デモは不参加、夜はヴィク・ファン・クラブ例会

今朝は風の音で目が覚めた。うとうとするがまた風の音で目が覚めての繰り返しをしてから起きた。外は冷たい雨と強い風だ。今日はツイッターデモがある。ずっと参加しようと思っていたが、昨日になって1日に2回のイベントはやめようと決めた。先日から体調がもひとつなのでデモで冷やしたらあかん。今日行けば参加10回目なのでちょっと惜しかったが。

昼食後は読書とネットですぐに夕方になった。この日は早めに行ってジュンク堂に寄る習慣だけど、レジナルド・ヒルを中古本で買っているのでやめておこう。ところがツイッターを見ていたら早川書房のツイートに今日が「ミステリマガジン」の発売日とあった。ありゃいかん、今月号はヒルの追悼特集ではないか。大慌てで出てヒルトンプラザのジュンク堂へ。手に入れた「ミステリマガジン」を持ってシャーロック・ホームズへ滑り込み。
新しい会員のKさんと時間を忘れる楽しい会話だった。ミステリとの関わりのはじめ、少女小説、少女マンガ、やおい、BL、そして翻訳ミステリ、コージーミステリと話題が尽きない。その間に人生の話もあった。
彼女曰く、サラ・パレツキーとヴィクだからどんなに堅い会報かと思ったら、すごく楽しい会報だった。インテリジェンスに溢れた下世話な会報(笑)。

レジナルド・ヒル『幻の森』再読

旧日記から最初の感想〈レジナルド・ヒル「幻の森」〉をこちらのブログに移したので内容などはそちらへ。

今回本書を再読して第一次大戦に巻き込まれた人たちのことを解き明かそうとするレジナルド・ヒルの意気込みを感じた。パスコー主任警部は曾祖父の生まれと育ちとそして戦争での死の真相を徹底的に調べる。小説であるから曾祖父の死といまヨークシャーで起きている事件は結びつけられるが、ヒルは第一次大戦の反省がまだ終わっていないというか、まだ引きずっていることを書こうとしたのかと思う。

第一次大戦というと1914年と思い出す。中学のときに読んだロジェ・マルタン・デュ・ガールの「チボー家の人々」1914年夏。エーリッヒ・マリア・レマルクの「西部戦線異状なし」は姉たちがさわいでいたのでよくわからなかったが読んだ。ヴァージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」は小説と映画で。そして、ドロシー・L・セイヤーズのピーター・ウィムジイ卿は戦争体験の記憶に悩まされている。フランソワ・トリュフォー監督の「突然炎のごとく」。
(松下祥子訳 ハヤカワポケットミステリ 1700円+税)

レジナルド・ヒル『子供の悪戯』を再読 

先日、中古本で買ったうちの一冊。
「社交好きの女」(1970)、「殺人のすすめ」(1971)、「秘められた感情」(1973)、「四月の屍衣」(1975) 、「薔薇は死を夢見る」(1983)、「死にぎわの台詞」(1984) に続く7冊目の作品「子供の悪戯」(1987) を再読した。
当ブログの前に書いていた「kumiko pages」に2003年1月に感想があるのをいま見つけた(こちらに至急移す)。レジナルド・ヒルが大好きになってもう病気だと書いている。そのわりには全部を読むのが遅かった。いま新たに全作品を読むと決意したところ。実は最近読み出して年内に全巻読むと宣言している知り合いがいるので負けていられない(笑)。

このシリーズでは登場人物は年代よりもゆっくり年をとっていく。パスコー夫妻が結婚して娘のローズが生まれて成長していくが、まだ大人になっていない。現代の社会が引き起こす事件があって、ダルジール警視、パスコー主任警部、ウィールド部長刑事が動き、やがて若手の刑事たちが登場するが、中心になって事件にあたるのはこの3人である。
ダルジールとパスコーが出会う最初の作品「社交好きの女」からはじまって、パスコーとエリーが再会して結婚にいたり、エリーは子どもを育てながら作家として世に出る。ウィールドがゲイの警官であることで悩み、過ちもあったが立ち直り、そしてインテリでユーモアがわかる伴侶を見いだす。ダルジールもほんまにぴったりの伴侶を得る。爆弾で生死の間をさまようが彼女の尽力で生のほうへ戻ってきた。

本書ではウィールドが自分が泊めた若者が殺されて窮地に立つ。ゲイであることをダルジールに告白するとすでに知っていたとダルジールは答える。ダルジールはウィールドを守りきる。
芝居の演出家としてアイリーン・ジュンが出てくるが、彼女は「骨と沈黙」の重要人物アイリーン・チャンですね。

レキシーがパスコーにいった言葉。
【「詩とオペラ、ええそれはわたしも認めます。その二つがなければ、わたしは生きていけないわ。でも、もうずっと以前から、詩や音楽の背後に、隠蔽することのできない、避けることのできない、恐ろしい、醜悪なものが満ちあふれた世界があることを、わたしは知ってたわ」
「わたしにお金が必要ないのは、父と同じよ。自分にはお金が必要だと考えたことが、すんでに父を破滅させそうになった。お金が手に入りそうもないと悟ったことが、父を正道に戻したのよ」】
(秋津知子訳 ハヤカワポケットミステリ 1300円+税)

西山満さんの追悼コンサート「これからもJAZZでいこう!」

馬鹿は死んでも馬鹿のまま by 西山 満

去年の8月31日に亡くなられたジャズベーシスト西山満さんの追悼コンサートが本町のヴィアーレ大阪で行われた。
開演30分前に着いたらすでにたくさんのひとが集まっていて、西山さんの影響力を感じた。知っているひともちらほら、SUBで知り合った若手ミュージシャンたちが受付や案内をしていた。

演奏は日野皓正クインテットからはじまった。日野さんの新しく激しい音が響いた。次に竹田一彦さんのギターで鈴木道子さんと札幌から来られた玉川健一郎さんのボーカル。次々と11のバンドが演奏し、演奏の前にはそれぞれのミュージシャンから西山さんにまつわる思い出が語られた。
若いときに西山さんといっしょに活動していたひとや、弟子や孫のように可愛がられたひともいて、最高年齢は80歳のベーシスト鈴木勳さん(女装のような髪型と衣装がステキだった)、最低年齢は16歳のドラマー鬼束大我さん。

これからのSUBについての報告もあった。
西山さんが亡くなったとき、半年後のことは未定だったわけだが、テナーサックスの長谷川朗さんが店を引き継ぐことになった。すでに4月の演奏日程が決まり昼間の営業もあり、メニューも増えている。
わたしはジャズが好きといってもSUB以外のところにまで聞きに行く元気もないので、お店の存続はありがたい。20分で行ける近場で好きな音が聞けてラッキー。

人間の料理

男の料理ってよく聞くけど女の料理とはいわない。当たり前のことはいわないのだな。うちだって共同生活を40年ほどしているが、つい数年前までわたしが家事を担当していた。まあ自営業で直接の仕事はあっちがするからしかたなかった。それになんやかやいうても、家事ぐらいしてやりたい気持ちがある。これってナンギなもんです(笑)。

自分が食べたいものをつくりたいと最近は2食のうちの1食である昼食は相方がつくっている。そうそう、昨日の送別会に相方がつくった豆のサラダを持って行った。パーティの会話に話題を提供したのがよかった。そのとき側にいた女子2人と男子2人との会話で、どうも女子は手抜きオーケーちゃっちゃとやったらええやん、なのであった。わたしの料理の早さは半端じゃないもんね。段取りがうまいのさ。

明日は昼過ぎに出かけるため早めに起きて洗濯して早い昼ご飯を食べることになった。それで相方は明日の昼用のパスタのソースをつくっている。もう男の料理ではなくて人間の料理(笑)。

今夜はDJ HANDAさんの送別会だった

このごろこの年齢でこんなに元気でいいのかなってふと考える(笑)。
ほとんど毎日気持ちよく目が覚めて食欲はいっぱいあり、肩凝りと膝の痛みはあるものの病気とまではいかない。とはいうものの、この冬は寒くてなかなか夜になって出かけにくかった。だからといってしょげているわけでなく、読書とネットを友にして夜長を楽しんでいたけど。でも暖かくなったからもう少し出かけようかと思う。
ここ数年、クラブというものを相方が知り熱中している。60歳を超えているから集まっているひとたちからは父親か祖父か(笑)。外国では男女ともにこの年齢層がいるのは当たり前のことらしい。

相方が行くところへたまーに出かけたときは若者たちとおしゃべりするのが好き。
おととしのことだが、カウンターにいたDJのHさんと話したとき、ドイツのパノラマってクラブがのっているサイトを教えてもらった。わたしのほうは例によってサラ・パレツキーとシカゴの女性探偵ヴィクのことを話した。Hさんはすぐにヴィクシリーズを読んで、音楽のシカゴハウスと共感するものがあるとメールをくれた。
それから311があった。Hさんはサウンドデモの中心になって動いた。わたしもデモがあるたびに参加した。

そのHさんが長野県へ生活の拠点を移すことになって、今夜が送別会だった。たくさんの友人たちが集まってとてもいい会だった。
DJのKさんが横に座って話しかけてくれたのが最高にうれしかった。頑張って話した(笑)。女子たちともいろいろ話ができてよかった。
Hさんは、わたしらが帰るとき、お別れを言い抱き合ったときに、わたしたちとの大阪での出会いが大きな出来事のひとつだったと言ってくれた。

金星と木星が最接近

今朝「今週の日没後、西の空を見てみよう。肉眼で見える最も明るい2つの惑星、木星と金星がとても接近しているのが見える」というネットニュース記事を目にした。すでに昨日の夕方見たのだが、今日14日夜が一番接近するという。
カーテンを閉めるときに窓を開けて空を見るくせがあるので、おとといは偶然見ることができたというわけ。こっちから見て二つの星は1メートルくらい離れた感じ(笑)。今日は夕暮れを待っていて窓を開けたら輝いていた。昨日よりもより接近して70センチくらい離れていたが(笑)、昨日は高さが揃っていたが、今日はちょっと高低差があった。昨日のほうが美しかったかな。

西の地平線に沈むまで4時間とあったが、うちは向かう側のマンションのうしろへ沈むまで30分の宇宙ショーであった。
天文学者ゲザ・ギュク氏によると「今回の合は、沈む太陽から離れていて、空の高い位置に見えるという点で少し特別だ。火星も反対側の東の空にある」そうである。うちのような街中のマンションの窓から見ることができるなんて、ほんまに特別だよね。次は2013年5月28日で今週の合よりも3倍接近して見えるそうである。

レジナルド・ヒル最後の作品『午前零時のフーガ』を再読

去年の1月に読んで感想を書いている。
〈レジナルド・ヒル「午前零時のフーガ」がおもしろくて〉と〈レジナルド・ヒル「午前零時のフーガ」〉

1月12日にお亡くなりになって、本書が最後のダルジール警視シリーズになった。追悼読書を何冊かしたが最後の作品だからと取り出して読んだ。去年読んだときとは気がつかなかったヒルが死を意識していたような部分がある。巨悪のほうの手下で、頭がちょっと足りないが暴力的な兄と頭の切れる妹が出てくるのだが、妹のほうが脳腫瘍で余命が短いとわかっている。彼女は自分の死後の兄をなんとかしてやりたいと体を鞭打って動く。カツラをつけ薬を飲みながら動くが、大事なときに倒れることもある。

最後の大詰めになるところで、ダルジールとパスコーが話し合い、ダルジールが「・・・きみは来るのか、残るのか?」と問う。パスコーは夢から醒めた男のように首を振り、苦い、悲しげでさえある笑みを浮かべて承諾する。部下のシーモア刑事はそのふたりをじっと見守っている。
【「それから」と、のちにシーモアは聴衆をとりこにして語った。「二人は廊下を走っていった。パーティーに向かう大きな子供って感じでな!」】
この一節がシリーズからのふたりの退場場面のように思えた。作品の中ではまだ事件の大詰めがあって、最後は警官それぞれが揃っての大団円になるのだが。

311御堂筋デモに参加

いままで参加したデモは去年の4月から12月まで8回。
2011/4/16 大阪 原発いらん! 関西行動 集まろう!中之島 歩こう!御堂筋
2011/5/7 脱原発!! サウンドデモ 楽器を持ってデモに行こう
2011/6/5 原発卒業式+サウンドデモ
2011/6/11 脱原発デモ全国展開 大阪
2011/7/31 ANTI NUKES サウンドデモ!!
2011/9/11 原発ハヨトメロ!!デモin大阪
2011/11/20 大阪サウンドデモ
2012/12/11 原発いらん!女子デモ!? だれデモ!@大阪

今回の311御堂筋デモ参加は9回目で今年最初。かなり間があいたので新鮮な気持ちで出かけた。去年ツイッターで知り合った「おかんとおとんの原発いらん宣言」のNさんと一度会いたいねと言っていたのが実現するのも楽しみ。Nさんは11時に中之島でビラまきをして3時に関電前に行くとのことだ。少しでも早いほうがいいなと、12時ごろに中之島へ。すでにひとでいっぱいだったがオレンジ色のパーカだから見つけやすかった。瓦礫受け入れ反対の署名を集めてはった手を止めてもらってしばしおしゃべりした。

だんだんひとが増えてきた。元気な中高年が多い。
階段脇に座って隣の女性となんとなく話しだしたら釜ヶ崎共闘のひとで、男と同じように仕事してるでと言ってた。また会いましょうと両手を握り合って別れた。
前を通って挨拶していったのは昔のVFC会員だ。元気そう。
メインステージではずっとライブをやっている。しゃべってばかりであんまり聞いていなかったが最後のほうのヒップホップがよかった。そのあとがリレートーク。短い時間の中に言いたいことを詰めて話す緊迫感がいい。
女子デモのときにDJをしたEちゃんが24日のデモのフライヤーを配っていた。
そばにFくんを発見。彼もツイッター&デモで知り合った。今日もいっしょに歩いた。
全体の司会をしたTさん。ほんまに大変な世話役を黙々と続けているのには頭が下がる。去年の5月に湊町の光合祭ではじめて会ったときにたしか最初のデモのフライヤーをもらったように記憶している。それから全部のデモに関わっているもんね。ほんまにお疲れさまです。

デモに出発するとき雨が降ってきたがたいしたことがなくてよかった。わたしはサウンドデモのドラム隊のうしろについた。歩き出す前からドラムのリズムを刻んでいたのが歩くとすごくいいテンポ。デモ隊の最後尾だったので、信号のところにくると早く渡れと後ろから警官にせかされる。「早くお願いします」と言葉は柔らかだったが。前を見るとサウンドカーグループと分断されていた。
御堂筋を難波へ出てなんば元町中公園というコースだが、わたしは心斎橋で離脱して帰ってきた。

ダルジール警視シリーズを揃えようと思う

レジナルド・ヒルさんがお亡くなりになってから以前に増してダルジール警視シリーズに惹かれている。最初は図書館で借りて読んでいたが、いつのまにか買うようになった。それでもそんなに熱心ではなく読んでしまえば人に貸してそのままになったりで、あまり持っていることに執心してなかった。それに途中から読み出しているから全作品を把握していない。ジュンク堂で見かけてまだ読んでなかったと喜んで買ったり、前後もばらばらだった。
ここにきて揃えようかなという気持ちになり、いまアマゾンの古本で「幻の森」「子供の悪戯」「死者との対話」を注文した。ポケミス1冊分のお金で3冊買えてうれしい。
とにかくなにを読んでいてなにを読んでないかわからないというありさまだ(笑)。在庫本を出してなにがないかよく調べねば。全部読んでいると思うのだが9割かもしれない。