きくらげの天ぷらは〈さの半〉だった

おとといの「カンタン菜食ご飯」を書いてからツイッターに「大根おろしの食べ方をなにか考えよう」とツイートしたら、「なめこおろし」を教えてくれたひとが二人いた。〈ミクシィのつぶやき〉では「天ぷらに大根おろし」と教えてくれたひとがいたので、紅生姜の天ぷらを買ってくると返信。続いて「きくらげの天ぷら軽く焼いて大根おろし^^美味しいですよ〜^^*」とあった。
わが家は最近天ぷらと無縁なので「きくらげの天ぷら」と言われてもぴんとこなかった。キクラゲを揚げたらうまいのかな、なんてナンセンスな反応をした(笑)。いまは魚とキノコを食べないので、天ぷら(薩摩揚げのことを大阪では天ぷらという)といわれても、普通の天ぷらのことかと(笑)。

そこで思い出したのが〈さの半〉の天ぷら「キクラゲ入り」である。〈さの半〉は道頓堀にあって、池波正太郎がうまいとほめていたお店である。道頓堀までわざわざ買いにいく値打ちのある味だった。キクラゲ入りもゴボテンもおいしかった。かまぼこもおいしかった。鱧の皮もここのはものがいいからキュウリもみがうまかった。
閉店して5年以上経っている。あの味を知っているひともだんだん減っていく。

ダルジール警視のヨークシャーパーキンを食べた

最後の作品「午前零時のフーガ」、ダルジール警視はホテルのテラスで、濃いヨークシャー・ティーをポットで頼み、あと、パーキンもいいな、と注文する。〈ヨークシャー名物の生姜と蜂蜜のケーキ〉だと註があったが、パーキンはどんな味がするのだろうと気になって、「パーキン食べてみたい」と去年の日記に書いた。訳者の松下祥子さんが〈レジナルド・ヒル〉で検索したら当日記が出てきたそうで、「ミステリマガジン」に作り方を書いてくださった。わたしはケーキは食べるけど作らないのを知っているSさんが作ったのを今日送ってくださった。持つべきものは友♪ 昼食後と夕食後に厚切りしたのを濃い紅茶で食べた。うまかった。まだ明日の分もあって幸せ◎

ヴィク・ファン・クラブの会報に彼女が書いた作り方を引用させてもらう。
【ゴールデンシロップ110g 黒糖蜜25g バター75g ブラウンシュガー75gをボウルに入れ、弱火にかけて溶かす。 ここにオートミール175g 小麦粉75g ベーキングパウダー小さじ1杯 生姜粉小さじ1杯と塩ひとつまみを混ぜ入れ、さらに卵1個と牛乳大さじ1杯を加えて混ぜたらケーキ型に流し込み、140度のオーブンで1時間半ほど焼く。】

オートミールはわが家の常備品でスープに入れたりお粥にして食べている。それで気がついたのだが、うちで買うのは健康食品店で普通のオートミールだ。一度だけ砕いたオートミールを知らずに買ったが、あれはケーキ用だったのだといま気がついた。オートミールを入れたケーキがあるなんて知らなかった。検索したらオートミールを使ったパンケーキの作り方があって、これならカンタンそう。
(松下祥子訳 ハヤカワポケットミステリ 1800円+税)

そば粉のケーキ

ツイッターですごくおいしそうなケーキの写真を見た。生クリームやイチゴをつかったいわゆるケーキではなく、玄米色のベースに木の実や手作り砂糖菓子のようなものがぎっしりとつまっている。まるで「リンバロストの乙女」のエルノラのお母さんがつくったようなケーキ。いまの日本では高価な材料なんだろうな。
いいな、いいなと叫んでいたら、相方がそば粉のケーキをつくろうや、使っているものは安価だが思想的には同じや(笑)。
相方はわたしと違ってレシピを読んでそのとおりにしっかりとつくる。特に丸元淑生さんの料理本から学んでいる。そば粉のパンケーキもそこにあって、ビタクラフトの鍋でときどきつくっている。
最近ジャムに凝ってカシスやベリーなどいろいろ買っているが、今日はイチゴジャムにした。うまかった〜

「ミステリマガジン」5月号はレジナルド・ヒル特集

いちばん楽しかった記事は翻訳者の松下祥子さんの連載記事の「ダルジール警視の好物」(ミステリヴォイスUK 第53回)だ。松下さんはヒルが亡くなったあとで日本の愛読者情報を知ろうとネットを見た。数は多くないがとても熱心で、感想をブログに綴っているひとも何人かいるのがわかった。わたしもブログを書いているので読んでくださったと知ってうれしい。というのはわたしが書いた「パーキンというお菓子を食べてみたい」に応じた「ダルジール警視の好物」なので。

【ホテルのテラスで。「濃いヨークシャー・ティーをポットで頼む。あと、パーキンもいいな」。パーキンは〈ヨークシャー名物の生姜と蜂蜜のケーキ〉と註がある。パーキン食べてみたい。(230ページ)】とわたしは書いている。
以上をふまえてパーキン(parkin)の作り方を教えてくださっている。パーキンにはいろいろなバージョンがあるが、黒糖蜜、オートミール、生姜を入れるのが特徴だそうだ。レシピが書いてあって、もっちりした黒いケーキができるそうである。わーっ、食べたい!
材料はなんとかなりそうだけど、うちにはオーヴンがないのでできない。そのうち誰かが作ってご馳走してくれるのを期待しよう。
ヨークシャー・ティーは製茶会社テイラーズの紅茶の銘柄だそうだが、日本で手に入るのかな。

その他、ダルジールの好物や作中で食べたものいろいろ。おいしそうなロースト・ビーフとヨークシャー・ブディング、ミート・パイ。そして、マトン・パスティー、イヴのブディング、スポッティド・ディッグなど名前も知らなかった食べ物の話や作り方があって楽しい。
(早川書房 876円+税)

人間の料理

男の料理ってよく聞くけど女の料理とはいわない。当たり前のことはいわないのだな。うちだって共同生活を40年ほどしているが、つい数年前までわたしが家事を担当していた。まあ自営業で直接の仕事はあっちがするからしかたなかった。それになんやかやいうても、家事ぐらいしてやりたい気持ちがある。これってナンギなもんです(笑)。

自分が食べたいものをつくりたいと最近は2食のうちの1食である昼食は相方がつくっている。そうそう、昨日の送別会に相方がつくった豆のサラダを持って行った。パーティの会話に話題を提供したのがよかった。そのとき側にいた女子2人と男子2人との会話で、どうも女子は手抜きオーケーちゃっちゃとやったらええやん、なのであった。わたしの料理の早さは半端じゃないもんね。段取りがうまいのさ。

明日は昼過ぎに出かけるため早めに起きて洗濯して早い昼ご飯を食べることになった。それで相方は明日の昼用のパスタのソースをつくっている。もう男の料理ではなくて人間の料理(笑)。

1日2食で6年、菜食にして1年

1日2食にして6月で6年経った。月日の経つのが早すぎてこんな調子だとすぐに人生終わってしまいそう。まあ、あんまり考えんこっちゃ。ということで、1日2食は体にあったのだろう、自然に続いている。
菜食は去年の8月からだから満1年だ。家でだけの菜食で外食は肉食オーケーだから大きな声で言えないが、最近は懐不如意で外食あまりしてないからまあまあ菜食家だろう。我が家には、肉、魚、卵、牛乳がいっさいない。野菜と穀物と豆類ばかりである。冷蔵庫開けると野菜がどばっと入っている。

昼ご飯は、野菜スープ、野菜炒め、野菜サラダとパン。
晩ご飯は、ご飯、味噌汁、五目煮、厚揚げと白菜の煮物、切り干し大根、きゃらぶき、梅干し、緑茶、饅頭。

大麦のスープ

ゆるベジ生活には野菜の他に穀物が重要なことに気がついてきた。豆はサラダやスープや煮豆といろんなのを食べている。乾燥豆を水につけておくのが面倒だったけど、最近は相方の仕事になっていて、いつも冷蔵庫に茹でた豆の入った瓶が入れてある。
その他の穀物は玄米を炊くときに黒米と十穀源とアマランサスを入れている。最近は朝食のオートミールを忘れているのにいま気がついた。約一名にあんまり評判がよくなかったが、いまなら食べるかもしれない。グレッグ・ルッカの作品中に、イギリスからきた警察官が朝食にポリッジを注文する微笑ましいシーンがあった。
そういうことで、大麦を食べることにしてポランで「有機胚芽押麦」を買い、ネットで調べて「大麦と豆スープ」と決めて昼ご飯をつくった。
(1)大麦1/2カップを茹でる。(2)豆は前日に茹でてあるのを使った。(3)たまねぎ、にんじん、セロリ、キャベツを細く切って蒸す。(4)大麦が炊けたら全部入れて煮て塩こしょうでできあがり。うまかった。次はサラダをつくろう。

ベジ鍋とワインとチョコレート

わたしらと同じくゆるベジ(ゆるやかなベジタリアン)の友人が午後から用事があって来てくれたので、晩ご飯をうちでいっしょに食べた。最近は家で会食することはめったになく、どこかお店に行くことにしているので久しぶりだ。
用件がすんだあと、昨日から用意していたベジ鍋(ひろうすと京揚げと豆腐に野菜とキノコ)を食した。さっぱりとしておいしく彼女も喜んでくれた。ビールで鍋のあとは赤ワインとチーズとおかき。紅茶とチョコレート。そのあとみかん。ワインとチョコレートは東京の友人が元旦に送ってくれたもの。ワインは飲みやすくておいしく、チョコレートは上品。
食べるほうもよく食べたが、おしゃべりのほうも発展して延々10時間くらいにも。お互いによくしゃべった。しゃべれる内容があって、うなづけることがたくさんあって、これ以上のことはない。

三郷市特産品 小松菜煎餅

埼玉県三郷市に住む友人から煎餅をいただいた。三郷煎餅と小松菜煎餅のセットである。煎餅といっても丸い平たいものでなく細長く、2本ずつ袋に入っている。約1×1×10cmの棒状のもので、見かけは煎餅というよりも〈おかき〉だと思った。なんで煎餅なんかな。
〈おかき〉を検索したら〈「せんべい」と「おかき」と「あられ」の見分け方〉という記事があった。
【せんべい」は原料で簡単に区別ができる。「せんべい」はうるち米、「おかき」と「あられ」はもち米からできている点で大きく違うのだ。】
そうなんだ、かたちはどうであれ、三郷煎餅&小松菜煎餅はうるち米でつくられているから煎餅なんだ。
そして、三郷市は小松菜の産地なんだって。だけど原料表示を見たら小松菜煎餅には小松菜は入っていない。食べたらおいしいけど小松菜の味はしないよ。袋には小松菜の絵が描いてある。
夜中の煎餅と番茶はおいしい。あとのことは考えないでおこう。ブログ書くために食べたんだもんね。