おからで冷酒

毎度のことだが金土日と夜更かししたので月曜日はしんどい。その上に昨日は昼寝をしたので夜の寝つきが悪く今朝はしんどかった。天気もどんよりしてたし。
夜更かしどころか夜明かしした相方がお昼ご飯をつくったのを食べたら2時だ。食べながらも食後もよくしゃべるので時間がどんどん経っていく。それから出かけた相方が買ってきた食材で夕ご飯を作っているのを横目に用事を片付けた。

晩ご飯は、大きなどんぶりにおからが入っていた。わたしのおからは吉田健一さんが『東京の昔』に書いていた海老の入った贅沢なおからだが、相方のおからは素朴なおから。最近はわたしは作らないからこればっかり。いやいやこれもおいしいです。炒め物でビールを飲み、おからで冷酒。月曜日から贅沢なことである。

今夜の晩ご飯:ビールと日本酒(冷酒)、おから、サラダ菜+イワシのピクルス、豚肉とゴーヤ炒め、ご飯、味噌汁(大根とわかめ)、梅干し、番茶。

夏がきた

風が通るようにあちこちの窓や戸を開けてご飯を食べる。涼しい風とともに騒音も入ってくる。涼しい風といってもいまのところだけで、梅雨が明けたら無風か温風か熱風かだもんね。特に今年は暑いらしいから考えるだにいやになる。

今夜は週末だけあってオートバイの騒音が激しい。昔のように群れではなくて個人で派手な音を響かせて走り去る。夜中にもまたくるんやろな。
救急車もけっこう走っていく。そのたびに車の音にプラス拡声器の声が響く。自分もそのうちにお世話になるかもしれないのだからうるさいと思ったらあかん。
クーラーをつけて窓を閉めると世界と隔絶したようでさびしく感じる。クーラーをつけて快適に過ごすより、つけないで窓を開け「暑い、暑い」とうちわでバタバタが性に合っている。ビールがうまい。お風呂も気持ち良い。

昨日プーンと飛んできて刺した蚊を叩いたらわたしの血をいっぱい吸っててその血がテッシュの上で赤く広がった。わたしの血ってこんなに赤いのかと感心した。いつまでも痒くてかなわんかったけど。

今日出かけたときに酒屋でワイルドターキーを見かけたので買った。いっしょに「小林牧場物語」という名がついた北海道のカマンベールチーズを1箱買ったので食べてみる。
本は四方田犬彦さんの本を続けて読んでいる。いま読んでいるのは『心ときめかす』(晶文社)、すっごく心ときめかして読んでいる。

三日月と今夜のご飯

今日は降るかと思ったら午後からかんかん照りになった。これはありがたやと食器用のふきんの使用したのがたまっていたのを洗って日に当てた。一昔前の「暮らしの手帖」に出ていたふきんを清潔に使うやり方である。

晩ご飯のときに窓を開けると三日月が真正面の上のほうにあった。すごいすごい、贅沢や〜といいながら月に向かって冷酒の盃で乾杯。こんなことめっそない。うちの窓とベランダからは西側とちょっと南とちょっと北としか見えないので、東からの月の出を見ようと思うと外へ出んならん。最近はそうまでしてと思うから西側専門である。夜の外出のとき東側の月が見えるとうれしくなる。
いや〜 今夜の三日月は素晴らしかった。

暦のページを見ると、6月6日ごろは芒種(ぼうしゅ)といって「芒」(のぎ)のある穀類の種まきをする時期とあった。21日は夏至だ。日が経っていくのが早いなあ。今年は暑くなりそう。

今夜のご飯:日本酒、イワシのピクルス、冷奴(生姜とネギ)、蕪とゴーヤのオイル漬け、ご飯、味噌汁(ごぼうとねぎ)、納豆、梅干し、三年番茶。

梅雨の晴れ間にお洗濯

洗濯ばあさんと笑われるけど、洗濯するものを溜めておくのがきらい。
6日月曜日が晴れということで日曜の夜にどっさり洗濯して干した。さいわいに月曜日は晴れときどき曇りで、姉の家から帰ったらよく乾いていてやれやれ。冬と違って天気さえよければ乾くのが早いからいい。昨日7日は雨の予定だったから洗濯は休んだ。でもうちは朝が遅いから7日の夜中に洗濯機をかけて夜干し。なので今日8日はゆうゆうと乾いた洗濯物を夕方たくさん取り入れた。気持ちいい。

そしてまた、今夜もひと洗濯して干してある。雨が降り出す予定の夜中に取り入れて部屋干しに切り替え。
なんか天気予報ばかり気にしてる。
早く梅雨明けして暑い暑い夏がきてほしい。なんて書いて大丈夫かな。今年は猛暑らしいのに。

インド木綿の布袋

昨夜は細野ビルから帰って晩ご飯を食べたら昼間の疲れが出て、パソコンに向かうのと四方田さんの本を開くのがやっとだった。ちょこっと仮眠した相方はちょっと行くところがあるとクラブへお出かけ。
ブログを書いてツイッターを読んでお風呂に入っていたら相方帰宅。ジョローナさんからことづかってきたと彼女の言ったことをわけがわからんけど伝えるわとのこと。言ったほうも言付かってきたほうも酔っている(笑)。
話はちょっと聞いたらすぐにわかった。2年くらい前のセレクトショップ ジョローナさんでの会話だ。わたしはバッグを買ったんだけど、彼女が肩にかけてた布袋を「ほんまに欲しいのはそれ」とわたしが言ったんだった。そしたらこの布はインドの手刷りの一点物で同じものはないとのことだった。同じような色彩のカーテンが試着コーナーで使ってあったのを外して袋に仕立ててもらいたかった(笑)。

それ以来何度か布バッグをここで買っている。でもあのとき彼女が持っていた袋以上のものはない。
去年の夏くらいから懐具合もあり、転んでからは出かけるのがおっくうになったこともあり、堀江にあまり行かなくなった。そこへの言づけなので、久しぶりに買い物もしたいなと思って出かけた。ほんまにあのバッグやろか。幻のインド木綿の肩掛けバッグ。

というわけで雨が降ってきたけど出かけた。
ジョローナさんがさっと出してくださったのは、あの「欲しいのはそれ」と叫んだバッグだった。布を接ぎ合わせた袋に、4色の木綿糸で全体に細かく刺し子がほどこされている。
帰ってダンナに見せたら「よう似合うやん、これは若い子にはむかんな、40歳でも似合わへんで」とのたまわった。ははん、さっそく中身をいれかえた。明日からのお出かけの友。

姉の家訪問後に、細野ビル「66展」にちょっとだけ

先日姉が「年金生活者等支援臨時福祉給付金(高齢者向け)」のことを新聞で読んだけどうちにはきてないという。書類が役所から届いているはずと返事したのだが、要領を得ないので、今日は姉の書類を点検してきた。
そしたらちゃんとお知らせの封筒に「返信済み」とあり月日も書いてあった。「ちゃんとしてあるで〜」とわたし、「そうかいな、忘れてたわ〜」と姉。

良い天気だったので布団を干し、お弁当を食べ、近所のコンビニへコーヒーを買いがてら散歩。夜は雨になりそうなので植木の水やりはなし。
小さい椅子に座らせたロボット猫のメリーちゃんを独り言でからかいながらテレビを見ていると小難しい本は読めなくなるね。

帰りに「66展」をやっている細野ビルにちょっと寄った。エスカレータで駅から出るとドラムを叩く音が聞こえる。道でPさんに出会って1年ぶりの声を掛け合った。中に座るところがありますと連れて行ってくれたので座ってドラムソロを聞くことができた。久しぶりの近田さんのドラムが元気いっぱい。佐々木さんのサックス、岡内さんのベースで「サマータイム」が響き渡った。そのあと余韻が消えないうちに小澄源太さんが客席から飛び出した。おお、いい滑り出しだ。
そこでわたしは昼間の労働と気遣いの疲れが出てきて、外で七夕さんみたいに年に一度会う友だちと細野さんに挨拶して帰った。晩ご飯を食べたけどお風呂はまだなので、これをアップしたら長風呂して足を労わろう。

半夏生(はんげしょう)

旧暦の解説を読むのが好き。読んでは忘れてまた気になったら読む。
半夏生という言葉は知っていたが意味は忘れていた。どういうことか調べたことはあると思うんだけど。
「半夏生」は【梅雨の末期、天地に毒気が満ち、半夏(ハンゲ)という毒草が生ずると考えられた。なお、「ハンゲ」はサトイモ科カラスビシャクとされる。】
もうすぐ梅雨でそれから半夏生・・・と思っただけでもう蒸し暑くなる。

興味は移って、春・秋のことだけど、「社日(春)」と「社日(秋)」というのがある。【春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日。生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日。】とある。そして【春分・秋分日付によって決まるもの】とのこと。続いて【「社日」は、春分・秋分の直近の「戊の日」ですが、戊と戊の中間に春分・秋分が来る場合は直前の戊の日としています(貞享改暦の規定に従って)。】と注釈がついている。
「戊(つちのえ)」というのもややこしい。もうやめとこう。

今度は「社日」というのがわからんのでウキペディア。
【社日(しゃにち)とは雑節の一つで、産土神(生まれた土地の守護神)を祀る日。春と秋にあり、春のものを春社(しゅんしゃ、はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ、あきしゃ)ともいう。社日は古代中国に由来し、「社」とは土地の守護神、土の神を意味する。】とあった。
わかったようなわからんような。
【春の社日に酒を呑むと耳が良くなるという風習があり、これを治聾酒(じろうしゅ)という。】なんてことも。

ご近所と交流

近所に引っ越してきた若いカップルと知り合ったら立ち話で気があって、ゆっくり話そうということになった。新居にワインと相方手製の食べ物を持って伺い、ビールとご馳走を出してもらって大パーティとなった。
近くなので乗り物の心配はいらないし、ソファにゆっくりと座らせてもらってよもやま話。聞き手がうまくのってくれて、昔のアメリカ村のことやうちらが経験した大阪の音楽状況なんぞを話した。興味をもって聞いてくれたけどこんなに聞き上手は珍しい。
ジャズからいまのクラブまでの話はうちらが主になっていたが、最後は彼らからヒップホップについて教えてもらった。
いまのヒップホップを次々に見せてもらって、その進歩を納得。いままで知っていたのは全然ちゃうやん。映像もすごく新鮮で惹きつけられた。みんなの中で踊ってる小柄な女性がいま人気と聞いて納得。
韓国のヒップホップもよかった。
初対面なのに長居して話に飽きないってすごいわあ。

ご馳走の後は、オコエ選手が阪神との交流戦でプロ初ヒット!

天気の具合と相方の仕事の合間を見計らって今日は仕事を休み、趣味の(笑)姉の庭の手入れに行った。萩が群れてきたので柵をつけ、植木の様子を点検し、ヘクソカズラがつるを伸ばしていたら引っこ抜いた。狭い庭でも世話することがたくさんあるものだ。30度近く気温が上がっていたので水分補給しながらやったけど暑かった。

晩ご飯は大ご馳走。お刺身(マグロ、カツオのたたき)、焼き鳥、野菜サラダいろいろ、茹でソラマメ、ワカメの煮物、柿の葉寿司、ビールと日本酒。姉もよく食べて残り物なしだった。最後に夏みかんと甘いものとお茶。すべてデパ地下の出来合い(笑)。

しゃべりながら食事が終わったら、阪神の試合やってるでと姉がテレビをつけた。今日からはじまった交流戦を楽天本拠地のkoboスタでやっている。つけたときは楽天が2点先行してた。その後、鳥谷の本塁でアウトをめぐって異例の8分間リプレー検証がありセーフになった。それから片付けをしながら試合を追っていたら、7回にプロ初ヒットをオコエが打った。
「1軍に再昇格して2試合目、プロ13試合、13打席目にしての初ヒットだった。」と野球ニュースは伝えている。試合は9−1で楽天が勝った。

ナチュラル ピーナツバター

いままでピーナツバターというものをあんまり食べてなかった。子どものときは基本のもの以外はもったいないということで食べさせてもらえなかった。舶来好きな父親のおかげで朝食は紅茶とトーストだったけど、節約でバターでなくマーガリンだった。それもつけすぎると母親に注意された。言葉だけで「オートミール」を知って憧れた。オートミールはいまの我が家の必需品である。

アメリカの絵本やミステリーを読むとピーナツバターがよく出てきて食べてみたいと思ったものだ。映画で子どもたちが学校へお弁当を持って行くのに、自分でパンにピーナツバターを塗りつける。それだけを紙袋に入れて走って行くのをいいなと思った。我が家のお弁当はご飯に梅干しが真ん中にあって、あとはタラコと昨夜の残りの野菜が少々みたいなものだった。洋画に出てくるお弁当よりうちの弁当のほうがマシだったのかしらね。まあ、そんなもんでも作ってくれたからモンクはいったことがない。

ピーナツバターくらいいつでも買えるようになったけど、甘いと思うと手が出ない。ひと瓶買って食べきれなかったら困る。
この間、相方が買ってきたのは甘いものが入っていないピーナツだけのもの。これはそのままスプーンですくって食べてもうまい。
今日のおやつに作ってくれた薄切りトーストにつけてバナナの薄切りをのせてはさんだのがうまかった。コーヒーにとても合っていた。