おばちゃん、おばあちゃん、とか、わしは言われとうない

さっきツイッターをやりながら相方が怒っているので、どないしたん?と聞いたらこういうことだった。ロイターの記事に『「おばあちゃんDJ」、フランスのナイトシーンを席巻』というタイトルがあって、このタイトルはないやろということ。
パリで69歳の英国人女性ルース・フラワーズさんのDJとしての才能に注目が集まっているという。サングラスでおしゃれなかっこしたルースさんの写真がある。すごーくカッコいい。相方の言い分は「おばあちゃん」とはなんやねんということ。そんならおれは「おじいちゃん」か、言われとうないわということだ。

わたしも経験がある。神戸の震災ボランティア「週末ボランティア」に参加していたときのこと。若いだろう女性に「おばちゃん」と呼ばれた。一度目は「あんたのおばちゃんとちゃうで」と言ったが、二度目は無視した。だって「おばちゃん」とちゃうもん。周りの人たちが息をのんでいる。言った本人もじっとしていたが立ち去った。仲間とべちゃべちゃしゃべりながら。その後のレクチャーのとき、代表が「おばちゃん」は使わないようにと言った。「おかあさん」と言いなさい(笑)。

おてんとさんが見てる

懐かしい言葉だ。母親かその母親であるおばあちゃんが言ってたのか。長いこと忘れてたわ。悪いことをしたら誰もいなくても「おてんとさんが見てる」からやったらあかん。神様や仏さまが見ているのではなく「おてんとさんが見てる」というのがええなぁ。

日曜日早朝の小沢一郎さんのテレビ出演はよう見なかったが、さっきユーチューブで録画を少しだけ見た。理路整然と話されていたが「おてんとさんが見てる」という言葉がわたしを捉まえた。そうやそうや、おてんとさんが見てはんのや。いまのことろ、おてんとさんに見られて恥ずかしくないよな、と我が身を振り返った。

ヴィク・ファン・クラブの会報を昨日今日で仕上げたので明日送れる。22日が例会日なので早めに到着するように頑張った。今月の目玉記事はモンゴルからの会員のおたより「モンゴル語学習奮戦記」です。

女どうしの会話はつきることなく

以前は男の子としゃべるのが好きだったのに、最近は女の子とのおしゃべりのほうが好きだ。なんでやろといま考えたが、昔は男の子とよくつき合っていたからで、いまは女子とつき合うことが多いから(笑)。まあ、女子でもつまらん子がたくさんいるし、男子にも気のあう子(?)がいる。以上すべてわたし基準なので客観性はない。

今夜は大人の女性二人と魔女会議。お二人は魔女タイプではないけど、わたしが入っているからそう言わせてもらう。食事をしながらとどまることなく3時間。ミステリとサラ・パレツキーさんとヴィク・ファン・クラブの会員のこと。そして乙女読書家たちは「ジェーン・エア」で盛り上がるのであった。おもしろかった〜

市民が訴える「大阪宣言」御堂筋デモ(集合場所だけ参加)

今日のお昼前から「大阪宣言」御堂筋デモを行うと先日ツイッターに告知があった。なんと集合場所がうちの近くのうつぼ公園なのだ。どんな人たちがどれだけ集まるのか気になって行ってみた。わたしは膝が悪いからデモは無理なんで、野次馬で集合場所にのみ参加。
ぶらぶら歩いて11時前に公園に到着すると東側の広場にたくさんの人が集まっていた。世話役の人にチラシをもらった。天気はいいしのんびりした感じである。

チラシには「我が国のマスコミの偏向報道、政治の閉塞、司法の腐敗を打ち破るために、我々は以下の宣言を行う」とあって、〈市民が訴える「大阪宣言」〉が記してある。「小沢を支援し、小沢に我々の気持ちを託すために決意しました。」ともある。わたしが今回のデモになぜ興味を持ったかというと、民主党の代表選挙のときのヨドバシカメラ前の広場での小沢さんに対する拍手とうねるような歓声をテレビニュースで見たからだ。大阪市民は小沢さんを支持して集まっていたのか、行って自分でその様子を見たらよかったと思った。
チラシには「六甲おろし」の歌詞もあったのが大阪らしい。

動員とかなしでこうして集まってくるのだからすごい。30分ほどしてこれから出発と呼びかけがあった。四ツ橋筋から御堂筋へ出て南下し難波へ出る。わたしは見送ってからすぐに帰ったけれど、ざっと勘定して1000人を越えてると思った。ツイッターでは1300人と書いている人がいた。年配の人が多い静かなデモだった。

女性ライフサイクル研究所 20周年記念イベント

クレオ大阪中央のセミナーホールで催された「女性ライフサイクル研究所 20年の歩みとこれから〜人生の楽しみ、事業の歓び〜」に参加してきた。去年の11月はじめに「NPO法人 FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワーク 第7回年次大会」が催された場所だ。今日も連れ合いといっしょに参加した。

第一部は司会を津村さんが担当されてはじまった。
20年前に小さな子どもを連れた母親たちが集まってはじめた女性ライフサイクル研究所(FLC)が、着実に歩んできた道のりを西さんがパワーポイントを使って紹介された。この20年、FLCが子育て、虐待、性暴力、DVなどのさまざまな問題の支援活動に取り組んできたことがよくわかる紹介だった。
次に14人のスタッフがずらりと並んで自己紹介。みんなそれぞれ賢そうで活発でおしゃれでイキイキしている。

次はゲストを招いての鼎談。
多田千尋(芸術教育研究所所長 / 東京おもちゃ美術館館長)さんと上田理恵子(株式会社マザーネット代表)さんと村本邦子(女性ライフサイクル研究所所長)さんが「人生の楽しみ、事業の歓び」というテーマでそれぞれの人生と仕事について話された。わたしは「人生の楽しみ」は人一倍味わっていると思うけど、「事業の歓び」というところはさっぱり関わりのない人生を歩いてきた。でもおっしゃることはよくわかって笑いながらうなづいていた。

鼎談が終わって参加者からの発言。
発足当時に子ども連れで参加されていた人が、ずっと活動を続けてきていまに至っている報告などのあとに、発言者が途切れたとき、司会の津村さんに指名されてしまった。わたしはこの場で話すような活動はしてないので困ったが、FLCとのつき合いはじめのこと、上田さんの話されたことへの共感(いろんな事業展開のうちの独居女性に話し相手を派遣する仕事)、サラ・パレツキーさんと19年間続けてきたヴィク・ファン・クラブのことなどを話した。

第二部はパールノート(長川歩美+村本邦子)によるピアノ・コンサート。
リスト、ショパン、ラフマニノフ、シューベルト、ガーシュインを独奏と連弾で。二人ともステキなドレスで楽しんで弾いているのが楽しい。ユーモアあふれる津村さんの解説つき。

いろいろと元気をもらって雨の中を帰ってきた。たくさんの参加者で熱気と善意にあふれたいい会合だった。

ヴィク・ファン・クラブ会報10月号は、特集「サラ・パレツキーさん 日本の日々」

ようやく会報ができた。今月は特集「サラ・パレツキーさん 日本の日々」、明日送る。東京でのサイン会&ミニトークと日本ペンクラブの講演会に参加された人たちの詳しい報告や感想。そして奈良での食事会と翌々日のお見送りと、じかにサラさんご夫婦と接することができたメンバーの報告が楽しい。参加できなかった人からの熱いメッセージもうれしい。

サラ・パレツキーさんから日本へ行くこと、最後に関西へ行くつもりなので奈良で会いたいというメールをいただいてから、何度かのメールのやりとりで場所や時間が決まっていった。その日に奈良へ行けるメンバーは自然に決まった6人で、東京、岐阜、名古屋、神戸、大阪×2が当日午後に集まった。

メールをいただいてはいるものの、ご自身のツイッターで15年前に会ったヴィク・ファン・クラブの人たちと再会したい、そしてブログでは再会した写真も載せてださった。世界に向けてだからうれしい♪

PANORAMA手芸部で息抜き

家にいるとパソコン前と読書の他になにもすることがないという不趣味者である。ちくちくと針仕事ができれば言うことはないのだが、出来上がりのカタチが見えるのに手が追いつかぬ。今日はPANORAMA手芸部の日。息抜きが必要と10時過ぎに片付けて出かけた。人のお裁縫を見てのんびりしよう。

最近は知った顔が増えて、その上にツイッターでみんなの動きが見えているので場に居やすくなった。女たちそれぞれがいきいきしている。音楽がある場でいままで味わったことのない雰囲気がある。何十年か音楽の現場から離れていた間に変わったのね。
昔のジャズ喫茶は男の世界だった。わたしはどこでも出入りしていたし、男性たちも受け入れていたけど、それは〈名誉男性〉だったからだ。いつから変わっていったのだろう。
わたしが言うとリクツっぽくなるが、女性がそのまんまの姿でいられる場所があるいまはすごく気持ちがいい。

今夜はHさんの誕生日で、突然DJサキちゃんがハッピーバースディツーユーをかけ、みんな拍手をして祝った。まわってきたアベチカさん作のケーキは秋の味で最高だった。
マッサージもしてもらった。すごい肩こりが解消されたので今夜は安眠できそう。

少し風邪気味だけど元気

この1カ月くらいはサラさん来日に向けての会報づくりや連絡メールで忙しかった。昨日の光合祭で冷えたってこともないが、ようするに張り切り過ぎがたたったのだろう。今朝はすこし風邪気味。寝ていたらヒューという小さな音が自分の胸の内から聞こえたと思ったら咳が出た。
起きてから野菜と豆のカレーをつくって煮込みながら半身浴して、食後は2時間寝たらかなり回復。だけど夜遊びのPANORAMA行きはお休みにした。

うれしいメールがきて、一人悦にいっている。サラ・パレツキーさんのブログにわたしらの写真が1枚入っている。

もういっちょう、ツイッターにあったサラさんの出発直前のコメントを教えていただいた。
I’m getting ready to leave for Japan where I’ll have the opportunity to speak and take part in the International PEN Congress on literature and the environment. Very excited, especially at the opportunity to meet up with some of the strong interesting women I met there fifteen years ago.

サラ・パレツキーさん夫妻をお見送りの巻

サラさんご夫妻は昨日はお二人で古都奈良を散策して楽しく過ごされたそうだ。雨もたいしたことがなくかえって落ち着いてよかったとのこと。
奈良から東京へもどられるのを、京都まで送ってほしいと頼まれたので、通訳を翻訳家の飯干京子さんにお願いして難波で待ち合わせた。初対面だったけどすぐにわかり、ミクシィで長くつきあっているので奈良までの車中を旧知のように話し合っていた。

9時半に奈良ホテル到着、すこし早かったので近所を散策してからロビーへ。ここのロビーへ一度入ってみたかったのよね。クラシックですごくおしゃれ。すぐにサラさんが見つけてくださった。喫茶室で新聞を読んでいるコートニーさんがカッコいい。タクシーがくるまで庭で写真を撮る。サラさんはジーンズにスニーカーの軽装がよく似合っている。お二人の中に入って撮ってもらったけど、真ん中が谷だ(笑)。

タクシーで奈良駅到着。エレベーターの場所など確認しておいたのでさっさといき、時間があるので駅内のカフェでコーヒー。サラさんはiPadを出して写真を見せてくださる。コートニーさんはiPhoneで時間を見ておられた。
近鉄特急は指定席で4人向かいあって座った。飯干さんの流暢な英語で会話がはずむ。外は黄金色の田んぼが続き曼珠沙華が咲いている。快適な35分が過ぎて京都着。

新幹線の乗り場って電車を降りたらすぐなんだ。ずっと向こうのように覚えていたのはなんでやろ。ホームに上がってのぞみが来るのを待った。列車に乗り込まれるのを待って外で見ているとサラさんが中腰になって手を振っている。

お見送りが終わってホッと一息。二人で駅ビルを長いエスカレーターでのぼって昼食。JRで大阪へもどった。帰ったら疲れが出て一眠りしたけど、目が覚めたら元気回復していた。ああ、楽しかった。

サラ・パレツキー「サマータイム・ブルース」[新版](2)

2カ月ほど前にヴィクシリーズを友人に貸してあげることになったときに、「サマータイム・ブルース」だけがなくてごめんねと言って2巻からお貸しした。だれかに貸したままなんだけど、25年間に何冊か買っているのよね。それも最後になくなっていた。今回、[新版]が出てよかった。読み終わればやっぱり第1作はういういしい。

シカゴはいま7月。V・I・ウォーショースキー(ヴィク)はミシガン湖沿いに車を走らせている。レイク・ショア・ドライヴから離れサウス・ループへ出てモンロー通りの煙草屋の隣にあるプルトニー・ビルに入る。エレベーターが動かないので4階まで階段を上がる。薄暗い照明の下のドアの文字は〈V・I・ウォーショースキー、私立探偵〉
部屋に入りエアコンのスイッチを〈強〉にすると、ヒューズが切れて照明の電気も消えてしまう。窓を開けると通りの反対側にある〈アーニーのステーキ店〉のネオンがまたたいている。
そして依頼人が訪ねてくる。横柄な男で職業別電話帳で見つけたと言い、一人の女子学生の居場所を探るように依頼し、現金で500ドルを支払って去る。
何度読んでもハードボイルド私立探偵小説の出だしとして最強。

25年前のわたしは、幼少時から読んでいたのに離れてしまったミステリの世界にもどってきて数年後だった。数年間古本屋でポケミスを買いあさり、ハードボイルドミステリが自分にぴったりくることに気がついた。ハメットやチャンドラーは昔ある程度読んでいたので、その後継者たちの本をたくさん読んだ。そして出合ったのがロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズだった。最初の数冊を読んだときの熱狂はすごかった。そしてサラ・パレツキーのヴィク・シリーズが出て並ぶことになった。
二人ともインテリの作家で、第1作はハードボイルドミステリを研究し尽くして書いており、すごくうまいけどちょっとパターンどおりかなと思うところがあった。でもところどころはみ出している部分があっておもしろかった、2作目からそれぞれの個性ある作風になっていったと思う。

女子学生を探して大学に行き、先鋭な女性たちのグループに接近する。依頼人は怯えきっている14歳の少女とヴィクが言うと、やっぱりおまわりじゃないのと返される。その返事「わたしに命令できるのは、警官、市会議員、局長といった階級組織ではなくて、わたし自身だけよ」。そしてピーター卿なら気の利いた会話でなんでも聞き出し、そのあとレズビアン自由基金へ200ポンド寄付するだろうと続くのがおかしい。本書ではもう一カ所ピーター卿の名前が出てくるので、サラ・パレツキーによってドロシー・L・セイヤーズを知った人も多いと思う。
(山本やよい訳 ハヤカワ文庫 940円+税)