ずーっと昔、阪急沿線に住んでいたころ、梅田は遊び場で待ち合わせ場で買い物場だった。阪急から阪神へと降りる階段の乗降口は待ち合わせた人たちがいっぱい立っていた。伝言板が貼ってあって、わたしも何度か書いたことがある。もちろん行ったときはなにか自分宛に書いてないか探したものだ。「ちょっと遅くなります」というのがいちばん多かったかな。1時間ぐらいずっと立っていて待ちぼうけのときもあった。待ちぼうけ慣れなのか、いまでもわりと黙って待っているほうだ。駅に立っているわけでなし。シャーロック・ホームズで食べながら待っているなんてなんでもない。昔も今も本がある。
先日梅田で会合があって出かけた。茶屋町付近は20年〜30年くらい前に仕事でよく行った。その帰りにロフトに寄って買い物したり雑貨を見たりするのが楽しみだった。わりといろんな人と付き合っていて、ネットで知った女装の男性とデートしたこともあった。ヘップに観覧車ができたころで、観覧車を眺めてお茶しながらしゃべった。そのあとはフロアを次々と見ていって、彼に似合う少女っぽい服を探した。神戸の人で、震災のショックで女装したくなったとのこと。最後に紀伊国屋へ行ったらコンピュータの本のところに行きやった。可愛いけど男性脳だと納得して別れた。それきり会ってない。
それから大阪能楽会館もそのあたりにある。数年前に兄に入場券をもらって行ったのだが、迷って迷って遠くまで行ってた。帰りにあまりの近さに驚いたっけ(笑)。
最近は膝が悪いから余分に歩かないように地図をしつこく調べて出かけている。