今年の確定申告締め切りは4月16日

コロナ騒ぎで確定申告の締め切り日が1ヶ月伸びたとネットニュースでいってたけど、記憶があいまいなので検索したら「確定申告期間と確定報告の方法について」が出てきた。確定申告期間は2月17日から4月16日である。3月16日とばかり思っていて、今日明日でやって3月16日に届くように送ろうと思っていたので、やれやれである。

毎年締め切り日近くになるとばたばたして締め切り日の前日に着くくらいに申告している。締め切り日が4月に伸びたら、4月になるまでおいておくかもしれん笑

いまはパソコンでやっているけど、数年前までは手書きで申告書を作成して税務署まで持っていってた。西税務署に提出してぶらぶらと歩いて九条商店街を通ってコーヒーを飲んで本屋をのぞいて帰った。木津川にかかる大渉橋を渡って行き、帰りは松島橋を渡って帰るのも楽しみだった。
リハビリの功あっていつか早歩きできるようになったら、橋を渡って散歩したい。西区橋巡りなんてええんとちゃうかな。

かぼちゃのほうとう(わたしの戦争体験記 79)

「うまいものはかぼちゃのほうとう」は母の口ぐせだったが、そのわりに我が家は「おほうとう」は食べてなかった。母自身が若い時に食べ過ぎてもう食べたくなかったのかも。
昨夜ふと、今年はおほうとうを食べてへんなあと言い出したら「かぼちゃがあるし、明日してやる」との返事。「豚肉も入れてかぼちゃだけでなく野菜たっぷりのうどんにしてやる」そうで、今夜これからつくるので楽しみだ。

昔は山梨県ではみんな「おほうとう」を食べていたようで、山梨県出身のパンクミュージシャンと話していて笑ったことがあった。もうだいぶん昔の話で、わたしよりは10年くらい若いとしてもいいお年になっているだろう。話したときだって「いまはおほうとうといっても若者に通じないよ」といってた。

そういえば、東京の友達が「おほうとうセット」をおみやげに買ってきてくれたことがあった。太い半生のうどんで出汁のパックも入っていてけっこう高価そうだったが、うちで普通に作るうどんのほうがうまいと思った。

わたしは太平洋戦争というと「疎開」と「おほうとう」と「吸血虫 ブユ」を思い出す。「空腹」とともにきれいな「湧水」と「桑の実」も。いまは湧水を手ですくって飲むなんてしないだろうし、桑の実だって洗ってから食べるだろう。桑の木が道端で伸びている風景ももうないだろう。

デイケア二度目体験

朝から天気が良く暖かくて春のよう。見学に行った介護施設は今日は暖房を入れてないというのに暖かい。でも「足元が冷えるから膝掛けを持ってきたほうがよろしいよ」と先輩が教えてくれた。前に座る2人とも膝掛けで足をくるんでる。もしここでお世話になるなら、膝掛けは必須のようだ。

先週見学に行ったところは下町っぽくて共感するところがあり楽しかったが、今日はちょっと山手風というか品が良い感じ。どっちにするか考えるところだ。
廊下に出たら介護士さんが横に来て「スギヤさんのダンナさんは年下やろ」といった。「ふん、そうやけど」「いくつ下?」「さてね」「うちは3つ下」わたし「もっと下や」までいって止めておいた。いうたら施設や病院中に広がってしまう。広がってもかまわんけど笑。まあ、わたしを見て年下の夫がいると睨んだのはえらい笑。

昼食後一休み後に体操。グーチョキパーを利用しててきぱきとした体操に引きづられて熱心にやった。パソコン肩に効きそうだ。30分てけっこう疲れる。
その後は言葉遊びでけっこう頭を使った。脳の活性化に役立ちそう。
3時になり見学者はそこまでで、係員さんと運転手さんとともに出口へ出た。席を立ったら先輩たちが「待ってるよ」「月曜日にね」と声をかけてくれた。う〜ん、こっちに傾きかけている。
さて、どっちにしよう。2箇所ともに個性があって楽しい。

コロナどうしよう

毎日起きたらいちばんにYahooニュースの「新型コロナウイルス感染症まとめ」を読んで最新情報をもらっている。その他にもいろんな最新ニュースと注意情報を得ているが、もとがはっきりしないのだからしょうがない。でも、最新知識を持つことは最大の防御かもしれないなとせっせと情報収集に励んでいる。

流行のはじめのころに「新型コロナウイルスへの対処は簡単で、1 お日さんをよく浴びる、2 栄養をきっちり摂る、3 よく眠る、の3つを実践したらよいとのこと。」と解説記事なんかを読んで書いた。これは今も実践中だ。
それにしても、高齢者がかかりやすいというのはどうしようもない。高齢者ばりばりにつき(笑)。この2年間は足が悪いために外食がうんと少なくなったし、ライブなども行かなくなった。相方の足手まといになるから夜遊びには出ていない。いまの心配は清潔な生活をおくり過ぎてちょっと出たときに吸った空気が「悪さをしたらどないしょう」である。

栄養と甘いもの(これは余分だけど)はきっちり食べていて、きちんと快便。ベッドに入ったらバタンキューだし、毎日日当たりの良い窓辺でお日さん浴びて読書してる。まあ静かに暮らしていよう。

久しぶりにビール!

近頃は「要支援1」の用事が多く、うちとしては朝ゆっくり寝ていられない。目覚ましをセットして寝ているが、たいてい目覚ましが鳴る前に目が覚めている。今日は土曜日だからじゅうぶん寝てお昼前に目が覚めた。
腰湯してマッサージしてからだをていねいに洗い、出てからはアロママッサージ。ふくらはぎをていねいにもんだりこすったりした。ふくらはぎは触るとひんやりしているので手をかけなあかん。

お昼ご飯を食べてからテーブルに向かって本を読んでいると眠気がきた。午後の暖かい日差しの中でうつらうつら。せっかく村上春樹『アンダーグラウンド』が興味深いのに、眠気を優先してしまった(笑)。

4時ごろに洗濯物を干していたらだんだん寒くなってきた。ベランダが猛烈に冷える。ばたばたして片付けていると雨が降ってきた。慌てて天気予報を見たら今夜から明日の昼ごろまで雨が降るようだ。干した洗濯物をまた内側に移してお茶にしようとしたら、ちょうど買い物から帰った相方がケーキを買ってきたとコーヒーを淹れてくれた。

晩ご飯はまずビールで焼き鳥と刻みキャベツ、ご飯と味噌汁とアジの塩焼きと漬物、番茶。久しぶりのビールがやたらとうまかった。

コーヒーもハーブティも

昼ごはんはサラダとパスタと茹で卵と紅茶だった。
2時にケアマネさんと業者の若者が来て、部屋に手すりをつけるために寸法を測ったり、つける壁の強度をみてくれたりした。
介護保険の「要支援1」でできることをしてもらうことにして申し込んだのが実現することになった。これでわたしは生活がしやすくなる。長いこと介護保険料を払ってきた甲斐があった。思いつくのがちょっと遅くなったが、まあいままで介護保険の助けなしでやってこられたのを良しとしよう。

来週もう一件デイケアの見学に行って、昨日行ったところとどちらかを選ぶ。デイサービスは多いがデイケアは少ないそうで、行きたいときに空きがあってよかった。来週にはお世話になるところを決めて週に一度通うことになる。

リハビリというと大きな病気をした人のすることかと思っていたが、高齢者もリハビリで元気だった自分に近づくようにがんばるものだと最近になってわかった。

買い物に行ってきた相方が甘いおやつを買ってきてコーヒーを淹れてくれた。一杯飲んで次は最近凝っているハーブティにした。どっちもうまかった。

デイケア初体験

この2年間は体調が思わしくないのでなにかせねばとは思ってはいた。でも腰が上がらずぐずぐずしていたら夫が区役所へ行って手続きの最初をしてきてくれた。年末に申し込んだのが調査員が来たのが1月末で、それからまた待っているうちに2月になり、それからはずんずんと話が進んだ。
デイケアとデイサービスとがあるということも、なにをするところかも知らずにことは始まったが、いまは人に解説するほどよく知っている(笑)。

今日はデイケアの体験コースに行ってきた。午前中にうちの前までバスが迎えにきてくれて施設まで直行。
着くとすぐにお風呂に入れてくれた。ほんまに入れてくれるのである。脱いでから体と髪を洗ってくれる、出たら拭く、髪を乾かす、下着と服を着る、靴下と靴を履くまですべてがたくさんのスタッフの手によりさっさと進んでいく。

広間のテーブルに席を決めてもらって、前と横の人に挨拶してお茶を飲む。スタッフがやってきて話しかけてくれるのに返事したり。
すぐに昼食。今日のメニューは、ごはんと山菜蕎麦、鶏肉と白菜の煮物、果物の甘煮。食べたら、スタッフが写真雑誌を持ってきてくれた。隣の人に写真誌の皇族方についてあれこれ話を聞いた。
そうそう、ご飯の前にみんなで体操をした。

休憩が終わって、また体操、そしてクイズとゲームと歌。スタッフの熱意に応える高齢者たちが爽やか。広い部屋の反対部分ではケアスタッフによる治療が行われている。ちょうど見えるところに座っていたのでじっと眺めていた。一人ずつ呼ばれて治療を受けるのだがいろんな病いの人がいる。ほんと勉強になりました。わたしも最後のほうで呼ばれてひざを診てもらったが触り方が気持ち良かった。

大阪大空襲から75年

1945年の大阪大空襲から75年経つのか。さっき妹から電話があって大空襲のことを知りたくて本を買ったという。小山仁示さんの『大阪大空襲』と聞いて「小山さんご夫婦知ってるがな、昔は奥さんとよく遊んでた」と大声が出た。妹はびっくり。

妹は大阪生まれだけど大阪大空襲を知らない。二番目の姉に背負われて爆撃の中を逃げ惑っていたのも覚えていない。それでも毎年3月になると思い出して電話してくる。今年は本を買ったとうれしそう。本の著者を聞いたら小山仁示さんというので、「ご夫婦とも亡くなったけど友達やったよ」といったらびっくりしていた。若いとき奥さんの節子さんにお世話になった。わたしがボーッとしているとあれこれ世話をやいてくれた。まあ子分のようなものでお二人の結婚式では来客受付をした。でもいつのまにか別々の方向に進んで、お会いすることもなくなった。
節子さんはお子さんを残して早く亡くなられたが、わたしはそのことを知らず、小山さんの講演会で声をかけて何時間か話したときに伝えてくださった。

そのとき以来、小山さんにお会いしていなかったが、新聞で訃報を読んで、わたしの時代の人が減っていくのを実感してさびしくなった。あの講演会のあとのコーヒーが最後だった。

蕎麦屋風ごはん ハーブティつき

今日の晩ご飯はお酒なしでカンタンなものだった。親子丼と素蕎麦で漬物さえなし。ただし親子丼は鶏肉たくさん玉ねぎとねぎと卵たっぷり。蕎麦はしっかりとった出汁の蕎麦に薬味のネギたっぷり。これはうまいと叫びつつ食べた。
たまにこんな晩ご飯もええな。最後は番茶にビスケット1枚ずつ。

近所の蕎麦屋さんに行ってプロの味を食べるのはもちろん好きだが、家でこうして食べるのもええもんだ。寒いから家で熱いものを食べるのがいい。作る人さえ嫌がらなければ。

片付けが簡単なのもいい。うちは皿小鉢をいろいろ使うので、今日みたいだと後片付けがラクでありがたい。
これからハーブティを淹れてくれるそうだ。チョコがすこし残っている。

医院のテレビでコロナ情報を得た

今日は朝から腰湯してアロママッサージをしてから洗濯してご飯を食べた。片付けて医者へ行こうとなったのはもう3時過ぎ。高齢者生活を満喫している。
いままで何度も書いているけど、うちは新聞とってないしテレビがない。もっぱら情報はネットからもらっている。義兄が亡くなった12年前から毎週木曜日に姉の家に通っていたから、週に一度は新聞を読んでいい記事があると切り取ってもらい、しゃべりながらテレビを見ていた。古い連続警察ドラマなんぞの話ならお相手できるが、もうそろそろそれらもお蔵入りかな。

この2年間は整形外科の待合室でじっと大阪のテレビ局の放映を見ている。他の人が見たら「よっぽどテレビが好きなんやな」と思われるだろう(笑)。
今日は行くなり「コロナニュース」をやっており、大阪のライブハウスが映っていた。じっと真剣に見ていましたよ、わたし。ただ今日はいつもより待っている人が少なく、あんまり見られなかった。診療が終わってから調剤薬局へ行ったときに続きを見た。いかにも大阪という場の出来事を大阪っぽい報道ぶりでやっていた。

整形外科では今日はこちらから申し出てひざの水を抜いてもらった。この前、長時間車椅子で座っていたのがあかんかったようで、ひざが腫れて水がたくさん溜まってしまった。「これからは気をつけます。すみません、よろしく」とあたまを下げたら、こんなに溜まっとったと注射器を見せてくれた。アロママッサージの話をしたら「結果を報告してや」とのこと。面白がられてる。