ミステリ読書会のおかげで出てきた本

次回の大阪翻訳ミステリ読書会は7月14日に開かれる。課題本チャールズ・ウィルフォードの『拾った女』(扶桑社ミステリー)を「知らんなあ、まあ買うて読むか」とアマゾンに注文した。届いた本は去年の7月発行なので、まだ新しい本なのだ。けっこう古い人だと思いこんでいたのでなんだかよくわからん。表紙カバーの絵はおしゃれで新しい感覚だと思える。眺めていたらカバーを曲げたところに著作紹介があって、『マイアミ・バイス』とある。あれまあ、『マイアミ・バイス』とは、あの部長刑事さんだ!とすぐにわかった。そして「この本もってるやん、探したら出てくるで」とつぶやいた。

天気が良くなったのをさいわいに、物入れを開けて本の段ボール箱を引っ張り出す。大きいと重くて持てないので小さめの箱に詰めてある。持てる精一杯の量が詰まっているのを、おっちらと引っ張り出して探した。もっと時間があったらえらいこっちゃになるところを、探すだけで次々と元に戻す。
あったあった、3冊いっしょに出てきた。『マイアミ・ポリス』「あぶない部長刑事』『部長刑事奮闘す』。よーし、読書会に持って行こう。
だけど本命の課題本『拾った女』をまだ読んでない。

初スイカ

最近読んだネットの記事に若者が果物を食べなくなったというのがあった。若者どころかうちらも食べてへんがな。野菜はものすごく食べているのに果物は食べてなかった。柿は別としてリンゴもミカンもあんまり食べてない。
こりゃあかんがなと最近は積極的に果物も食べようとなった。まずはバナナ、それからアンズ、ビワ・・・
振り返れば去年なんかスイカを一回も食べてなかったんじゃないかな。昔は夏のおやつにスイカだった。大掃除を終わったらスイカ、プールから帰るとスイカ、友だちが遊びにきたらスイカ。そんなことをしゃべった昨日の夜。

今日姉のところから堀江をまわって帰ったらスイカが買ってあった。とり肉とソーセージと野菜が入った焼き飯とサラダと野菜スープの晩ご飯のあと、紅茶を飲んで片付けをしてその後にスイカ。
甘くてうまいっ! 明日のぶんもあるそうな。快楽はまだ続く。ブッシュミルをショットグラスで一杯!

家ごはん、家飲み

近所のスーパーで旨そうなでっかいヤリイカが大安売り、2匹580円で売っていたと相方がうれしそうに買ってきた。新鮮なヤリイカだとまずお刺身かと思うが、今日はトマトと炒めるという。イカの足と内臓を抜いたのを捨てずにそのまま全部使ってトマトとオリーブオイルで炒めた一品。アボカドとトマトのサラダをつけて赤ワイン。パンは最近凝っている近所のパン屋の焼きたてトースト。

先日から映画を見てはお酒をうまそうに飲むシーンで「うまいウィスキーが飲みたいなあ」とつぶやいていた。飲み助みたいなセリフだが、わたしはほんのおちょこ一杯で赤くなるくちだ。1瓶あれば忘れるほどある。ヴィクにちなんでいつも黒ラベルをおいているが、今日はもちょっと高いのを飲んでみたい。ということで買い物のついでに酒屋さんに寄って買ってきてもらった。アイリッシュウィスキーのブッシュミルとおなじみのバーボンワイルドターキー。高かったけど、飲む人がどこか外で一回飲むお金で買える。そしていつまででもある。
今夜はチーズとナッツでちょこっと一杯。

アントワーン・フークア監督『クロッシング』

イーサン・ホークの映画を探したらニューヨーク、ブルックリンの警察官群像を描いたアントワーン・フークア監督『クロッシング』(2009)があった。サル(イーサン・ホーク)は麻薬捜査課の一員だが、小さい子どもがいる上に妻は双子を妊娠している。剥がれた壁のカビがひどくて医師から引っ越さないと母子ともに死ぬぞといわれている。今の状況では大金を手にいれないと引っ越しができない。最初のほうでヤクの売人のような男を殺して金を奪う。ところが家に帰ってみるとたいした額でないことがわかる。捜査中に大金を見て男を追いかけるがそいつは持っていなくて落胆。ほんまにどうするんかと思いやってやるせなくなった。だんだんいき詰まり借金の言い訳電話もほったらかし。結局は本拠に単身乗り込んで撃ちまくって現金を手に入れるが背後から撃たれてあっけなく死ぬ。
タンゴ(ドン・チードル)は出世のために潜入捜査官となりギャングの仲間に入るが、気の合うギャングのボス、キャズ(ウェズリー・スナイプス)を罠にハメることになる。出世と裏切りの間で悩むが結局は射殺される。

なんとリチャード・ギアが定年退職間際のやる気のない警官をやっている。あと何日かで退職するのだが、妻とは離婚して一人暮らし、黒人娼婦のもとへ通う日々。バッジを返した日、偶然行方不明の女性を見つけて彼女を救う。憮然とした表情とかよかったが、ちょっとさびしくなった。

女性の上司(エレン・バーキン)が好演。翻訳ミステリーを読んでいると、主人公の刑事が嫌っている女性上司にこのタイプが多い。
最初から最後まで隙のない緊張した場面が続く。フークア監督と出演者たちすごい。

天然酵母のシュトレン

昨日25日はアメリカ村ビッグステップで「ステップマーケット」が開催された。ビッグステップの催しには最初の頃はよく行っていたのだが、なんせ大階段の両脇にお店を出すので、膝が悪い身にはちょっと負担がかかる。雨の心配もしてわたしは欠席。相方だけ「昼ご飯をあそこで食うから」と出かけた。
カフェ、八百屋、雑貨屋、食べ物屋、パン屋、ケーキ屋、などなどチラシにはいろんなお店の名前が30ほど並んでいる。
お土産になんか買うてきてといったら、まいこさんのお店アムリタ堂のシュトレンと、顔見知りだけどまだ名前を知らない友人(あとでkilimさんとわかった)の手作りローチョコを買ってきてくれた。もちろんライオンファームなどの近郊野菜もたくさん。

さっそくコーヒーを淹れて天然酵母のシュトレン(帰ったら食べる分をすぐ冷蔵庫に入れておく)を半分食べた。シュトレンはクリスマスなど冬のお菓子だと思われているけど、最近は夏でも冷やして食べるそうだ。オーガニックな材料を使った豪華なケーキで、乾燥した果物と木の実がいっぱい入っている。クリーム色の膜に覆われておしゃれ。昨日と今日と楽しんだ。
明日は冷やしてあるローチョコを楽しむ。

オペラ『ドン・ジョバンニ』後半をDVDで見た

18日に前半を見て、後半をようやく今日見た。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲1788年初演
『ドン・ジョバンニ』1999年6月ウィーンにて
リッカルド・ムーティ指揮、ウィーン国立歌劇場合唱団&管弦楽団

長らくクラシック音楽をきいてなかったのが、村上春樹『騎士団長殺し』で目が覚めた。
モーツアルトのオペラ『ドン・ジョバンニ』というタイトルは知っていたが重要な項目である「騎士団長殺し」に関心をもっていなかった。小説についてはともかく、モーツアルトのオペラを知らんのは恥ずかしい。長いこと『魔笛』のファンだったのに残念なりと図書館で借りてきたDVDで勉強したというわけ。
ドン・ジョバンニによる騎士団長殺しの詳細がわかり、娘さんと婚約者のこともわかり、なるほどなのであった。

DVDとはいえ、久しぶりに見た舞台は華やかで、スピーディな演出が気持ち良く、華麗な衣装がすごくよかった。女性の胸元が大胆に開けられた衣装がそれぞれ似合っていた。

夜中から明け方は激しい雨になる

今日中に乾くようにと願って午前中に洗濯してベランダに干した。天気が良ければ夕方乾いてるけどそううまくいくまい。うん、やっぱり午後は曇ってきて干した洗濯物がだらりとしている。風がないから湿気がそのままなので夕方取り入れて部屋干しにした。鬱陶しいけどしょうがない。最近は家事に目がゆくようになった相方は黙って受け入れ。以前はよく部屋が狭くなるとか貧乏くさいとかモンクをいったものだが。モンクをいっても受け入れられないもんね。それと自分でも雨の日の洗濯物は部屋干し以外にないとわかったせい。そのうち洗濯機の操作を覚えて洗濯してくれるだろう。そして部屋干し(笑)。

天気予報によると今は弱雨だけど夜中の0時には強雨になって明け方まで。明日は雨があがって曇りのときと弱雨のときとある。なんとまあ、その「曇り時々雨」状態が月曜日から金曜日まで続く。7月1日土曜日の曇りの日までずーっと続くみたいです。地震がなければいいが。そして1週間部屋干し。

積んである本をなんとかしなきゃ

先日ミクシィの日記のコメントにイアン・ランキンの『寝た犬を起こすな』を一晩で読了し寝不足と書いている人がいた。ええっ!イアン・ランキンの新作出てたん?知らんかったと慌ててアマゾンの中古本を買った。今年5月に出た本で新刊と変わらないきれいな本である。リーバス警部もの、いつものようにハヤカワポケミスは字が細かい。いつ読めるのかな。今回は人のコメントで出版されているのを知った。ちょっとリーバス警部ファンとして情けない。彼の本は全部持っていようと決めているのに。しかもいつ読み終えるかわからない。

サラ・ウォルターズの『夜愁 上下』(創元推理文庫)も買ったばかり。これは10年ほど前に図書館で借りて読んだのだが、自分の本で読みたくて中古本を買った。用事の合間にぼつぼつ読んでいるが、新しい作品もよし。10年前のもよしである。先日は『荊の城』を買って読んだところ。もうじき映画『お嬢さん』のBlu-rayが発売されるのでその前に勉強と原作を読んだというわけ。『夜愁 上下』も読んでおかなくちゃ。

いますぐにでも読みたい本はプレイディみかこ『いまモリッシーを聴くということ』(P ヴァイン)なのだが、買ってから1週間経っているのにまだ手をつけられないでいる。iMacでばたばたしたのと、VFC会報づくりと、Blu-rayで映画を見るせいである。外歩きするとしんどくて帰ると何もする気が起きないということもある。
早く本を読める日常にもどしたい。まだ積んである本があるのを片付けたい。

お風呂に入って寝よう

今日は姉の家にわたしは午後から相方は早めの夕方から行き、家を夏向きにするのを手伝った。この手伝いをやりはじめてから10年にもなるから手馴れたもの。玄関の衝立をすだれみたいなのに付け替え、裏のガラス戸の外にすだれを吊る。それから萩が伸びてきたからまとめてくくった。だいぶ前によそからもらった君子蘭の鉢がいっぱいになって茎や葉が苦しそうなので、植え替えした。

労働終わってお風呂に入って晩ご飯。梅田のデパ地下で買って行ったお弁当その他。天ぷらの大根おろし用に大根買ったら重かった。だが大根おろしは大好評だった。
食後の和菓子も美味しかった。さくらんぼも新鮮な味わい。なにより姿が可愛い。

疲れ切ってしゃべるのもしんどいのでタクシーで帰った。晩ご飯を食べ過ぎたのでコーヒーいれたけどもひとつ。
これを書いたらお風呂にしよう。モンゴル塩をひとつかみ入れたお風呂でさっぱりしよう。チロルの石鹸で顔と髪を洗う。

週に一度整体院へ行っている

長らく自分は健康だと思い込んでいた。病気はこどものときにジフテリアに罹って一ヶ月入院したことがあるだけだ。いままでにインフルエンザに罹ったことが2回。めまいで起きられなかったことが2回ある。長い年月にそれくらいだから、芯が強く内臓は大丈夫と思っていた。
でも最近はどことなくしんどいと思うことが多い。年齢のせいだと思うが、肩こりと目の疲れがひどい。15年くらい前から鍼治療に行くようになって、それからあとは紹介してもらった整骨院、近所の評判の良い整骨院、女性がやっている鍼治療院とあちこち行ったものだ。なにかの理由があってみんな途中で行かなくなってしまったが。

いまは膝の痛みで苦労している。歩くのがしんどいから歩かない。歩かないからよけいに悪くなる。パソコン前に座るか、本を持ってテーブル前に座るか、座っている時間が圧倒的に多い。

それでいまは整体がいいんじゃないかとネットで整体院を探した。なななんと地図を見たらうちのすぐそばにあった! 一度行ってみて先生と気があったのでそれから毎週通って1時間30分の治療を受けている。根治は難しくても生活に支障が起きないように。目と肩の凝りが和らぐように。今日もしゃべりながら診てもらい、体を元気づけてもらって帰ってきた。