母と娘、姉と妹

さっき実の母親の介護をしつつ娘を育てている友人からメールがあった。いろいろ具体的なグチが書いてあって、ほんまに大変やなと思う。だけど彼女はわたしのことを、「姉への週に一度の訪問、毎日の電話」がすごく大変なことをしていると褒めてくれた。まあお互いに大変やなあということね。
でも、「母と娘」に対して「姉と妹」ではちょっっと重みが違うように思う。母と娘ってのっぴきならない間柄だよね。それにわたしの場合は、姉には姪がいてわたしより彼女のほうが距離が近い。

まあ、今日も朝から買い物して姉の家に行った。姉の出かける範囲は、医者とデイサービスの他は、郵便局、ローソン、美容院、散髪屋(顔そり)くらいだ。そこでは売っていないものを買っていくのがわたしの仕事。
しゃべりながらご飯とおやつをいっしょに食べ、背中のマッサージをした。帰る前に洗濯物を片付け植木に水やりする。それがすんだら最寄り駅までタクシーで行き地下鉄で帰る。
今日はタクシーで梅田まで出て先日見ておいた軽いコートを買った。これで介護労働の疲れが飛んでいった(笑)。

起きてしんどい、寝てても疲れる

昨日は「今日の暑さ 大阪は29度、明日は30度だって」と題して書いた。
暑くてかなわん嫌な季節になったが、それでも昼間はなんやかんやと風通しのよいところに座ってコーヒー飲んでローチョコをちびちびと食べて、本を読まないまでも図版の多いのを広げて楽しんだり。ツイッター読んでリツイートしたりイイネをつけたりしていた。
いつものことだが、ふらふらしているから家事がばしっといかない。お風呂に入るのが遅くなる。髪を洗うと乾くまで待つから寝るのが遅くなる。それでも寒いときだと体が温まった状態で布団に入り温かく眠れる。

昨夜は夕方シャワーで髪を洗って、寝る前はゆっくりと湯につかった。それで気持ち良く寝たところまでよいが、4時に汗びっしょりで目が覚めた。普通目が覚める時間は5時である。5時か〜とトイレに行きまたすぐに熟睡してしまう。4時にぱかっと目が開くとは異常事態発生ということでしかたなく起きて、汗の寝間着を着替え白湯を飲んだ。鼻水が出る。暑いので布団をはぎ、そしたら寒くて鼻水が出る。単純な話。

今夜は掛け布団を薄手のと交換することにした。
寒暖の調節するのが難しい季節なのね。これをアップしたらお風呂に入って、本を読むとかして体温をいくらか下げて寝ることにする。4時を通り越して熟睡したい。
明日も高温と天気予報がいってた。

今日の暑さ 大阪は29度、明日は30度だって

うちは窓や戸を開け放しておきさえすれば風が通って涼しい。でもそれは午前中と深夜のことで、いちばん仕事している午後から夜はカンカン照りの西日のせいでめちゃくちゃ暑い。クーラーの冷えがあまり好きでないので、ある程度暑くなるまでつけないから、うちわをばたばたさせて「暑い、暑い」とぼやいている。

そしてトシをとったせいで寒がりになった。だから冬は重ね着してガスヒーターの熱をあげて足元は靴下の重ねばきしてる。お水取りがくるまではと辛抱して春を待ち、桜が咲くと花冷えやと風流を気取りつつも膝に毛布をかける。いつまで経っても冬パジャマが出ている。寒さに敏感すぎ(笑)。

そんな我が家についに夏が来た〜
まずはビールがうまい。
ゴーヤチャンプルー、ズッキーニでラタトゥイユ、トマト中心にサラダなど夏野菜がうまい。

堀江に寄り道

姉の家に行って家事雑用をこなした。単身者世帯なのに用事が多い家である。主な掃除はヘルパーさんがするけど、それでも我が家ならほおっておくようなこまごまとした用事がある。用事中にいろいろとおしゃべりがあり、同じことばかりいうので返事で疲れる。最後に植木に水やりして帰った。

どこか帰り道でお茶しようと思っていたのだが、そうだ、堀江に行こうと思いついた。シカゴへのおみやげを買いたい。東京の猫ともだちに小物を送ると約束したんだった。何日か前の相方の誕生日のプレゼントになにかあれば。
その通りには3軒の知り合いの店がある。その道近くまで行ったらちょうど店の外にいた「Base Island kitchen & 焼き菓子工房 ジャマイカ食堂」のKさんがすぐに呼びかけてくれた。久しぶりなのでいくらでも話題がある。店の営業は終わっていたのでビーガンケーキを買った。
次に数軒おいた「セレクトショップ ジョローナ」へ。おしゃれなアクセサリーと猫小物を買って、ここでもおしゃべり。衣類やアクセサリーだけでなくローチョコレートも扱っているので7個あったのを誕生祝いに買った。高価なチョコなので味わって食べねば。
その次はとなりにある店名をまだ聞いてなかった陽気なおにいさんがやっている珈琲店へ。最初の日からよくしゃべったが今日は3回目。自慢のグアテラマコーヒーを飲んで、話題はアメリカ村今昔とかで盛り上がった。

おしゃべりで疲れがとれ、帰ってお風呂に入ってすっきりしたまではオーケー。そのあとで晩ご飯にワインを飲んだらすっかり酔いがまわってナンギ。でもそのちょっとあとでビーガンケーキと紅茶がうまかった。

僻んでたかも

昨日の豆剥きで思い出したことを考えた。わたし僻んでいたのかも。
うちはきょうだい7人、上が女2人で、次に男が2人、そのつぎにわたしがいて、その下に弟と妹がいた。姉たちだって母親の手伝いはしたはずだ。そのあとの男2人もけっこう力仕事を手伝っていた。お使いとか行ってたし、妹と弟を連れて紙芝居を見に行ったり川遊びにも行ったり。
それがもうちょっと年が経っていくと学校が遅くなったり、姉たちは映画や芝居に夢中になったり、ボーイフレンドができたり。上の4人が帰ってくるころ、わたしは豆を剥いたり台所でなにか手伝っていた。お使いにもよくいった。台所にいると遊びに行くために着替えた姉が「あんたシンデレラみたいやな」といったのをいまだに覚えている(このお姉さんにいま毎晩電話している笑)。

その時代になるまで、つまり姉たちにお手伝い時代があったことを考えてなかった。ただ、男2人が間にいることで、わたしのお手伝い時代が長かったのはたしかだ。
おかげでいまは幸せに暮らしています。なんじゃらほい。

豆をむくのは子供の仕事だった

子供のときは晩ご飯の支度をしている母親からよく豆をむくようにいわれていやいややっていた。豆はだいたいえんどう豆だったと思う。豆ご飯をよく食べた。ソラマメはかさがあるからむいた莢を見るとおおいに働いた気になったものだ。なんせ両親と子供7人の大家族だったから食事の量がすごかった。冷凍ものとかなかった時代だ。

今日は食事係りがむきながらこれは今朝採れたんやでと一言。子供のときようむかされたわとわたし。
おっと、思い出した。「ソラマメの煮えるまで」という児童劇をやったことがある。小六の学芸会で主役のお姫様をわたしがやった。投票で役を決めたのだから、勉強はできなかったけど人気はあったのだ。終わってから生意気にも先生に演出をやりたかったと言ったっけ(笑)。

今日の晩ご飯はトマトとアボカドと玉ねぎのサラダ。トビウオの干物、えんどう豆の卵とじ。牛肉とジャガイモを小さめに切って炒めたの。それぞれが小ぶりの皿に盛ってあって食べやすい。けっこうお腹が大きくなって、お米のご飯を食べるのは中止でトーストを1枚ずつ食べた。

毎日電話でお疲れさま

義兄が亡くなってからおととし7回忌をやったから今年の年末になれば9年になる。姉の一人暮らし歴もこうして考えると長い。週に2回デイサービスに行き、2回は掃除をしにヘルパーさんが来る。定期的に内科と整形外科に行き、その他の医院、マッサージなどにも出かけ、けっこう忙しい日々である。

その他にわたしと姪が別々に週に一度訪問して一日家事を手伝い一食をいっしょに食べる。
長くやっているから慣れているとはいえ、週に一度の訪問はけっこうしんどい。からだもだけど精神的に身がもたんと帰りに本屋や百貨店やカフェに寄っている。帰ったらすぐにお風呂で長湯する。

そして、タイトルにしたけど、毎日夜8時半頃になると20分ほど電話する。電話しないのは行った日と、わたしがどこかへ行く留守の日だけ。そんなに留守にしないからほとんど毎日かけている。ずっと「もしもし、元気?」で始まっていたが、最近は「もしもし」のあとは「あ〜しんど」である。電話に出てくると「あ〜しんど」では、こっちも意気が下がるけど、まあなんとか陽気に振舞って近所のことやデイでの話を聞いている。

あたい疲れちまっただよ(笑)。
なんかぱあっとお金を使いたいな。そうだ!『お嬢さん』のBlu-rayを欲しいと思ってたんだ。amazonで買ってしまおう〜 はーい、7月4日着。

青竹踏み体操

これも昔の話だが、部屋の片隅に放り出してあった青竹(もう飴色になっているが)を引っ張り出して踏もうとしたら、足の裏が痛くて踏めない。そういえば、買ってきたときに踏めなくて放り出したのだ。しゃあないなと事務椅子の下において足をのせてパソコンを使っていたが5年くらいはそのままだったかな。貫禄ある飴色だから見た目もいいし、のせてるだけでもいくらか効果ありそうと置いておいた。

去年の夏ごろか、引っ張り出して足をのせて立ったら、痛くない! それ以来、踏んでいるがいくらでもできる。竹踏み体操、ええやん。体にいいような気がする。でもそのまま立っていられない。机のはしとか柱とかどこか持ってないと倒れる。何ももたずに平気で踏んばっていられたらほんとの竹踏みなんだろう。もうちょっとの精進ですな。

コウケンテツさんのパスタ 粗びきボロネーゼのタリアテッレ

昨日の夜雨の中をクラブへ出動して明け方もどった相方は昼間爆睡していたが、夕方起きてきて晩飯やるぞと元気いっぱい。こちらは午前10時ごろに起きて洗濯ものの世話をしてお昼にはサンドイッチをつくってコーヒーを淹れて個食した。ツイッターで遊んでいると、起きてきて「買い物に行くわ、作りたいパスタがあるねん」ということで、おととい買ったトートバッグを肩にかけ心斎橋へお出かけ。

もどってきたらもう8時近くだったので、他の料理はせずにパスタをたくさんつくるわと仕事にかかった。『 ku ; nel 』去年の5月号に出ているコウケンテツさんのパスタ「粗びきボロネーゼのタリアテッレ」。
牛肉200グラムはたたいて粗挽き状にする(塩・胡椒)。ミンチでなく普通の肉をたたいてつかうと肉の味が濃くて旨いんだって。たたいた肉はハンバーグのように塊にして焼き付けて美味しさを閉じ込める。
熱したフライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて、ニンニク、セロリ、玉ねぎ、にんじんのみじん切りをいれてしんなりするまで炒める。肉を加えて一つにまとめて焼き付ける。赤ワイン1/4カップを加え、強火で水分とアルコールをとばす。ホールトマト(手でつぶして)、ローリエ、水1カップ。煮立ったら肉のかたまりをほぐして強めの中火で15分ほど煮詰める。
別鍋でパスタ(タリアテッレ)を茹でる。ソースのフライパンに茹で汁をおたま1杯分入れて煮詰める。皿にもってバターひとかけとすりおろしたバルメザンチーズをかける。

タリアテッレっていうのは、ひらったいパスタできしめんに似てるかな。きしめん食べたことないけど。いつものスパゲッティとは違う食感だった。
ワインを開けて、トマトとアボカドのサラダ。それにトースト1枚が今夜の晩ご飯だった。うまかった。

冷奴に塩

いまもむかしも豆腐が好きだしよく食べる。冬は湯豆腐や鍋物でしょっちゅう食べていた。夏は麻婆豆腐が王者だな。ご飯には味噌汁がつきものだから豆腐の味噌汁を食べること多し。冷蔵庫の中にはいつも水を切る容易に入れた豆腐が入れてある。味噌汁にはきれいに小さく形を整えて切るんじゃなくて、手でひと摑みした感じのがしがし感のある堅い豆腐が青い葉っぱや刻み葱と入っている。わたしならしない野性的な味噌汁は好きでもないが嫌いでもない。タンパク質だよと呼びかけているみたいな汁がけっこううまい(笑)。
今日は冷奴、ちょっと高価な絹漉し豆腐にかなり高価な塩をつけて食べた。いろんなことをして食べたのちにたどり着いた簡素な「豆腐に塩」がなによりもうまい。

今夜の献立
ビール(サッポロ生)、えんどう豆の卵とじ、冷奴(塩)、炒めた豚肉とザワークラフト、玄米ご飯、豆腐と菜っ葉ともやしの味噌汁、納豆、番茶。