OKI DUB AINU BANDOにしびれた夜

アメリカ村のSOUND-CHANNELでの「OKI DUB AINU BANDO」のライブに行った。サウンドチャンネルに入るのは初めてだ。ホールには椅子がないから壁際に数人座れるようになっているのを目がけて早めに行った。立っているのは老骨にこたえるからね。DJのプレイの大音響が体に響いて心地よい。
やがてyoshitakeさんのバンドの演奏がはじまった。彼の演奏は細野ビルで数回聴いているが、今回も優しく激しいギターの音にしびれた。顔を覚えていてくださって演奏前に話しかけてくださった。

そして、お目当てのOKI DUB AINU BANDOはすごかった。恥ずかしげもなくいちばん前の真ん中に立って2時間を音に酔っていた。
沼澤さんのドラムがすごくて、OKIさんと両雄並び立つ感じがなんともすばらしい。
OKIさんの演奏する姿を見ていたらクラッシュのボーカル、ジョン・ストラマーを思い出した。激しさと華やかさの雰囲気が似てる。というかクラッシュののコンサートに行って以来のカッコいい男子を見た。
メンバーは、OKI(Tonkori / Guitar / VOcal)、居壁 太(Tonkori / Chorus)、沼澤 尚(Drums)、中條 卓(Bass)、エマーソン北村(Kayboards)。

それから味穂でお好み焼きとたこ焼きとビールで足腰の疲れを癒した(笑)。その後は四ツ橋近くのCOMPUFUNKへ。今夜はオナさんによるオナバーで、するどいkihiraさんのDJを楽しみながらおしゃべり。完璧な夜を過ごしてしあわせ。

泉北・栂で「日野皓正 ジャズコンサート」

SUBの西山さんにチケットをいただいて堺市立栂文化会館の「日野皓正 ジャズコンサート」へ行った。ずっと昔、泉北・泉ヶ丘に住んでいたことがある。本町まで通勤するのがたいへんだったが、自営になってからは交通費にまいって、市内へ転居したのだった。今日は地下鉄御堂筋線で中百舌鳥まで行って、泉北高速鉄道に乗り換えた。1時間半の見込みで行ったら開場時間ジャストだった。

日野皓正さんの人気はえらいもので広い会場が満席だ。オープニングは荘司幸恵QUARTET[荘司幸恵(p) 鈴木一郎(g) 財 盛紘(b) 中野 圭人(d) +ISA(vo)]。いつもSUBで聴いている彼らが大きな舞台で気張りながら、いつも通りの楽しい演奏をしていた。ISAさんのヴォーカルもいつものように楽しい。指トランペットになると客席がざわめいた。わたしもはじめて聴いたときは、それはなんていうの?って聞いたっけ。

日野さんのバンド[日野皓正(tp) 西山満(b) 藤井貞康(pf) 竹田一彦 (g) 宮哲之(ts) 鬼束大我(d)]はドラムの13歳大我さんの他は関西のジャズを支え続けてきた熟練のミュージシャンたちである。日野さんの艶のある音が響く。普遍的でありフリーであり、やっぱりすごい。いつもお店で生の音を聴いているので、大舞台からのマイクを通した音は迫力あるわ。目をつぶって聴いていると竹田さんのえも言われぬギターの音が気持ちよい。メンバーが演奏中はマラカスを振ったり躍ったりとサービス満点の日野さんであった。西山さんとの長い友情を感じた。ISAさんのヴォーカルも華やいでいた。服も気張ってた。よかったよ、ISAくん。

最後は全員参加プラスお手伝いにきていたピアノの由加さんたちも入っての日野さん作曲のブルース。楽しく盛り上げて終わった。拍手がいっぱい。

「ユリイカ」2月号 ソーシャルネットワーク特集

「ユリイカ」は昔読んでいた雑誌でこの10年間ほどは全然買ってなかった。1月号がジャン・ジュネ特集だったので久しぶりに買ったら、次がこれで2回連続買ってしまった。
特集のソーシャルネットワークにはふたつ意味があって、広くソーシャルネットワークのことと、映画「ソーシャル・ネットワーク」のこと。

先きに映画のほうを読んだ。監督が「セブン」(この映画の雰囲気が好き)のデヴィッド・フィンチャーなので期待がもてる。映画の写真が2枚あるのがいい雰囲気で誘われる。大阪でもいまやってるみたい。ちょっと行きたい気もするがDVD待ちでいいか。
ずっと前に「ザ・インターネット」(1995)という映画を見た。このときはまだ映画館で映画を見ていた。サンドラ・ブロックが出ていて映画としてはたいしたことはなかったが、そのころのインターネットの理解が映画もわたしも、いまから思うとういういしかった。時代はめちゃくちゃ進んでいる。
映画「ソーシャル・ネットワーク」については、うまいこと語ってはるなぁと、久しぶりに映画評論を読んだのでくらくらした。

ソーシャルネットワークには、わたしも一応は参加している。フェイスブックには入ってないが、ミクシィとツイッターをやっていて、ブログも書いている。3つとも毎日なにか書いているからよくやってるほうかしらね。特にツイッターで友情をつちかい情報と知識を得ている。ミクシィでは仲のよい友だちと交流を深めている。「サラ・パレツキーコミュニティ」をつくってからたくさんの友を得た。ブログはここ。備忘録としても使えていい。
ネットがあるからそうカンタンにくたばれない。まだまだ先を見たい。一日二食の菜食でがんばる。

SUBでクラリネットの麗しき響き〜そして panoramaで2人の女性DJ

2月のSUBスケジュール表を見ていたら今日7日は鈴木孝紀トリオ(鈴木孝紀(cl) 西山満(b) 竹田達彦(d)となっている。ジャズクラリネットってベニー・グッドマンしか知らないけど何十年も前の人だし。いまの若い人の音ってどんなんやろと興味がふつふつと沸いてきた。こりゃ行かなあかんやん。月に一度の西山さんと竹田さんのデュオに4月から参加されるそうだ。
西山さんと竹田さんの息のあった演奏に自然にのって気持ち良い鈴木さんのクラリネットに魅せられた。気持ち良い音というのが第一印象だ。軽々と吹く。その音を出すのにどれだけの練習が重ねられたかと終わってから思った。
西山さんのベースはもちろん魅惑的で、竹田さんのドラムはいろんな表情を見せてやっぱり最高! 最後の曲の最後のソロの激しさはすごかった。
合間にはヴォーカルの春田さん、はじめてこられたサックスを吹く女性と3人で女子会もやって楽しかった。

終わってから四ツ橋のパノラマへ向かった。今夜はDJ ageishiさんのハッピーマンデーの日。久しぶりに行ったら、ageishiさんに久しぶりですねと言われた(笑)。話し相手になってくださったのに感謝。SUBのことや80年代の大阪の話ををした。
maikoさんとmikiakoさんのたおやかなプレイを聴きながら、お茶など飲みながら和み、お腹が減ってきたのでラーメンを頼んだ。いつも食べないタマゴと焼豚入りでうまかった〜でまだ起きてます。

ナンシー・アサートン「優しい幽霊シリーズ」から映画『哀愁』を連想

「優しい幽霊シリーズ」はいまどきあり得ないような甘い作品で、しっかりした人からは「こんなんが好きなん?」と冷たく言われそう。表紙はうさぎのぬいぐるみレジナルドが可愛くて電車の中で広げるのをためらう(笑)。主人公ロリはおっちょこちょいで惚れっぽい。

早く父を亡くして母に育てられたロリはシカゴで育ち、ボストンの大学を卒業し結婚するが離婚。そして母を亡くし貧しく暮らしているときに弁護士から連絡があり、イギリスのディミティおばさまから莫大な遺産を相続する。
4作品ともに幽霊であるディミティおばさまの恋人だった第二次大戦中の飛行士の生と死にまつわる物語になっている。ディミティおばさまは彼の死後せいいっぱい生き一生独身で自分の才覚でつくった財産をロリに遺した。

最初から思い出していたのが映画「哀愁」だった。物語は第二次大戦だとばかり思っていたが、いま映画サイトを調べたら物語のはじめの回想するところが「1940年燈火等制下のロンドン」とあった。回想の中身が第一次大戦中と戦後の話である。
クローニン大佐(ロバート・テイラー)はスコットランドの旧家の出身である。バレーダンサーのマイラ(ヴィヴィアン・リー)と、ロンドン空襲のときにウォルター橋上で知り合った。二人は愛し合い結婚の約束をするが、彼に出発命令が出る。
やがて彼女は新聞で大佐が戦死したという記事を見る。バレー団をクビになったマイラはお金に困って夜の女になる。戦争が終わって死んだと思った大佐が帰ってくる。マイラは彼や家族が真相を知ったときのことを考え、思い出の橋の上で軍用トラックに身を投げる。
美男美女の悲恋にわたしの姉たちは無我夢中だったのを思い出す。わたしが見たのはずっと後だったからそんなに熱狂はしなかったが。

「優しい幽霊シリーズ」では、恋人は死んでしまい、ディミティおばさまは幽霊(魂)になってまで、彼に縁のある人たちのために動くようにロリに青いノートで語る。
第二次大戦が終わってから60年以上経っているが、作者には語ることがたくさんあって、こういうかたちで読者に語りかけているのね。

今夜のSUBは荘司幸恵QUARTET+2

荘司幸恵QUARTET+2(荘司幸恵(P) 鈴木一郎(G) 財 盛紘(B) 中野 圭人(D) +西山満(cell) +城下麻弥(Vo))の演奏は月に一度やっている。11月の演奏がすごくよかったのでまた来るわねと言ったのに12月は風邪ひきで行けなかった。年末に今度は行くと演奏者だけでなくお客さんとも約束したので、今日は行かなくちゃ。

よく冷えて寒い。長堀通りと白髪橋が交差するあたりは道が広くて見通しがよい上に空も広い。上を見ると三日月と木星が真上よりも少し西にあった。空が澄んできれい。
地下鉄千日前線で谷町九丁目へ着き、SUBは駅から外へ出ないで、6番出口の階段の踊り場で左を見たらドアがある。

演奏はスイングする荘司さんのピアノに21歳の2人(ベースとドラム)がくらいつき、そして鈴木さんのギターが落ち着いてからむ。だんだんアンサンブルがよくなっていくのが実感できる演奏だった。そして城下さんのヴォーカルはだんだん大人の歌になっていっている。
時間を忘れて聴き入っていた。ほんまにたいしたもんやで、若者たち。

ルイス・ブニュエル監督『哀しみのトリスターナ』

在庫ビデオの整理をしていてこれを見ようかとなった。1970年のルイス・ブニュエル監督「哀しみのトリスターナ」。67年に「昼顔」(同じくカトリーヌ・ドヌーブ主演)を見てからルイス・ブニュエル監督作品を見る機会があれば出かけて見ていた時代だ。まだビデオもレーザーディスクもなかった。「昼顔」を北野シネマで見たのはよく覚えている。隣の席の男が痴漢で反対側に席を移したらまた痴漢で、うしろで立って見たから。「昼顔」がすごかったから同じ監督と女優なので期待して見たが、もうひとつだった記憶が残っていた。「昼顔」はチンピラ役のピエール・クレマンティがよかったけれど、こちらは画家のフランコ・ネロがもひとつだったし。

そんなことを思い出しながら見た。1920年代のスペインで、幼い頃に父を失い16歳で母を亡くしたトリスターナは、母の知人の貴族ドン・ロペに娘として引き取られる。屋敷には古くからの女中が一人いて取り仕切っている。やがてロペは女としてトリスターナを見るようになり、強制的にベッドに入る。トリスターナは散歩中に知り合った画家と恋に落ち、やがて家を出て行く。
ロペの仲が悪かった姉が死亡しロペに遺産が入ってくる。そこへトリスターナが戻ってくる。足にデキモノができて片足を切るはめになった彼女をロペは受け入れる。それから残酷に冷酷になっていくトリスターナ。

ずっとカトリーヌ・ドヌーブが大好きだった。見た作品をあげてみる。
「昼顔」(1967)「別離」(1968)「哀しみのトリスターナ」(1970)「ロバと王女」(1970)「ひきしお」(1971)「リスボン特急」(1972)「終電車」(1980)「海辺のホテルにて」(1981)「ハンガー」(1983)「見出された時-「失われた時を求めて」より」(1999)「8人の女たち」(2002)

今年もSUBへいきまっせ

今夜はSUBの最初のライブの日。金曜日だから西山さん(ベース)と竹田さん(ギター)の日だ。寒かったけれど最初が肝心と晩ご飯をすませてあわてて行った。
寒さのせいか客は少なかったが演奏はすごくよかった。40年の間に一度も演奏したことのない曲と西山さんが曲名(肝心の曲名を覚えてない)を言うとすぐに演奏に入る竹田さん。とっても懐かしいメロディだった。

途中で西山さんが客席にいたベーシストの井上幸祐さんを紹介された。いつも聴き慣れた西山さんと財さんにない硬派な弾き方をする人だと思った。その後は財さんで繊細な感じ。だんだんベースの弾き方の違いにも気がつくようになったなと自分を褒める(笑)。3人につき合った竹田さんは満足の表情。
最後のセントルイスブルースはブルースの神髄を見せてくれた。
今年もSUBへさいさいいきまっせ。

〈中吉〉でなごみ、カフェ カリフラワーでなごむ

いただいた年賀状に梅の花をこすったら〈おみくじ〉が出ますというのがあった。梅の花は10ほどあって、その1個をこすると〈中吉〉の文字が浮かび上がった。〈大吉〉でもなく〈凶〉でもなくええやんと思ったら、「めでたさも中くらいなりおらが春」(一茶)という句が浮かんだ。

晩ご飯を食べてから、今日は第一水曜日でmaikoさんがカリフラワーでDJやる日なのに気がついた。片付けしてから厚着してお出かけ。御堂筋へ出たら西風が吹き抜けていった。寒いのに元気やのう(笑)。
maikoさんとmikiakoさんのDJを気持ち良く聴いて、おいしいコーヒーを飲んですごくリラックスできた。家にいるとあれもこれもとすることが押してくるので、こうして外で過ごすのは大事。カリフラワーは広からず狭からず、すごく落ち着く空間だ。トイレにいって座ったら目の前の壁に「俺たちに明日はない」(ボニーとクライド)のポスターが貼ってあった。ふふふとしゃれたトイレでひとり笑い。

「2010→2011 at ACDC」そして帰ってから

昨夜は阿波座にあるビルの地下で催された「2010→2011 at ACDC」のパーティに行った。
着いたのは12時前でmaikoさんのDJの最中だった。それからカウントダウンがあり、CROSSBRED のライブがあった。いいあんばいに空いた椅子があったので座って聴いていた。kihiraさんのDJに代わると、たくさんの客が踊りだしほんまにあがりっ放しのすごい音。途中でお寿司や蕎麦を食べたりしたものの、またフロアにもどって最後は椅子を放棄して前のほうでリズムを刻んで立っていた。そのあとsakiちゃんがあがった状態で覚めないプレイを続けていた。いちばん前で踊っていると若い女の子が何人か声をかけてきてカンパイ。
体力のことを考えてこれで帰ったけど、相方はまた出かけて、このあともっともっと良かったそうだ。

帰り道は風が吹いて寒かったけど気分よく帰った。ミクシィやツイッターを書いて「朝まで生テレビ」を途切れつつ見て、やっぱり上杉隆さんだと思った。お風呂に入って寝たのは5時だった。

朝10時半に宅急便で目が覚めた。古い友人が高級ワインとチョコレートを送ってくれた。数日中においしい西洋料理をつくってワインを飲もう。デザートにチョコレートやな。
それからまた寝て12時過ぎに起きたら、相方がパーティ終わって帰ってきた。お蕎麦を食べながらパーティの話で盛り上がる。あとは読書三昧。