梅雨明けはいつ?

夜になると冷たい風が入ってきていくらか涼しいが昼間は蒸し暑くてたまらない。梅雨明けはまだかなあ。天神祭の日まで雨の降っていた年があったのをよく覚えている。25日にまだ雨が降っていた。今年はどんなんかな。
昨夜はツイッターで満月の写真を見せてもらったが、うちの空は雲が厚くて月が見えなかった。さっき空を眺めてみたが見えないところにおられるようだ。雲は切れているのに残念である。もうちょっとしたらまた眺めよう。真上にきているかもしれん。

映画『お嬢さん』を見た夜はエアコンを入れていて夜が更けてきたたときちょっと寒かった。それでわたし以外の一人がハナ風邪をひいて数日ハナ水に悩まされた。それ以来エアコンをつけてない。つけないのに慣れているので他所へ行くと寒いので困る。タクシーに乗っても寒いのでスカーフを持参している。
姉の家に行くと1日中つけてあるから足元が冷えて困る。畳の部屋だから5本指のシルクソックスの上に普通のソックスを履いている。それでも冷えるんやなあ。

なんやかやとモンクをいいながらも、今年も梅雨明けして真夏になって、お盆が来て日が短くなり、夏が終わる。

新しいiMacは使い心地がよい

長いこと使ったMac miniをやめてiMacが発売されたらすぐに買おうと前々からいっていた。今回買ったのは「27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル」。後からマウスの代わりというか手助けというか、「マジックトラックパッド」というのを買った。一本指、二本指に慣れるといい感じで使える。すべて相方の指導なんでアタマがあがらないが、最初にMacにしようといったのはわたしなので、今回もふふふ。
キーボードは英文にした。ちょっと不安だったタイピングだが、長年の経験でブラインドタッチが間違いなく早くできる。

最初のMacを買ったのが1987年だからこの秋で30年になる。それ以来、ふたりで何台買ったかわからないくらい買っている。
30年前のある日、日本橋の電気店でずらりと並んだパソコンを眺めていたとき、隅っこに「Macプラス」が1台置かれていた。それを見て「これや!これ買おう!」とわたしが叫んだのが我が家のMac生活の始まり。
それから30年、発売されるMacを買い続けてきた。うちの収入はMacの支払いで消えていったがひるまず進んできた。

相方の仕事はMacとともに進んできていまにいたる。最初の頃は私も文字打ちなど手伝い、自分の仕事の経理などもやってきた。
仕事だけでなく、同じ頃にはじめたヴィク・ファン・クラブのためにも役立てた。会報作りには最初はpagemakerを必死で覚え、wordを経て、いまはPagesをすいすい使っている。

毎朝起きるとiMacを立ち上げ、メールを読んでからSafariでニュースを読み、天気予報を調べ、ツイッターとミクシィに目を通す。
夜はもっぱらBlu-rayとDVDで映画を見る。5Kディスプレイ快適です。

ノア・バームバック監督・脚本・製作『ヤング・アダルト・ニューヨーク』

楽しそうな映画をと選んだ。ニューヨクのブルックリンに住む子供のいない40代の夫婦の生活は楽しげだが、周りの知人たちは子供をつくりはじめている。40代の夫婦にベン・スティラーとナオミ・ワッツ、映画の最初に知り合う若い夫婦にアダム・ドライバーとアマンダ・サイフリッド、2014年の作品。ナオミ・ワッツを初めて見たが綺麗な人だ。

ジョシュは記録映画作家でアートスクールで講師もしている。授業中にパワポがうまく操作できなくなり困る。授業が終了したときに若者が話しかける。「パワポがうまくいかなくて」となんとなく引きながら話に応じて意気投合っぽくなる2人。ジェイミーは映画に、アマンダはアイスクリーム作りをやっていて、2カップルは親しく付き合うようになる。
ジョシュは記録映画にきちんとした考えを持っていて、ジェイミーと共同で映画を作る話になる。スピードのある展開でどんどん話は進むが、ふむふむと見ていたのにいつのまにか寝入ってしまった。

結局は若いジェイミーは合理的な考えでジョシュを利用しヤラセで映画を完成させて評価を得る。そして良心の痛みもなく成功の階段を上がっていく。

自分の道を行くことを選んだジョシュ夫妻は養子をもらうことにして面会に海外へ行く。機内で妻が買ってきた雑誌の表紙を飾っているのはジェイミーの顔だった。

わたしにとっては20代も40代も若すぎて気にならないけど、いまその世代にいる人にはいろいろ考えるところがあるだろう。かつてそんなことを考えていたかも忘れている。

宵寝で回復

火・水曜と遅くまでBlu-rayで映画を堪能した。2本ともにパク・チャヌク監督の作品ですごくしつこい作風。火曜の『お嬢さん』で堪能したのに、水曜日も映画じゃ!と片付けもそこそこにiMacの前に座った。ようやくBlu-rayの操作に慣れたかな。「ええと、ええと・・・」と確かめながら見はじめて、また「ええと、ええと・・・どっこいしょ」と終了。
なんだか2日とも興奮して寝付けず遅寝もええとこ。昨日はまず大阪駅のATMでお金の出し入れ。それからイカリスーパーで買い物して姉のところでなんやかやと動き、午後は姉の肩と背中を揉みつつテレビで大雨のニュースを見ていた。

火曜日にヘルパーさんに閉めてもらったままの雨戸を開けた。塀に外からヘクソカズラの茎が伸びて、こちらの竹や木の枝にからみついてくるのを阻止すべく引っ張って切った。腕を伸ばしていると蚊がいっぱい止まっているのが見えて、えいえいと掛け声かけて叩いた。

そんなこんなで疲れたせいで昨夜早寝で今日は遅くまで寝ていた。椅子に座り続けたのがたたったのか肩が凝って腰がだるい。サロンパスを肩に貼って、半年くらい前に腰が重いときに買ったパンテリンというのを貼った。買っておくと便利なものだ。
それで1日過ごしたが、夕方になって猛烈に眠くなり横になったら爆睡。すぐ目が覚めたつもりが1時間経っていた。目覚めは爽やか。
相方のほうは野菜と果物摂って寝て、目が覚めたら鼻をかんでテッシュがゴミ箱いっぱい。晩ご飯を食べたらいつもにもどったみたい。ワインが効いたかな。晩ご飯はヒイカの炒めたのと茹でたブロッコリーと焼き飯にはひじきがたくさん入ってた。

連子鯛のスープで風邪退散するか

朝から姉の家に行って雑用とおしゃべり。午後に20分ほど地区のケアマネさんの訪問があった。たいていの高齢女性がそうだと思うが、お役人が相手だとかしこまってしまう。普通の自分より高めに設定した自分になって受け答えするので、横から訂正を入れたりした。妹(わたし)と姪が週一に訪問している話をして、「れんらく帳」も見せた。わたしもけっこう高めの設定。でもさすがケアマネさん、すべてわかっている感じ(笑)。

帰りは蒸し暑いししんどいので、タクシーに乗ったら顔見知りの運転手さんだった。
8年前は行きも帰りも駅から歩いていたのが、5年目くらいから途中までタクシーをつかうようになり、去年からは行きしも帰りしもタクシーを使うようになってしまった。「以前は新大阪までよう乗せましたで」と運転手さん。「8年経ったら体も古びますわ、わたしはこのあたりをよく流してますねん、また会いましょう」だって。奥さんの病気の話で帰りの時間はまたたく間に過ぎた。
早めにタクシーを降り土佐稲荷に寄った。年の半ばの行事、茅の輪をくぐろうと思ったのだが、もう外してあった。残念なり。散歩して帰った。

家では料理が出来上がりつつあったので風呂に入って着替えした。相方がおととい映画を見るときにクーラーで体を冷やしたらしい。昨日から鼻水が出てなんぎしている。今日は頑張って買い物に行き、風邪退散メニューを作った。野菜サラダ、ジャガイモが入った連子鯛のスープたっぷり、トースト、漬物、リンゴ、もらってきたゴーフルと紅茶。食後に一眠りしてたけど風邪は退散するか。

パク・チャヌク監督『イノセント・ガーデン』

だいぶ前のことだが雑誌に出ていたミア・ワシコウスカの写真に惹かれ映画を見たいと思って見たのが『ジェーン・エア』だった。たしか本人の希望で撮った作品だったと思う。女の子だったらだれでも好きなジェーン・エアを素直に演じていた。でもちょっとエキセントリックな役柄のを見たいなと思ってだいぶ経つ。

おととい『お嬢さん』の配達日時を調べていたらそのページの広告にあったのが本作。1000円でお釣りがくるじゃんとすぐに購入したら今日届いた。
わたしの好みだと『お嬢さん』より合いそうな感じだなとさっそく今夜見た。早寝しないとあかんのやけど、今夜も夜更かし。最後まで蚊に食われているのも気がつかずはらはらだった。パク・チャヌク監督、2013年の作品。製作にリドリー・スコットとトニー・スコットが入っている。

娘役のミア・ワシコウスカがとてもよかったが、それにも増して年増の色気が上品だけどむんむんする母親役のニコール・キッドマンもよかった。昨日も大金持ちの家で贅沢な暮らしだったけど、今日もアメリカの田舎(?)の邸宅が出てきて、母親の部屋のインテリアなんか素敵すぎる。父親の葬式に突然現れる叔父さんが男前で、母にも娘にもにこやかに手をだすところが不気味。娘と叔父のピアノ連弾はすごくエロティックで惹きこまれた。なんとかならなあかんやんって思いつつ見ていたら、なんとかなった結末が怖い。

パク・チャヌク製作・監督・脚本『お嬢さん』

原作サラ・ウォーターズの『荊の城 上下』(創元推理文庫)は何度も読んだお気に入りの小説。ディケンズを思い起こさせるロンドン貧民の暮らしがこれでもかと描かれ、主人公の少女スッキの強さと柔らかさに魅せられる。それが詐欺師の一味としてお城にやってきて、お嬢さま(キム・ミニ)にからむ。お城にいたお嬢さまは実はなかなかのやり手なのであった。
素晴らしい映像。イギリスのお城の代わりに日本建築のお屋敷だが、広い庭園の中をくるまが走る。門を過ぎたところで降りる支度をするスッキ(キム・テリ)に運転手がまだまだだから起きなくてもよいと声をかける。『レベッカ』の邸宅に到着するまでのうねうねした道を思い出した。

まだ韓国が日本統治下にあった時代のお話で、セリフはほとんど日本語である。
そのお屋敷で生まれ育った秀子お嬢さんと召使いに雇われた娘スッキの間にかもされる不思議な愛の交歓が妖しく美しく圧倒された。2016年の作品。
パク・チャヌク監督の映画は初めて見たんだけど、しかも原作のサラ・ウォルターズからの縁なんだけど、もっと見たいと思ったら、明日届く『イノセント・ガーデン』もパク・チャヌク監督で、不思議な縁に喜んでいる。よかったです〜

台風第03号どうなんやろ

今日は暑かった。午前中は格別暑いと思わず、洗濯してこの様子なら夕方乾くなと気分良く乾した。うちはまだ暑いねと会話があってからクーラーをつけている。今朝もふつうにクーラーなしで相方はご飯づくり、わたしは洗濯と片付けをしていた。昼食はナスとトマトのパスタ、サラダ、豆乳、肉と野菜炒め、トースト、紅茶でしゃべりながらゆっくり。ふつうに暑いという感じだった。テーブルを片付けていたら猛烈に眠くなって、ちょっと失敬とベッドで横になった。こんなことはめったにない。気がついたら相方も寝ている。それを見てこちらもまた寝てしまった。まあ昨日は遅くまで映画を見てそのあとブログ書いたり調べたりしてたからなと、弁解の気持ちになったが、朝もゆっくり寝てたんやからそれはないはず。

4時になって目が覚めて片付けをしお茶にした。
ようやく気が付いたがすごい汗をかいている。そうや、昼のニュースで大阪33度というてへんかったかな。暑いといっても梅雨、真夏になってないのだから33度はくそ暑い。経験してない暑さ。
ここで気がつきクーラーをかけ、冷たい水を飲んだ。ラジオでいってるように高齢者がうっかり水分をとり忘れて熱中症になったというやつ。そうなるところやったなと一息ついた。すごい汗が出てまた着替え。
もう12時近い。足元から冷えてきたのでクーラーを消した。晩ご飯が遅かったので洗い物はこれから。

明日は明け方から雨の予報である。大阪の雨量は120ミリ、時間帯は夕方から朝にかけて。

アントワン・フークア監督『サウスポー』

『マグニフィセント・セブン』『トレーニングデイ』『クロッシング』といまいちばん気に入っている監督の作品を探したら出てきた。ボクシングの映画は大好きだからさっそく見ることにした。
主役がジェイク・ギレンホールということで調べたら『ブロークバック・マウンテン』に出ていた人だ。「あれよかったね、また見たいね」といいながら画面を見はじめるとすぐにボクシングの試合場面へ。ライトヘビー級のボクサー、ビリーは美しい妻と娘と豪華な邸宅で暮らしていた。夫婦とも施設で育って苦労したがいまは幸せな家庭である。施設のパーティで挨拶するビリーにライバル選手が挑発し流れ弾があたって妻が死亡。その後の試合をビリーは負け続け自殺しようとする。プロモーターからも謹慎を命じられ、娘は施設に連れて行かれる。

金なし、家なし、娘も連れて行かれて、どん底に落ちて再起を誓ったビリーは対戦相手のトレーナー(フォレスト・ウィテカー)のところに行く。まず便所掃除からといわれて反発するが、考え直して翌日から働きボクシングの基礎からやり直す。
まあ、ボクシング映画の定石なんだけど、丁寧に作ってあって試合のところは興奮し、父性愛にはほろりとし、いい映画だった。

洗濯婆さん大忙し

土曜日の夜が更けてきた。開けた窓からベランダへ涼しい風が通り抜ける。昼間は32度までいっても夕方は涼しくて本格的な夏の暑さではない。
今年の梅雨はどうなるんだろう。ここ数日雨のつもりでいるといい天気になる日が多い。先日から天気予報が雨となっていても信じられなくなった。昨日も今日も降る予想だったがいい天気だ。朝から午前中に降るようだと天気予報を見て洗濯物は室内に取り込んで、ぐっすり眠って目が覚めたら日が照っている。おおっと慌てて室内から外へ移動して干し直し、次の洗濯物を洗濯機に放り込む。

狭いベランダでお日さんにできるだけ当てようと工夫して干すが、日はあたっても空気が湿ってるみたいでもひとつぱりっと乾かない。今朝は昨夜洗って部屋干ししたのを外に出して日に当たるように干したが、夕方取り入れたらどことなくじとっとしている。また室内干しにもどして、次の洗濯物を洗濯機に入れた。夏はTシャツ着替えるものね。
洗濯婆さん梅雨時も大忙し。