ひとりごはんで読書

夕方から西梅田へ出てジュンク堂へ。おしゃれで広いという茶屋町のジュンク堂へ行ってみたいのだが、西梅田の駅から地下街を通っていける大阪本店が便利で気心がしれているという感じ。
木村二郎さんの私立探偵ジョー・ヴェニスものが掲載されている「ミステリーズ!」4月号、「週刊金曜日」、去年買い忘れていた修道女フィデルマ・シリーズの短編集「フィデルマの洞察」(ピーター・トレメイン)、ヴィク・ファン・クラブの会報で紹介のあった修道士カドフェルのシリーズの第1作「聖女の遺骨求む」(エリス・ピータース、会報で紹介された「秘跡 」がなかったのでシリーズ最初の作品にした)を買った。有名な修道士カドフェルのシリーズを読んだことがなかったのでちょっとためらったが(笑)。もしよかったらどないしょう。21册もあるから困るわ。

それからシャーロック・ホームズへ行ってのんびりとギネスとサンドイッチとソーセージ料理、そしてナッツとコーヒーでひとりごはん。昨日から読み出したメアリ・バログ「婚礼は別れのために」をのんびり読みながら。家で2時間も連続で本を読むことはないからすごく読書した気分になった。1冊をほとんど読み終わって帰宅した。

「夜の真義を」のタイトルを間違えてた件

3.11以後はどうにも落ち着きがなくていけない。ツイッターの書き込みが多い上に、記事やブログへの引用が多いしユースト等へのリンクも多い。いままで読んでいない週刊誌も買っている。東北へ思いをはせたり、原発の知識も得たいしと、ピンク色の脳細胞は大忙しである。
前置きをながながと書いたけど、こんな失敗してしまった言い訳です。

3月の30日、31日、4月1日の3日にわたって、マイケル・コックス「夜の真義を」の感想を書いた。数日前にふと気がついたのだが、みんな「夜の信義を」になっていたぁぁぁぁ
本のタイトルを間違えてしまったらいかん。慌てて直してほっとしたのだが、その数日後にこの本を翻訳された越前敏弥さんがツイッターで、「真義」を間違っている人が多いと書いておられた。いろんな「しんぎ」があるが、ブログに「夜の信義を」と書いた人がいるとあった。こりゃわたしのことだ!と「すみません、すでに直してあります」とRTした。そしたらちゃんと返事をツイートしてくださった。最後には「この作品の魅力をたっぷり伝えてくださって感謝します。」と書いてくださりリンクもしてくださって感激。

ほんまに気をつけなあかんと思ったのであった。ところが昨日も誤変換してた。ドラムの弦牧さんを最初は「鶴巻」としてすぐに直したはいいが「弦巻」に。そしてようやく「弦牧」に。ああ、カッコわるぅ。ごめんね。

山田真『子どもに薬を飲ませる前に読む本』

本書を著者からいただいた。話が具体的で読みやすい。うちには子どもがいないけど、子どものいる人にぜひ薦めようと思う。そして子どもの薬の話だけど大人が自身のために読んでも役に立つので大人にも薦めよう。薬についての基礎知識が得られるし、症状にたいしてどうしたらいいかもわかる。

「ペニシリン系の薬の話」という項目のところに、
【最近は「近代医療ぎらい」の人も増えて、そういう人の多くは特に抗生物質と副腎皮質ホルモンを嫌います。近代医療がいろいろな問題点を持っていることは確かですし、薬の乱用も目に余るものはあります。しかし、たとえば抗生物質のない時代には(以下略)】
ここで笑ってしまったが、わたしも「近代医療ぎらい」に入るなぁ。

わたしはいま薬をほとんど飲まないが、20代のころは薬を飲むのが好きだった。ひどい偏頭痛もちだったし生理痛から頭痛になるし、薬箱にはセデスを欠かせなかった。いつのころからか偏頭痛が起きたらじっと寝ていれば治るとわかって薬を飲むのをやめ、更年期後は偏頭痛とも縁が切れた。それ以来頭痛というのを知らない。
眠れないといって睡眠薬を飲んでいる人が多いけど、わたしは眠くなるまで本を読んでいて目が引っ付いてきたらバタンキューでよっぽどのことがないと朝まで目が覚めない。
熱が出るということもない。でもものすごく健康かといえばそんなことはない。目は悪くなる一方だし、膝が悪いから長時間立っていられないし老化は進んでいる。どうせなら上手に老化したいと思う今日このごろ。

本の紹介を書くのに、自分のことばかり書いてしまった。引用したりこういう内容だと書くには、薬の話だから間違ったらいけないと思うので。
とてもおしゃれな表紙で本文も読みやすく、電車の中やカフェで開くのが楽しかった。
(講談社 健康ライブラリースペシャル 1300円+税)

バイロン卿の娘エイダ

図書館でマーク・フローエンフェルダーの著作「THE COMPUTER」という大型本を借りてきた。コンピュータの歴史や人物に関する本だけど、最初は計算ということからはじまっている。世界最古の集計システムはチェコで発見された骨で、人為的に刻まれた数に関する痕跡の一番古いものだとか。
それからいろいろな人の肖像画と実績が記されているが、知っている名前はパスカルくらいだ。
めくっていくと美しい女性の肖像画に出くわす。詩人バイロンの娘、エイダ・バイロン・ラブレイス(1815〜1852)である。バイロンは有名な与謝野鉄幹の歌「ああ、われ、ダンテの奇才なく、バイロン、ハイネの熱なくも・・・」のバイロンである。その娘さんがなんでコンピュータの本にあるのか。

エイダは一歳のとき母に連れられて家を出た。エイダがバイロン卿に影響を受けて詩人になるのを恐れたためだ。母は自分の妹に頼んでエイダに数学と科学を教え込ませる。成長したエイダはイタリアの数学者の論文を英訳し、それに彼女自身が長い注釈を書いて発表した。この注釈のために彼女は「世界最初のプログラマ」という栄誉を受けているそうな。彼女はバベッジ(数学者で発明家)の装置が完成した暁には、コンピュータが家電品と同様に一般家庭の必須品となることが当然であると予見していた。プログラム用語の一つ、Ade(エイダ)は彼女にちなんだものなんだって。ひぇーっ。(ハント・ヴェルク訳 トランスワールドジャパン 6500円+税)