『キャロル』熱がさめない

ツイッターを読んでいると『キャロル』への愛を伝えているひとによく出会う。そのひとのツイートをさかのぼって読んでいくと、また読みたくなるだろうとフォローする。そこからまたキャロルファンに出会うってわけで、『キャロル』関連のツイートは楽しい。にこにこしながら読むから精神にもいいみたい(笑)。

わたしは映画もよかったが、パトリシア・ハイスミスの小説のほうが好きかな。でも日本語字幕付きDVDが発売されたらすぐに買うつもりだ。
映画館での上映は延々と続いているようだ。どれだけ『キャロル』が日本の女性たちに愛されているかわかる。これだけ上質な恋愛映画はめったにないもんね。

さっき「キャロラー会」のお誘いツイートにぶつかった。場所は大阪だって!!
「キャロル、テレーズそしてケイトさまやルーニーちゃんについて語り合いたい方、どなたで参加をお待ちしています♩」とある。行きたいような場違いなような(笑)。
一応そのツイートをリツイートして彼女とフォローしあった。

VIC FAN CLUB の新しいサイトを考えている

今日の夕方ヴィク・ファン・クラブの会報が出来上がった。うれしそうに封筒を抱えて郵便ポストへ行った。ポストはうちのすぐ側にはなくて同じくらいの距離に4箇所ある。どこも5分ほど歩いたら行けるけど、通る道のマンション前の植栽が見事なところに足が向く。新緑を眺めながら帰りにちょっと散歩した。今月は締切日から半月抱えていた。月が変わったらすぐに5月号のことを考えなあかんやん。もちょっとしっかりせんとあかん。
会報は会員相互の考えや生活が反映されているのが特徴なので、内向きではあるがこれが楽しい人には楽しいものになっていると思ってやっている(笑)。

新しくサイトを作ろうと言い出してから1年以上経っている。
古いサイトhttp://www.sgy2.com/vic/を作ったのは1998年9月である。おおっ! 18年前だ!! 制作した夫も編集したわたしも初めてのサイト制作だったのでふらふらになった。ちょっと肩肘張っているところがあるが、真面目な素晴らしいサイトだと思う。

新しいサイトはもっとしなやかに、もっと楽しくと思っている。原稿次第だけど。

にゃんにゃん切手だよ

昨日22日はにゃんにゃん猫の日ということで猫の記念切手が発売されるとなにかで読んだのでカレンダーにメモしておいた。おとといの夜、明日は姉の家に行く約束してあったっけとカレンダーを確認してたら「にゃんにゃんの日」と書いてある。そうだ、明日は早起き日だし朝一で郵便局に寄ろうと決めた。
9時過ぎに郵便局へ寄って切手を買った。いまは昔のように記念切手発売日に並んだりしないんだ。けっこう好みの切手を普通に買ってるもんな。
ということで猫切手82円と52円を各30枚買った。そしたら今日届いた宅急便にカンパとして猫切手が入ってた。このぶんは個人用に使わせてもらおう。淳一はがきににゃんにゃん切手(笑)。

さっきヴィク・ファン・クラブ会報を送る用意として封筒に宛名シールと切手を貼った。まだ綴じ作業が残ってるけど、それは明日やろう。
届いたらみんなびっくりするやろな。にゃんにゃん切手やで。

ケニー・オルテガ監督『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

プリンスの訃報にたくさんの悼む言葉が寄せられたのをツイッターで読んだ。そしたら2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンを思い出した。わたしは二人ともに名前以外にはほとんど知らないという不届き者である。

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(2009)は公開当時とても話題になっていた。わたしですらムーンウォークという言葉は知っていたくらいに。2010年にはテレビ放映もされている。

今夜はじめて見てマイケル・ジャクソンの凄さを実感した。滑らかなステップ、柔らかい声、バックを率いる統率力、常にみんなの中心にいる。世界最前線のエンターテイメントである。彼を中心に、音楽、振り付け、衣装、装置が決まっていく。
その中でも白黒の画面になったシカゴがテーマの舞台が素敵だった。ハンフリー・ボガードみたいな私立探偵かギャングか粋な男が銃をかまえる。リタ・ヘイワースみたいな美女がまとわりついてくる。
それとホラーシーンが特に楽しかった。さすがとしか言いようがない。

最高のアーティストでありエンターテイメントという言葉の意味がよくわかった。

昼寝が正解

四方田犬彦さんの『母の母、その彼方に』をどんどん読んで読み終わった。読み方が早すぎる。どうでもいい本なら早くていいけど、こんなにおもしろい本だから落ち着いてゆっくり読むべきだ。もう一度きちんと読もう。
読んだら『ユリイカ』(吉田喜重特集号)に出ている四方田さんの吉田喜重論「母の母の母」を読み直そう。

今日は午後から雨降りだった。ヴィク・ファン・クラブの会報があと「あとがき」+1ページになったので、ほっとしたら眠くなって夕食前に寝てしまった。ぐだらぐだらしていたので、寝たのが正解。しゃきっとなった。でも夕食にわたしとしては多目に赤ワインを飲んだので、またぐだらぐだらで時間が過ぎていっている。

いろいろあれこれと本を読みすぎてアタマが疲れている。
昨日は整体院で診てもらってすっきりした。ここでの1時間半が1週間の健康維持のもとで、肩も目もすっきり。また同じことを繰り返すけど・・・。
幸いなことに明日は週に一度の姉の家訪問日なので、夕方まで本と無縁に過ごす。テレビをぼーっと見ながら、同じことを繰り返す姉の話に相槌を打ちながら肩を揉む。

これから雨が上がったら洗濯物を干しておく。明日出かける前の仕事をさきどり。来週は雨が多そうだ。

未読本が山積み

ディケンズの『二都物語』新訳(光文社古典文庫)がネット注文で明日届く。子どものときに読んだだけだからおおかた忘れているので読むのが楽しみ。最近サラ・ウォーターズの本を読んだら雰囲気からディケンズを思い出してむしょうに読みたくなった。以前引越しされた方からどばっとディケンズを送っていただいたことがあり、前から持っているのを合わせるとすごい量である。箱の中から『荒涼館』を出して読みたい気持ちがたかまってきたけど、未読本を先にしようと『二都物語』を待っているところ。

この前四方田犬彦さんの本を2冊買った。『ハイスクール1968』と『母の母、その彼方に』(2冊とも新潮社)。『ハイスクール1968』は読みながらおもしろがっていたら相方にとられた。代わりに『母の母、その彼方に』を買ってきてくれたのでいま読んでいるところ。すっごくおもしろくて、なぜいままで四方田さんの本を読んだことがなかったか不思議だ。

サラ・ウォーターズは先日アマゾンの中古本で『半身』を買ってまだ読んでない。あと1冊『夜愁』を買えば全部読了なのでうれしいような寂しいような。

山田真さんの『水俣から福島へ』を買ったのにまだ読んでない。カライモブックスで買ったマルグリット・デュラスの『緑の眼』もちょっと目を通しただけだ。

図書館で借りた『田村隆一全集』も読みかけたままだ。

今月は雑誌もたくさん買ったが、なかなか全部は読めない。読んだ作品の感想を書かねば。

わぁっ、未読本が山積みで、幸せなような困ったような。

グリルドチーズサンドがうまい

わりと長い間トーストを食べてなかった。バケットやカンパーニュとかしっかり焼いたパンがお気に入りだった。そこにベーグルが加わったり。そんなことでトースターは箱に入れてしまい込んであった。
先日「久しぶりにトーストが食べたい」と相方が言ってトーストパンを買ってきたので、トースター登場。ほんまに久しぶりに食べたトーストは美味しかった。バターがないのでクリームチーズをつけた。その後はオリーブオイル。

今夜は『エル・ア・ターブル』5月号(特集「トーストとサンドイッチ」)にあったニューヨークのトーストが出た。これはトースターでなくフライパンで両面をしっかり焼く。
材料:食パン2枚、モッツァレッラチーズ(溶けるタイプ)。
パン2枚の片面にマヨネーズを塗る。フライパンを熱してバター(うちはオリーブオイル)をひき、マヨネーズを塗った面を下にしてチーズをのせて焼き、もう1枚のパンをのせて、ひっくり返してマヨネーズの面をこんがり焼いたらできあがり。
これがうまい。こんなん食べてたら体重が下がらないけどね。

今日の晩ご飯:ビール、グリーンサラダ、豚肉とコーン炒め、ブロッコリー+マヨネーズ、シラスのパスタ、野菜スープ、グリルドチーズサンド、紅茶。

ヴィク・ファン・クラブ ニュースの表紙絵が届いた

今年の11月に25周年を迎えるヴィク・ファン・クラブ(VFC)。毎月会報を作って送るのがわたしの生きがいであり楽しみである。
A4用紙に届いた原稿を簡単なレイアウトをして割り付けていくだけだけど、原稿が多いのでけっこう時間がかかる。この1週間、用事の合間に黙々とやっている。今月も発行が遅れているが月に一度きちんと出している。

いま起きた事件への反応がすぐにあるのがすごい。今月は地震のこと。まあ、それがすんだら1カ月の待たなきゃならないけど。1カ月の間にいろいろと通信が溜まっていく。ああ、今月も会報を出せるなあと思う。毎月毎月、同じ思いで25年間(笑)。緊張感を持って生きている。

さっきOちゃんから表紙の絵が届いた。毎月描いてもらってるけど、テーマがいつも猫で、これが愛らしくて人気がある。あともう一人忙しくて遅れている会員の原稿が届いたらすぐにレイアウトして「あとがき」を書いて、綴じて送る段取り。

今日はもうちょっと本を読んでから寝る。
なにを読んでるかっていうと、四方田犬彦さんの『母の母、その彼方に』(新潮社)。昨日の日記に書いてたやつ。ものすごくおもしろい。

四方田犬彦『ハイスクール1968』がおもしろい

吉田喜重監督と岡田茉莉子さんカップルが好き。ここ数年DVDで映画を見たり、お二人の本を読んでもっともっと好きになった。その縁であまり気にしていなかった蓮實重彦さんの本をも読んで、尊敬の念が湧き起こった(笑)。蓮實さんのお名前は昔から知っていた。
四方田さんの名前は『ユリイカ』の「吉田喜重特集」にあるエッセイを読むまで知らなかった。自分でもおかしいと思うが、同時代に生きていて100冊も本を出している方の名前を知らないなんてほんまにへん。最近のことだが書店の棚に四方田犬彦『吉田喜重の全体像』(作品社 2004年)を見つけて買おうと思ったが高かったのでそのうちにとやめたまま。

今回は姉が購読している新潮社の『波』に『母の母、その彼方に』(新潮社 2016年2月)の紹介と四方田さんのインタビューが載っていたので読んだわけ。
それでまずアマゾンの中古本で『ハイスクール1968』(新潮社)を買った。昨日届いたのを相方と取り合いで読んでいる。1968年はわたしらにとってもいろんなことがあった年なので興味津々である。
晩ご飯のときに相方が、明日本屋に行くから『母の母、その彼方に』を買ってきてやるとのことですごく楽しみ。

熊本地震

昨日の夜は本を読んでいると大きな地震があったねと友人からのメールがあり、ええっ、知らんかったなあと慌ててラジオをつけた。10時ごろだった。
21時26分に震度7の地震が熊本であったニュースが繰り返されている。怖いね、寝られるかなといいながらいつものようにお風呂に入り横になった。

うとっとしたときにまだパソコンに向かっていた相方が「地震や」と叫んだ。ベッドがゆらゆら揺れている感じというのは寝ぼけていたからだと思うが、とにかくゆっくりと揺れていた。この感じは東日本大震災のときに似ている。あの時もゆらゆらと長時間揺れていた。震源地が遠い地震の特徴なんだろう。
それで目が覚めてしまいラジオをつけて状況を知りネットをつけて情報収集したり、友だちにメールしたりした。ほどほどで寝てしまったが。

そして今朝、10時ごろに目を覚ましたらラジオがいま起きた地震のニュースを伝えている。9時51分に震度6弱。最初は余震ということだったが、こんな記事が・・・
「気象庁は、マグニチュードが大きい16日午前1時25分の地震を「本震」と位置づけ、熊本地震をその「前震」に格下げした。」
記事は「これ以上の本震が今後あるかもしれない」と続いている。