでこれ読んだのかなって疑問がわいた笑。きっかけは「発達障害」の本3冊からドラマ『シャーロック』にいったんだった。いやー おもしろかったなあ。発達障害のシャーロックを堪能した〜 それから青空文庫を探して『緋色の研究』を見つけた。いまは『緋のエチュード』となっている。

なんせシャーロック・ホームズの物語を読んだのはこどものとき、おとなになってミステリファンになっていろいろ読んだが、コナン・ドイルは読んでなかった。本格物やハードボイルドやいろいろ読んでるのに、ホームズは子供向けと思っていたみたい。いますっごく楽しんで読んでほんまの本格物やんかと反省した。

〜第四章から引用〜
ホームズ「事件に関してはここまでだ、博士。ほら、種明かしした手品師は相手にされない。これ以上手の内を見せすぎると、君は僕のことを所詮ただの人と決めつけかねない。」
ワトソン「そんなことないよ。この世界でいちばん、探偵という仕事を厳密な科学にまで近づけている。」
ワトソンの独白 同居人は私の言葉や熱心な口ぶりが嬉しいようで、顔を赤らめた。自分の腕をほめられると弱いということが私にはとうにわかっていた。まるで、綺麗だよと褒められた少女のようだ。

二人が最初に会ったとき、ワトソンに一目でアフガニスタン帰りだねといって驚かせたシャーロック。二人の仲はドラマのハドソン夫人の見方では恋人どうし。
作品ではワトソン博士がホームズとワトソンの物語を書いたんだけど、ドラマではワトソンはブログを書いてアップしている。