今日の夜なべは金目鯛

昨夜からの都合で今日の朝昼兼用ご飯は個食となった。それぞれ都合の良い時間に起きて食べたいものを食べる。相方はとバナナとりんごとチーズのサンドイッチとコーヒー、わたしはシリアルのおかゆとバナナとコーヒー、簡素なものである。午後遅くなるとお腹が減ったからビスケットと白湯。

晩ご飯はどないしょう、やっぱり「夜なべ」かな、魚の鍋やなと相談が決まって相方が買い物に行き、ご馳走やでと帰ってきた。ちょっと高かったけど金目鯛をおごったって。その他、豆腐とさつま揚げと野菜ときのこで、最後にご飯とお餅をいれて卵でとじて、ネギと海苔。酒なしで白湯で食べたんやけど、いけたよ。

大和の伝統野菜「下北春まな」

近所の食べ物屋さんのお休みの日に軒先を借りて商売している八百屋さんがある。相方が毎週買いに行って無農薬野菜をいろいろ買ってくる。最近はずいぶん客が増えてものによっては売り切れていることがある。先日もあわてて行ってケール(朝食のスムージーに必須)やセロリ、カリフラワー、ほうれん草などを買った。

そのとき目についたのが濃いグリーンの「下北春まな」。濃くて大きく元気な緑の葉っぱの束である。
1束買ってチラシをもらってきたので写真を見ると霜がいっぱいかかった大きな葉っぱが元気そう。葉の大きさは大阪産の「うまい菜」と同じようだが、こっちのほうが艶があるかな。奈良県下北山村でしかこのように育たないそうだ。

今夜さっそく食べた。ご飯、味噌汁、鯖の塩焼き、豚肉と白菜炒め、厚揚げと「下北春まな」の炊いたん、白菜の漬物。「下北春まな」が素直にうまかった。
煮物や炒め物以外に、漬物、めはり寿司、ペペロンチーノもうまいってチラシに書いてある。

砂糖でごまかす

今夜は久しぶりに「飲むか」「飲む飲む」となって、焼酎湯割りを少し飲んだ。最近は相方が飲んでもわたしは飲まないことが多い。お酒を欲しないだけ身体が衰えているのかもしれない。
ほんの少し飲んだだけでほろ酔い気分になり「週刊現代」を読みだしてテーブルを片付けるのが遅くなった。

今日のおかずは、サツマイモとネギの味噌汁、イワシの煮付け、豚肉と大根の炊いたん、漬物、海苔だった。イワシはニンニクと生姜と梅干しを入れ、醤油と味醂と砂糖を多めにつかって炊いたそうだ。濃くてうまいとわたしがいったら、この間の炒り卵も濃くしたでと相方がいう。風邪をひいているからクスリだと思って砂糖たっぷりの炒り卵にしたったそうだ。どおりでうまいと思った(笑)。
そういえば、今夜はイワシが醤油と砂糖と味醂で茶色い。いつものうちのイワシの煮付けは銀色にひかってるもんなあ。たまには砂糖入りもいいとしよう。

よなべ(夜鍋)

〜母さんが夜なべをして手袋編んでくれた〜という歌から、当ブログ1月9日に「夜なべ(わたしの戦争体験記 37)」を書いた。友人のK子さんが「わたしもこの歌好き」といってくれて、そのあとの冗談。息子さんが仕事から帰って晩ご飯はなに?と聞き、K子さんのご飯支度を見て「今夜もよなべか〜」というって(笑)。それ以来、我が家でも夜に鍋物するときは「夜鍋」というようになった。

今日の夜鍋は、鶏肉、油揚げ、がんもどき、豆腐、きのこ、ねぎ、春菊、うどん、お餅の入った簡素なお鍋。飲み物は久しぶりの缶ビール。
使う食器が少ないから片付けがラクなのもよい。鍋がぐつぐついい出して、煮えたのから食べ出すとお腹のへんから暖かくなってくる。やがてからだ全体が暖かく汗をかくくらいになる。
ええわあ、夜鍋。

これをつましい食事というんやなあ

今日はむちゃくちゃ寒かった。これからもっと寒くなるらしい。今夜は湯たんぽ抱いて寝よ。
毎日買い物に行く相方が「今日はやめとく。在庫品で晩ご飯するわ」と在宅で仕事やら読書やらしている。わたしは無論のこと在宅で読書とヴィク・ファン・クラブの会報づくりをやっている。二人とも黙々と本やパソコン画面を相手にしているから高齢者世帯は静かである。夕方座り疲れたのでストレッチをした。

晩ご飯はお酒を飲まないそうで、ご飯、大根と菜っ葉の味噌汁、豚肉と菜っ葉の炒めたの、鯖水煮缶のトマト煮、漬物、海苔が出た。わたしがテーブルを眺めながら感極まったように「これをつましい食事というんやなあ」といったら、あまりにも適切な表現に二人で大笑い。

ポトフで温もる

昨日の夜のこと、古い雑誌を見てたらポトフの紹介記事が出てきた。ポトフってどんなんやったかな、よく昔つくって食べたなあ、なつかしいね、簡単にできるからすぐにやろう、ということで今日はソーセージと野菜のポトフ。昔はデパートのドイツ食品売り場でソーセージを買ってきてつくったとか、余ったソーセージと冷蔵庫にある野菜でカンタンにできたとか話がはずんだ。

今日は他におかずがたくさんあったので、味噌汁みたいな感じで鍋をテーブルにおいた。スープ皿にたっぷり山盛りでセロリやじゃがいもにも味がしみてうまい。さっさと切って入れたウインナーソーセージがけっこういける。

次につくるときは本町のドイツ料理店へソーセージを買いに行くと相方が気張っていった。店長さんと顔見知りになっているらしいから、きっとうまいソーセージを手に入れてくるだろう。

春を呼ぶ魚カマスゴ

昼間は寒さがちょっとゆるんで暖かかった。どこにも出かけずずっと部屋にいたんだけど、すこしも寒いと感じなかった。いつもはいま座っている事務椅子の後ろにオイルヒーターを置いてあり、冷えがきついときは股火鉢状態にしているほどだけど、今日はオイルヒーターをベッドのそばに置いたままである。夜中にベッドルームが冷えないようにオイルヒーターをいちばん低温にして運んであり、朝になるとわたしのパソコン机のそばに転がしてくる。今日はここまで持ってくる気持ちが起こらないくらい暖かかったんだ。ラジオの天気予報がいってたけど、明日の朝からあとに冷えてくるみたいだから気をつけなくっちゃ。
今日の日中はパソコンの前にいた以外は本を読んで過ごした。どっちにせよ座りすぎで腰にきている。明日は整体院に予約してあるので一安心だけど。自分でもなんとかしなくちゃ。

買い物に出かけた相方がスーパーでカマスゴを買ってきた。「おっ!春を呼ぶ、関西の魚やん、うれし!」と喜んだら、焼いて酢醤油やなと晩ご飯の酒の魚に出てきた。まだ小さいからもひとつな感じだけど、焼酎湯割りに馴染んでうまかった。

カマスゴとかイカナゴとか小女子(コオナゴ)とかいろんな呼び方があるのも楽しい、春を告げる魚を少し暖かい日に食べられてラッキー。
はじめに暖かいと書いたが、そろそろ冷えてきた。

ケーキが食べたい

クリスマスケーキは当然食べてない。年末の外食もなしだから当然ケーキのたぐいを食べてない。
午後になって出かける相方にケーキが食べたいといったら、近所にケーキ屋ができたのを知ってるかという。当然知りません。でも年末だから今日は閉まっているだろう、小さい店やからとのことで、その可愛いケーキ屋さんには年が明けてから行くことになった。

それで今日は心斎橋の大丸ポールでケーキ風菓子パンを買ってきてくれた。久しぶりの甘いものがうまい。机の上の小さい缶に入れてあるビスケット類、折口信夫先生にならって置いてある花林糖などよりもずっとうまいおやつで満足満足。
次はうまい和菓子が食べたいなあ。 ここしばらく糖分摂ってないからほしがりの虫がさわぐ。たまにはいいよね。

我が家のフルコース

今日の晩ご飯は、ごはんを茶碗(茶碗の大きさが違うが)に半分ずつ、味噌汁一椀、生野菜のサラダ、ほうれん草のおひたし、鯖の味噌煮(缶詰)、とり肉と菜っぱの蒸したのがそれぞれ小皿に盛られてテーブルに並んだ。海苔も小皿でそれぞれに出た。

ふと思った。これってフルコースじゃん。コースだと順番に出てくる食事の皿が全部テーブルの上にあるだけだ。

わたしがご飯を用意していたときは洗い物をなるべく減らそうと思っていた。だから丼物にしてみたり、同じ皿のものを二人で食べたり。鍋物することが多かった。

いまは片付け係になって毎日二度洗い物をやっている。白いタオルふきんで拭き上げた食器や鍋を見るといい気持ちだ。

今日もセビーチェ

すっかりお気に入りになったセビーチェ。今日はカツオのたたきと野菜たっぷりのセビーチェを食べた。その他は、小ぶりなイワシに塩胡椒してフライパンにふたをして時間をかけたの、豚肉と日野菜の炒めたのと昨日のワインの残り、朝食の残りの野菜スープとパンと紅茶。遅くなったけどいい晩ご飯だった。果物はこれからりんごと柿。

雑誌『エル・ア・ターブル』の2015年5月号に載っていて、料理ページにはセレブの女性が3人「私たち、セビーチェ大好きセレブです!」とにこやかにいっている。わたしたちは2年半遅れで「私たちセビーチェ大好き老夫婦です」といっている笑。